2004年11月17日

「末代皇帝」後記

昨夜はまっとうなことだけ書いたんですが、(それも私の感想ではありますが)「末代皇帝」で一番おもしろいとこは、やはり紫禁城、天津、満州国までの享楽と苦悩の葛藤です。その後の新国家での浄化は物語としてまとまっていくなとは思いますが。 




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末代皇帝の最後

とうとう最後の27・28話をむかえました。ネタバレです。どうぞ。

「自白には寛大な処置を」ということで戦犯たちは自らの罪を語りだしますが、溥儀はなかなか踏ん切りがつきません。お付きの者から「自ら隠し持った宝を差し出してはどうですか」という手紙での忠告ももみ消してしまいます。政府から役人が訪れて溥儀の話を聞こうとしますが、溥儀は反省したそぶりを見せるだけでまだ全てを告白することはできません。特に東北地方へ逃げ延びた経緯は日本人から無理やり連行されたといい続けます。政府の役人はただ「今、かつての溥儀と今からの溥儀が心の中で戦っているのだ、つらいだろうががんばれ」と言い渡します。溥儀はあまりの心の葛藤に倒れてしまいます。

その時溥儀に刺繍入りのシャツを渡して朝鮮戦争に行った韓さんの戦死を知らされ溥儀はついに所長に自分の宝物を差し出します。「宝を隠してたと知られたら処刑されると恐れてました」という。所長は「これで重荷が下りたろう。この宝は預かっておくよ」

そんな中、他のものたちは家族との面会を許され始めます。溥儀も分かれた最後の妻、玉琴を懐かしく思い出します。その姿を見て所長さんは玉琴の住所を調べだし、溥儀との面会をはかります。ところがやっとであえた玉琴なのに溥儀は自分のことばかりを話し大変な思いをして生きてきた彼女のことを思いやろうということを考え付きもしません。傷ついた玉琴は離婚を求めます。溥儀は面くらい思い直して欲しいと頼みますが折れない玉琴にやっと自分がいかに勝手だったかを悟って離婚を認めます。

所内でお芝居が演じられます。溥儀は変装させられ「私は惨めだ」というせりふを与えられます。ところが自分の番になっても何も言いません。「惨めだ、と言えよ」促されると「私は惨めじゃない。幼い頃無理やり皇帝にさせられ、満州では傀儡皇帝にさせられて幸せだったことはない。今、私は真人間になれた。何で惨めだろうか?」

その後溥儀たちは中国のいろいろな場所を見学します。日本軍に惨殺された村のことも知ります。騙されて村中の人が撃ち殺されたのです。ひどいことです。ほんとに悲しいことです。

そして特赦が出され、溥儀は三歳で皇帝にさせられてから紫禁城に閉じ込められ、天津に閉じ込められ、満州に閉じ込められ、シベリアまた中国に戻っても塀の中に閉じ込められ、やっと本当に外に出られたのでした。

溥儀は周恩来首相とも会い、自分が本当に国民になったと自覚します。そして植物園で働くよう勧められます。

最後に溥儀は故宮博物館に出かけます。そして子供たちに「なぜ皇帝がすわってないの?」と聞かれます。溥儀は「人民が国の主人公になったからだよ」と答えました。

溥儀の長いそして自分からは別に何もしてないお話は終わりです。ほんとに何もしてない人です。そして何もできない人です。なんだか、ある種の男性像(女性もいるかもしれませんが)と重なる気もしますね。(自分の身の回りのことを一切しないとか、女性を道具のように思ってるとか)そういう人が自分が間違ってるとか女性に優しくしなきゃいけないとか突然反省することはかえってないのかもしれません。溥儀の場合は規模がでかいので国家ぐるみで改造させられたわけですが。溥儀さんに関して言えばやっぱり幸せになれたんでしょうね。皇帝であった時はまったく心休まる時がなかったわけですから。人間の幸福ってやっぱり世界征服みたいなんじゃなくて小さいものなんだろうな、と思います。しかし、生命力の強かったかたでした。参った、ってことがないんですから。ある意味オ・デスなみですよ。

 

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2004年11月15日

人間改革

お待たせしました、溥儀ファンの皆様(いないって)ついに最後のDVDになってしまいました。しかも最後のこれには3話しか入っていません。うう、残りわずかです。では、参りましょうか。えー、ネタバレです。

