2005年11月17日

「射[周鳥]英雄伝」原作・その2

黄蓉1.jpg

一応、最初から目を通し始めましたよ。

楊康パパの楊嘯天がドラマとはかなりイメージ違って硬派です。ドラマでは結構美人妻にでれでれでしたが、原作では「美人などと面と向かっていった事のない夫」と言う事で驚きました。でも妻を思う心は同じですね。

なんといっても楽しいのは郭靖と黄蓉の熱々ぶりです。前回書いた、「お母さんのように私のことを思ってくれた」とわあわあ泣く場面もすごくいいし、江南七怪改め六怪から「黄薬師の娘は小悪魔だ」と言われ交際を反対されても郭靖は黄蓉に「師匠たちを説得するよ。黄蓉は小悪魔なんかじゃない。とてもいい娘さんなんです。とてもとても・・・」とボキャブラリーのなさを露呈して黄蓉に笑われ(と言うか黄蓉はそこでまた涙ぐんじゃうんですが)私も郭靖って本当にいい男だなあとじーんとしましたね。師匠に「結婚の約束をしたのか」と問われて「してはいませんが、二人とも心の中でそう信じています」と臆面もなく言い切って師匠たちをたらーりとさせるとこが最高ですね。
そして郭靖が黄蓉から水泳を習って、二人で長江のほとりまで来ると「行くわよ」「よし」ってことで何も言わなくても泳いで河を渡ろうって解るふたり。江の真ん中まで来て二人が夜空を見上げると星が降るように光り輝いている。天地の間、ただ二人だけがいるようだった。その後嵐が来て郭靖が「怖いかい」と聞くと「ちっとも」やがてふたりは岸にたどり着き眠りについた。これは二人の運命を現す場面ですよねー。大きな長江を二人で渡り嵐が来ても怖くないという気持ち。いい場面ですね。ドラマではなかったような気がしますが。すばらしいです。

しかし黄蓉は原作でもかわいいです。ドラマでもあったとは思いますが、この後、おなかのすいた黄蓉は郭靖を置いて一人で鶏を盗んできちゃうんですね、郭靖はもうびっくりしてしまうんですが(いい人ですからね)黄蓉はけろりとして美味しく焼いてしまいます。それを洪七公が「くれ!」と言う事になるんですが!
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2005年11月16日

「射[周鳥]英雄伝」原作を読む

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射[周鳥]英雄伝のドラマは楽しみましたが、まだ原作は読んでなかったので図書館から借りてきました。
もう読んでても周迅や李亜鵬の姿と声を感じて困りますね、いやうれしいんですけど。まだ途中というか斜め読み走り読みですが、色々ドラマとの違いがわかって楽しい。
例えば周迅もとい黄蓉が郭靖と出会う場面。黄蓉がさんざん郭靖にわがままを言うのに人のいい郭靖が何でも願いを聞いてあげて黄蓉が泣きだすほど感激してしまう。「お母さんがいない境遇で育った私はこんなに優しくしてもらったことがない」私はずっとママっ子の郭靖が料理好きな黄蓉に母性を求めていると思ってたら、郭靖の方がお母さんだったとは。
黄蓉の知性、郭靖の人のよさ、二人の愛情、ドラマでも感心するばかりでしたが、原作を読むとさらにその心の機微が解って面白いものですね。
また、楊康の悪辣さは原作の方が余計出てますね。ドラマでは何となく同情してしまいますが、原作だとはっきり悪っぽいです。それだけに穆念慈が可哀想です。
そしてかわいい周伯通が関西弁なのがおかしい。ドラマでもそうでしたっけ?