第26話。溥儀は相変わらず一人ではズボンもはけません。お付きの者と離された溥儀は同部屋の者たちから「日直は掃除をしろ」といわれ、簡易トイレ(つーか、桶)を運ぶように言われます。生まれて初めてそんなことをしようとしますが、重くてもたもたしてると、看守の韓さんに「他のもの、かわってやれ」と助けられます。喜んで万年筆を授けようとする溥儀に韓さんは「お前はもう皇帝ではない。普通の人間になれ」と言い放ち、お礼を受け取ろうとはしません。がーんとする溥儀。ここでは、皇帝も家来もない。みな平等なのだという教育をされるのです。またもや明るい看守さんたちにより溥儀たち戦犯が次第に立派な国民になっていく様子が表されます。シャツを洗うのに水を出しっぱなしにした溥儀は看守さんに怒られ、「自分は役立たずだ」と泣きます。そしていつも家来扱いにしていた溥傑を「弟よ」と呼びます。 
1950年戦犯管理所が撫順からハルビンに移され、また朝鮮戦争に赴く韓さんが、別れに溥儀に星マークを刺繍したシャツを贈ります。感激する溥儀でした。
ここまではすっかり真人間になったような溥儀でしたが、おや、ハルビンに移ってまたお付きのモノたちと同じ牢に寝かされた溥儀。急に「共産主義者は私を処刑するだろう。後継者を決める」と言い出します。あれれ、平等の精神はどこへ。
そして、側近の一人を指名し「小瑞を後継者とする」真夜中、見張りの看守が見回る中、おびえながら、牢屋の中で皇位継承の儀式を受ける可哀相な小瑞さん。薄い布団の上で叩頭させられます。けっこう笑えます。
しかし真人間に教育されたといっても結局先祖から伝わる伝統の草の入ったつぼやお宝を看守さんたちにわたしてはいない溥儀。まだ後継者の心配をしてる溥儀。なかなか、人間改革は難しいようです。がんばれ、看守さんたち。
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2004年11月08日

溥儀さん、中国へ帰る

ネタバレです。

のんびりしたシベリア生活(シベリアと聞いただけで怖いイメージがあったのですが?)も4年たち、1950年、溥儀ら捕虜は中国へ送還されることになる。「銃殺される」と嘆く皆。ここでも溥儀は執念深くソ連に残れるように画策するが結局、列車にて送還。皇帝だった人が皆のものと一緒の座席で座ったまま睡眠をとる。終始、処刑を恐れる溥儀だが、下車を指示された駅ではただ食事をとるためだった。
この辺から、急にドラマの雰囲気が変わってしまう。これまでは最後の皇帝を哀れむ調子が強かったのだが、突然現代中国の様相を呈していく。その辺、書きづらいのでどんな風なのか知りたい方は見てください。DISCASでレンタルできます。「ラストエンペラー」(5)、24・25話です。とにかく明るい解放軍の方たちが出てきます。溥儀たちは古い慣習にとらわれた惨めな存在です。
清と言う大国の皇帝はいまや981番とよばれてます。かつての恨みで食事には灰が混ぜ込まれます。しかし、どうされても溥儀は相変わらず人にかしずかれ服を着せてもらい、食事を運んでもらわないと一人では何もできないのです。
ドラマの演出が急に大仰になって、不自然なのですが、現代に近づいてどうしてもこういう話を織り交ぜないとドラマが作れなかったのかもしれませんね。
しかし平均年齢高いな。
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2004年11月07日

溥儀さん、出廷する

22・23話となり、物語は殆ど世界の歴史。話も難しいし、どこまで書いていいものかも私にはよく判りません。もし不適切な表現がありましたら、すぐ削除いたします。
ネタバレです。ご注意ください。

日本の戦況が危ぶまれ、吉岡たちは溥儀に援助を要求する。それは満州国民から搾取せよと言うことだった。いつもながら、不快に感じながらも結局サインをする溥儀。
しかし日本が戦争に負けると言うことは溥儀自身が帝位を退くということ。逆らえるわけがないのだった。
不安でいらだっている時、なんと召使の男が、溥儀の玉座で居眠りをしていた。「馬鹿にするか!」と激怒する溥儀。兵士たちに男を叩かせる。が、なんと男は死んでしまう。「殺せとは言ってない」身勝手な溥儀の言葉「罰として自分の手を叩け」
天皇陛下の玉音放送により、日本の敗戦が明らかになる。
溥儀は、玉琴に「吉岡が私を殺しに来る」と言って、わずかな物音にも逃げおびえる。吉岡はやってくるが告げたのは「お逃げください」と言う言葉だった。
溥儀は妻たちを残し、一人日本へ逃げるため飛行機に乗る。だが瀋陽にて、ソ連軍につかまり捕虜となる。この時、一緒にいた吉岡さん、切腹にて自害。溥儀は1945年から5年間、シベリア抑留生活を送る。

1946年。
ハバロフスク収容所。溥儀さんが、陳道明から朱旭に変わる。収容所でも溥儀は皆から「皇帝」とあがめられている。溥潔さんもいますよ。
が、ある日ソ連軍のニコライビッチ中佐と言う人が訪れ、溥儀に「東京での極東国際軍事会議での承認を要請されている」と伝える。裁判と聞いておののく溥儀。また周りの者たちも「陛下が中国に引き渡されたら我々はどうなるんだ」と嘆く。
が、やはり溥儀は出廷する。東條英機・土肥原賢二・板垣征四郎らの戦争犯罪を告発した。そうして、自分がいかに日本軍に脅迫され、なりたくもないのに満州の皇帝にさせられたか、また皇帝となっても何の自由も権限もなく、宗教までも変えさせられ、それは日本軍が世界を日本の宗教に変えさせるための溥儀を使った実験だったと訴える。溥儀の一言一言に大いに沸く法廷。やがて弁護人は溥儀が南次郎に送った手紙と言うのをだしてくる。若い頃の溥儀の姿が映り、確かに部下に書かせ自ら判を押したものだった。が、溥儀は「それは偽物で、自分はまったく知らない」と言い張るのみだった。
1ヶ月以上の出廷を終え、溥儀はやっとシベリアへ戻る。かしずくものたちにでむかえられやっと笑顔をみせるのだった。 

断固として自分の非は認めない溥儀さんです。保身能力はすごくありますね。吉岡さんに日本軍の神風特攻隊の様子を映写機でみせられ、すごく戸惑います。みずからてきにぶつかり死んでしまうなんて、溥儀さんには理解し難いのでしょう。「日本軍は絶対負けないぞ」(この言葉ってよく中国のドラマで言えたなあ)と言ったとしてもそれは自分が皇帝で亡くなってしまうからだし。また裁判の時に「偉大なる孫文先生がひきいる国民党が腐敗した清朝政府を倒しました」とかいって、すごい。すごすぎ。したたかさでは、誰にも負けませんね。さてさらに溥儀さん、どうなっていくのでしょうか?
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2004年11月06日

風邪をこじらせながらも「末代皇帝」

風邪を引いてしまった。かなりだるいのだが、やってきた「末代皇帝」21話に取り掛かる。ネタバレです、ご用心を。

またかなりつらい話だ。かわいらしい第3夫人、玉齢を溥儀はとてもかわいがっているのだが、なんと吉岡はこの愛らしい少女を医者に命じて毒殺してしまうのだ。悲しみに沈む溥儀に吉岡は早くも次の夫人は日本女性をと言って写真をみせる。戸惑う溥儀。
しかもそんな溥儀の目の前で関東軍は共産主義者たちを処刑する。共産主義とはいえ中国人の銃殺を目の当たりにされる溥儀。溥儀は吉岡が愛する玉齢をも殺したと察する。そしてスパイを溥儀の寝室に送り込もうとしていると考える。日本人妻を断られた吉岡は「満州人ならどうです」と言って再び女子学生の写真を持ってくる。溥儀はその中の一人を選ぶ。まだ15歳の少女(残念ながら女優さんはとてもその年の人ではないようだ。後々まで出てくるからなんだろうか?)選ばれた李玉琴はまったく何もわからないような少女で、最初吉岡のスパイでは?と疑った溥儀も勘違いだったようだと受け入れる。そして自ら先祖の祭壇の前で玉琴との結婚の報告をする。しかしその様子にすっかりおびえる玉琴。

吉岡の罠にますますがんじがらめになっていく溥儀、一体どうなるのでしょうか?
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2004年11月04日

ベルトリッチ「ラストエンペラー」後半

ベルトリッチ「ラストエンペラー」後半です。ネタバレですのでよろしくお願いします。

後半、続けるのが難しいです。昨日の話の後、溥儀が二人の奥さんとベッドインするとことか公衆の中で溥儀がラブソングを歌うとか興味を引くようなエピソードで、まずは溥儀の奔放な生活を見せといて、関東軍による満州国の傀儡皇帝の悲劇とかその後再び
皇帝の名を剥奪され日本人に味方した罪で囚人となる悲惨さをより際立たせているわけですね。
悪いわけじゃなく、その辺よくできていると思います。へんな興味本位の前半より
人間らしい苦しみを抱いてる後半の方がよく描けていると思います。でも中国版ドラマの方は前半の方もまた悲しかったし面白かったんですけどね。ドラマはこれから後半見るのでその辺も楽しみです。

しかし、ベルトリッチ「ラストエンペラー」ではなんといっても坂本龍一教授が(日本人の)みんなの話題でしたよね。こうやって見てもかっこいいです。しかし甘粕さんが片腕だったというのも、覚えてませんでした。今のとこ出てきてないと思うのでその辺も見てみたいけどでてこないのかな。ドラマで大活躍の吉岡さんは(あっちではかっこよかったのに)映画の方では冴えない感じでした。
映画の終わり方が特に寂しくてよかったと思います。
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2004年11月03日

ベルトリッチ「ラストエンペラー」

DISCASから届いたのは、ベルトリッチの「ラストエンペラー」です。
何回か見たはずなんですが、まったく覚えてない。覚えてんのは、溥儀が皇帝の威厳を示すために宦官に、「墨を飲め」といったとこだけ。
で、見てるんですが(例によって半分)これは、難しいね。わたくし、ドラマ「末代皇帝」で懇切丁寧に説明を受けてたからわかるけど、いきなりこれ見て、中国の歴史知らなかったら、説明がまったくないんで、なんのことやら、です。多分以前見たとき、全然解んなくて覚えてないんですね(笑)細かい違いを言ったら限りないし、長いドラマと2時間ちょっとにまとめた映画を比べるのはあんまりですが、ドラマの中で閉じ込められた溥儀の悲しみや焦燥感というものはとても強く感じられたのに映画ではそういう感情が薄いのですね。また、ドラマで3歳の溥儀の即位式の時、ぐずる溥儀に父親である醇親王が「もうじき終わりますから」と慰めると、「なんて不吉なことを言う父親だ!」というナレーションが入って面白いんですが、映画ではさらっと若い宦官(?)がいうだけで、流れていく。皆さんこれで察するほど頭がいいんですかな。(いや、あんただけだよわかんないのは)
後、皇后がジョアン・チェンなんですけど、いくらモダンて言ってもイメージ違いすぎ。ドラマでは溥儀が「一緒に外国へ行こう!」と言うとおびえて「私は城の中で皇帝に仕えます」と答えて溥儀に疎まれるのに、映画ではすぐ真っ赤な天蓋つきベッドで皇后から積極的に真っ赤な口紅べたべたのキスシーン。おまけに自分の方から「私をオックスフォードに連れて行って!」ううむ、事実はどっち?しかし、女嫌いのもしかしてゲイ?ってしている中国版のほうがよほど進んでるんでは?
物語はすでに囚人になってるジョン・ローン溥儀と昔の思い出を行き来する手法で進んでいくんですが、今日はここまで見ました。
ま、中国映画を愛する私が、ベルトリッチ「末代皇帝」をほめる訳ないんで、気の毒ですが、ごめんなさい、ベルトリッチファンの方。どうしても見たくなったの。
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2004年10月29日

溥儀、第3夫人を迎える

「末代皇帝」20話!です!皇后は頭がおかしくなってしまい、(多分)処刑される恋人を見送る時も笑っています。亡くなった赤ちゃんの変わりに枕のようなものを着物で包んで赤ちゃんに見立てています。かわいそうな皇后、ほんとに美しく聡明な人だったらしいのですが、こんなになってしまって。一方、溥儀はもう吉岡の思うがままです。宗教から変えさせられ、天照大神を祭る神社をたて、満州人もそれを拝まねばなりません。その上弟の溥傑に日本人の妻を迎えさせるというのです!これには溥儀も血統が汚れてしまうと怒ります。そして先祖にその怒りを表し、「例え日本の神を拝んでも先祖を敬う気持ちは変わりません」と誓います。が、その姿を吉岡に見咎められまたしかられてしまいます。さすがに口調を荒くする溥儀。が、しかし所詮もう吉岡の言うがままの溥儀。弟に日本人妻を迎えることを承諾せざるを得ないのでした。吉岡は不吉なことを言います。「皇帝に子なきときは孫が、孫なきときは弟が、弟亡きときはその子供が皇帝になるのだ」と。すべての企みを悟った溥儀。満州を訪れた弟夫妻を拒みます。特に妻・嵯峨浩の作った料理を口にするのをためらうのでした。弟溥傑が味見したため一応食べますが。がその時浩のつわりが発覚し溥儀は愕然となります。
実は、溥儀さん。皇后があんな風になったため第3夫人を北京より迎えます。かわいらしい高校生です。実際、溥儀さんはこの方をとても愛してかわいがったそうですよ。しかし、性生活は溥儀にはいかんともしがたいものでした。痛い注射も打ったのですが、効果なし。弟夫人のつわりは、溥儀にとって恐ろしいことでした。

溥儀さんが、女性が駄目で、もしかしたら同性愛者だった、というのはもう皆さんご存知ですね。だからといってさほどどうという事もないんですがね。が、普通の人ならいいとしても子孫を残さねばならない身にはつらかったでしょうね。

ここまで見てきて思うのは、このドラマは日本に対する描写もかなり温和だなあということ。ひどければ日本でDVDにはならないでしょうが。訳のわからん敵というのではないように感じられます。嵯峨浩さんも美人だ。やはり日本人に見えるようなタイプを選んでるんだろうなあ。皇后のワンロンに比べるとほっそり華奢な感じです。

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2004年10月28日

溥儀さんがお好きな方はどうぞ

今日も「末代皇帝」です(笑)しょうがないな。私も。興味のある人いるのかね。いや、おもしろいんですってば。ま、興味のある方だけ読んでください。ネタバレですが。

18・19話です。皇帝になったとは名ばかりの溥儀さん。関東軍によって以前より貶められる立場に置かれます。実父である親王を迎えに兵を駅にやったらば、「それは軍規に反する」と吉岡に親王の目の前でこっぴどくしかられ、面子まるつぶれ。かわいそ過ぎます。親王は「もう二度と来ない」といって北京に帰っちゃうし。
ところでドラマの中の日本人が日本語を話すんですが、中国語よりききとれない。日本語だってことで字幕が出ないんですが(あ、これは日本語字幕で見てますよ)出して欲しいです。日本人の話す中国語というのもあんなふうに聞こえてんでしょうね。はー。
そして困ったことに、皇后さん例の男の子供ができてしまうんです!
皇后が迫る吐き気に苦しんでいる時、満州の兵士が関東軍の飼ってる犬を殺したことで大問題に。またもや条件を突きつける吉岡。この方大活躍です。中国語を話してるんですが、次第に日本人に見えてきます。冷徹な上、肝が据わってます。吉岡は溥儀さんを関東軍司令官に会いに出て来いと言いつけます。しかも、誰もいない部屋で長い時間、溥儀をほうっておきいらだたせます。ううむ、溥儀さん負けてます。
この会談で溥儀に今まで仕えていた総理大臣を変えさせてしまいます。しかも護衛兵の隊長まで日本人に変えてしまいます。これでは溥儀さんの立場というものがありません。溥儀は「日本人の犬を殺したお前たちのせいだ」といって兵たちに互いのほほを平手打ちさせます。んー。ここなんて、「シルミド」だったら恐ろしい罰が下されるだろうに。互いを平手打ち、とほほ。のんびりしてます。
この後、溥儀は吉岡から「天皇陛下からご招待がありました」と告げられ日本を旅します。けっこう楽しそうです。溥儀さんは満足したそうで、日本と満州のよりよい共存共栄を願うようになったそうです。が、この間に皇后のおなかはどんどん大きくなり、彼女は必死で縄跳びをします。が、体が強かったんでしょうねえ、まったく何事もなく子供を生んでしまいます。いつもの側付きのリー・ダチンが溥儀に告げ、溥儀は怒りながら、皇后の前にたちます。恐れおびえる皇后とお付きの者。しかし溥儀は皇后に手を上げず、自分のほほを打ちます。ますますおびえる皇后、外では相手の男が大勢から殴られています。その時「赤ちゃんが!」突然皇后の赤ちゃんが死んでしまいます。皇后は頭がおかしくなってしまうのでした。
旅をする実際の溥儀の姿も出てきます。なるほどひょろりとして、陳道明は似ています。勿論、道明がかっこいいですけど、ね。あのサングラスはなんとも言えずいいですね。
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2004年10月27日

溥儀、満州国の皇帝になる

末代皇帝17話。勿論ネタバレですのでご注意ください。

関東軍により満州国の皇帝の即位を約束され喜ぶ溥儀さん。久しぶり笑顔です。即位には龍の礼服だというわけで、探させるが無い!北京まで龍の服を取りに行かせます。
ところが!関東軍は、即位式に伝統ある龍の礼服でなしに軍服を着せようとするのでした。怒る溥儀ですが、結局、龍の礼服で祭祀を、軍服で即位式を執り行うことで妥協。すっかり日本の言いなりです。それに怒る皇后。そして皇后は相変わらず馬番とこっそり会い続けています。しかし、おつきのものが怪しんでますよ。
街では日本に反抗するものたちが捕らえられ処刑されてます。その時の惨殺死体の写真が映されて驚きました。テレビなのにここまで映したんでしょうか?
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2004年10月25日

シルミド前半!そして溥儀

嵐のように吹き荒れた「バンジージャンプをする」の後でやや気が抜けてます。で、今日は「シルミド」をすこしみて、また「ラストエンペラー」16話にひたりました。

「シルミド」はね、まだ3分の2に行かないくらいなんですけど、なかなか見るのつらくてさ。韓国映画定番の残酷シーンがどっさりあるし、映画のみで言えば、こんな馬鹿馬鹿しい話あるのかいな、ってとこですが、実話なんだよといわれればもう言い返せない。アン・ソンギがいくらすてきでも、なかなかすすまないんですよー。実話ってことを忘れてみてれば、マギーQの「「赤裸特工」みたいだ。しかしあちらは美人がいてセクシーだったのに、こちらはむさい男ばかり。いくら美男嫌いでも一人くらいかわいいのがいて欲しい。しかし歴史的な悲しい話なのでそんな不遜なことを言ってはいけないわけね。しくしく。私は「赤裸特工」くらいしか思い出せないけどなんだか似たようなシチュエーションの特訓(軽い言い方、修行じゃおかしいし)ものっていっぱいありそう。悲しいのは、そういうのを実際やってたという事実なのだよね。いけません、こんなこと、やっちゃ。アー、どうしても軽くしかいえない。また残りは明日見ますが(多分)どう感想が変わりますか。

で、やっと溥儀さんにもどりました。でも疲れのせいか、話がなかなか頭にはいってこなくって(いいわけばかりだー)
しかし話はやっと動いてきましたよ。蒋介石の勧めをことわり、溥儀は関東軍の手によって満州国の執政となりました。皇后は溥儀の怒りに触れぶたれたショックが抜け切れません。どうしてもなびいてこない溥儀にきれてしまったのか、ついに例の2枚目の馬番とよからぬ仲になってしまいます。しかし溥儀はそれに気づくこともなく、満州へ旅立ちます。さてどうなりますか?ってわかってるでしょー!
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2004年10月22日

事態はさらに泥沼化

第15話。地獄というより泥沼ですね。溥儀さんは「清朝復興」と唱えるだけで一向に物事は進みませんし、周りのものは口うるさいばかり。おまけについに虐待を受けるばかりの淑妃が我慢できずに家を飛び出し、離婚騒ぎとなる。おやおや、ベルトリッチの「ラストエンペラー」もこうだったっけ?覚えてないが。またそれを笑った皇后まで「お前のせいだ!」と罵倒され鞭で打たれる!かなり切れてしまった溥儀さんです。そろそろ溥儀を手にする時だと作戦を進める日本軍だが、もう一歩のとこで、溥儀がデモ行進にあってしまい、家に帰られたしまう。残念。なんだかぶつぶつお祈りを続ける溥儀。というとこで続く、でした。政治的なことより夫婦間のいざこざが目立つ1話でした。その上、皇后にはいい男のお馬番が近づいてくるのだった。うーん、スキャンダルでしょうか?まー、溥儀さん、多分1度も交渉がないようなので、いかんともしがたいですね。皇后さんもかわいそうでした。
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2004年10月21日

地獄の沙汰も金次第

地獄というのは底がないものですね。今度は溥儀さん、お金がなくなってきました。変なロシア人の詐欺にあったり、頼みにした張作霖が死んじゃったり、なかなか思うように北京には帰れません。そのうち家賃にも事欠きたくさんの取立てがやってきます。皇后とは、段々うち解けていくのですが、側室の淑妃は、なぜかいちいち気に障るのです。この辺、あまり説明がなぜなのかよくわかりません。説明としては、最初、溥儀が選んだ妃が淑妃で後で押し付けられたのが皇后だったので、側室のほうを好きになるのかなーと思ってたら、皇后のほうが気に入ってるし。皇后は淑妃をひどくいじめてかなり悪い女のように見えるんですが、中国的には普通なのかな?まー、淑妃は側室のせいもあって、いじけてて、溥儀がゆがんだ鏡の前で一緒に遊ぼうと誘っても断るようなつまんないとこはあるんですが。淑妃は溥儀からもめちゃ嫌われてて救いがありません。こういうキャラクター設定も珍しいような気がするんですが現実だからってことかな?淑妃の妹だけが、溥儀すらもものともせず女の自立を姉に勧めるのですこしほっとしますが。溥儀は淑妃を嫌うくせに「お前はしきたりどおりずっと私の妃なのだからな」と怒鳴ります。結局しきたりからは逃れられない溥儀ののですね。

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2004年10月20日

溥儀さん、日本租界へ

末代皇帝11・12話。溥儀は城の宝を持ち出して留学のための逃亡をジョンストンの助けを借りて試みますが、お付きのじい(この方ほとんど名前もよばれないな。一番側にいるのに一番きらわれてるような。いいキャラなんですが)に見つけられ、通告されてついに実現できない。周りのものは溥儀が出て行くと特例措置を受けられなくなるので溥儀に逃げられると困るのです。それなのに軍から「出てこい」といわれ、ついに城を出ることになる、皮肉なものです。とうとう溥儀は老百姓になりました。しかしそれも名ばかりで身柄は日本租界のある天津に置かれ日本軍から守られる(見張られる)ことになる。相変わらず拘束される溥儀は日本租界の中でダンスパーティや映画館などに出かける(あとをつけてきた師父たちが「お熱いのがお好き」のキスシーンをみて「いかがわしい!」と嘆くのがおかしい)「辞めさせていただきます」といって溥儀を説得する師父。溥儀は結局「やめるな、お前の忠告を聞く」と答えてしまう。つらい溥儀さんです。

溥儀は場面場面で希望を持ったり絶望したり、新しくなろうとしたりふるい皇帝の権限を駆使したり、心が揺れ動いています。相変わらずふたりの奥さんには近づきません。買い物や映画なんかは行ってますが、まだどちらかに心を動かされてもいないのか、はっきり描いてないのか。ちゃんと教えて欲しいものです。その時は。奥さんたちも子宝の人形なぞ買い求めたりしてるのでなかなか難しいみたいですね。

とにかくまだまだ苦しいばかりの溥儀さんです。

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2004年10月18日

ふたりの妻を娶るが興味なし

溥儀さん、ついに結婚!しかし、溥儀は最初、皇后になったワンロンに「自分は外国に行きたい。ついてきてくれ」と喜びをこめて言いますが、皇后はむしろおびえ、「私は宮中であなたに仕えたい」と溥儀の誘いを避けます。落胆した溥儀は改めて妻に興味を失います。側室にはなぜか、声をかけもしません。一同で芝居を見ている途中、せりふに「黄色い壁」というのを聞いて、溥儀は怒ります。驚く皆を尻目に溥儀は飛び出します。といってもそこは宮中でしかあり得ません。あいかわらず後をついてくる家来どもを追い払い、溥儀は空を見上げます。自分は鳥のように自由になることはできないのか。溥儀の苦しみは続きます。
陳道明がとにかく素敵なんです。しかしかわいそうです。結局彼が心を許せるのは幼い時ついてきた乳母だけなのですから。
中国の結婚式の場面は映画でもう何度も見ましたが、やっぱり興味深く見てしまいます。あの赤い衣装はなんとも神秘的で何かを隠してるみたいで怖くてきれいです。
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2004年10月17日

皇帝と私

「ラスト・エンペラー」8・9話。陳達明の皇帝ってほんとに素敵。ハンサムだなあ。「英雄」の時も渋くてかっこよかったけど、若い皇帝もすばらしいなんてすごいもんです。さて溥儀さんはスコットランド人のジョンストンにすっかり西洋化されてしまい、ダンスは踊るは(相手は溥傑でしたが)洋服は切るは、はたまた象徴である弁髪をあっさり切ってしまい、側近たちを号泣させてしまう。その上留学したいなどと言い出し、おば様がたはあわてて、溥儀を繋ぎ止めるため、16歳にして結婚を急がせる。嫌がった溥儀だが、太皇后の「しきたりをお忘れか」の一言に急に神妙になり、何枚かみせられたお見合い写真のひとつに丸をつける。が、「その娘はだめ」といわれ、もう一人にも丸をつけてしまう。そうして一気に皇后と側室を迎えてしまうことになる。
閉じられた紫禁城で縛られた欲望に苦しむ溥儀。しかし、自転車に乗ったり、レコードを聴いたり、そのなかでも希望を持とうとする。なんだか自分自身と重ねてしまうなあ。ま、皇帝と自分を重ねるとはおこがましいが、縛られた境遇にいても人は何とか希望を持ちたいものなのだ。溥儀のように外国に興味を持つ気持ちもわかるしさ。
面白いと思ったのは、自分と皇帝を重ねてみてたからか、思わぬことであった。
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2004年10月16日

「末代皇帝」6・7話

レンタルDVD「ラスト・エンペラー」が届いたので早速見ました。少年溥儀は閉じられた紫禁城で「私は皇帝だ。すべては私のものだ」とさけぶばかりで、すでに何の力も持っていません。ただ側につかえる数名だけがまだ皇帝の呪縛からとけないかのごとく仕えています。袁世凱はわずか80数日皇帝になっただけで他界。その後、張勲という弁髪の将軍が溥儀をわずか10日ほど皇帝に戻しますが、再び力を失います。青年になった溥儀は相変わらずつかえている者たちの人形劇など見せられ、わが身の不自由さに苦しみます。この青年が陳道明でしたー。若い!このTVドラマは1988年のものでしたのね。といっても16年前?一体いくつなの?劇としてはとても切なく作られてるのに入るナレーションはちょっと溥儀を笑ってる。不思議な作りです。しかし色っぽくありません。おじさんとおばさんと子供しか出てきません。溥儀が青年になったので少しはなにかあるのでしょうか?
ところで突然「にえず」ネタですが、毎朝、「目覚ましてれび」見てると星占いのとこだっけ?「シャララララ」というあの歌が最近流れるんですが、いつもアチンたちが踊る姿が脳裏をよぎってしまう私、イヤうれしいんですけど。
posted by フェイユイ at 23:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 末代皇帝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月06日

ラスト・エンペラー

日本語字幕DVDで、ドラマ「末代皇帝」第1巻をみた。自分で選んでおきながらなんなんだが、きっと死ぬほど退屈だろうよと思ってたのが、おもしろかった!青年期を陳道明が、老年期を朱旭が、というのが売りの地味な設定だが、なぜかおもしろいんだな。
第1巻ではまだ幼少期なので、その方たちすら出てないが、真ん丸い顔の3歳児が突然皇帝になるため泣きながら紫禁城に連れ込まれ、たった3年で清朝が終わったにもかかわらず、紫禁城のなかのみで皇帝として育てられ次第に精神が曲がっていく(といっても皇帝としてはまっすぐってこと?)名前だけの皇帝である溥儀は、ついに袁世凱にその玉座も奪われるのか?というとこまでです。
「ラストエンペラー」といえば勿論あの有名な映画があるわけですが、西洋人が作ったそれとの差はまたおもしろい。(あんましきらびやかじゃないんだよね)ジョン・ローンとチェン・ダオミンの差というのもまた。(いやまだそこまでみてないのだがね)とにかくこれは続き見たいですよ。
時々はいるナレーションも楽しいです。
posted by フェイユイ at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 末代皇帝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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