また岳飛の遺書が隠されていた翠寒堂について黄蓉が「これは日本から取り寄せた木材で作られているのよ」と知識を披露する文があって、「ええ、ドラマでそんなセリフはあったかな」と思ったら,後書きに「この文章は訳者の一存で付け加えた」とあって納得しました。とは言え、その翠寒堂は日本の木材で作られているのは事実だそうな。ほほお。訳者さんは「親日家の金庸さんは咎めはされないでしょう」と書かれている。しかしほんとに黄蓉が言いそうなセリフですよね。

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2005年03月23日

射[周鳥]英雄伝を見終えて

英雄伝10.jpg英雄伝11.jpg

やー、長い長いドラマでしたが、見ごたえ充分、キャラクターも魅力ある人がたくさんいるし(No.1はやっぱ洪七公、大好き・憧れ)ストーリーも波乱に満ちてて楽しいことこの上なし。中だるみのようなことは殆どなかった。
金庸、江湖ものがすきでこのドラマを見てつまんないことはありえないと思いますが、思いつくままこのドラマの魅力を書いてみたいと思います。
まずは主人公郭靖が育った場所が蒙古である、しかもチンギス・ハーンの時代、と言うのは本当にロマンをかき立てられる設定だ。司馬遼太郎さんの「草原の記」が好きでドラマを見ながらあの文章が思い起こされたものである。
郭靖という主人公がいかに魅力的かはもう何度も書いたが、その人柄が好かれるため、たくさんの師匠に恵まれるその方たちも大変魅力的だ。まずジェべ師匠。江南七怪の大師匠。丘道士。洪七公。兄貴となる周伯通。
永遠の恋人・黄蓉は美しく賢く強く料理も上手い、とちと出来過ぎの感があるが、ドラマとしては周迅が演じることで可愛らしい小悪魔的要素も加わって、まあ私としては周迅目的で見始めたのですから文句などありませんwまさに完璧な恋人役でしたね。ラブシーンがまったくない、というのも今のドラマとしては希少価値かも(何しろ夫婦と言うのがナニをするのかわかってないという恋人同士だ)
残念なのは楊康だったんですが(好みじゃなかった)、これにはすごく疑問もあって、楊康は仇を討たない裏切り者として描かれているのですが、生まれた時から完顔洪烈を父として育ちまたとても可愛がられていたわけで急に仇だ殺せといわれても無理だと思うんですが、気の毒な境遇なのですよね。
で思うのは、この話の設定は少しずつ不思議がある。郭靖と楊康の親の代ではむしろ康の親たちが主人公的要素が強かったので主人公の親はこちらかと思ってたら目立たない郭夫婦の方が主人公の親だった。
無二の親友だった郭・楊の子供たち靖・康はついに仲良くなることはなかった。などということだ。
それにしても最終回はすばらしかった。モンゴルの草原を郭靖と黄蓉が馬で祖国に帰りながら語らうシーン、「英雄、英雄(インシオン、インシオン)」というのはよかったな。射[周鳥]英雄伝というタイトルにふさわしいラストでしたね。
すごくおもしろいエピソードに溢れる物語だけに言い尽くせないが、主人公郭靖は確かにすばらしいヒーローでしたね。
タグ:周迅 金庸
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第42話・射[周鳥]英雄伝最終巻・草原の記

ああ、いよいよ最後です。途中、ブランクもありましたが、めちゃめちゃおもしろいお話で、こんなに長かったという気がしません。しかし、思い返すととても長い間、郭靖と黄蓉を見てきたわけで、お別れするのは寂しいものです。では参りましょうか。

勿論、ネタバレです。

「ふと訪れてふと帰る。他に理由などない」といいつつ一灯大師は帰られました。

イングーは周伯通を追いかけて「今迄で一番楽しかった時は?」なんて聞きます。武芸馬鹿の周伯通、「えーと、兄貴と修行してた時かな。チウと追いかけっこしてた時かな」などと言い、イングー怒り心頭。周伯通、「今は思いつかん。ゆっくり考えさせてくれ」

洪七公師匠と弟子である郭靖と黄蓉。華山での戦いを控え、黄蓉は「師匠が父に負けたらご馳走を作るわ」なんていってます。突然欧陽鋒が現れ、七公との戦いに。内功が完全でない七公が危うくなり、黄蓉、九陰真経を唱えます。すると欧陽頭を抱え崖から落ちてしまったではありませんか。ほっとしたところへ、黄薬師の登場です。郭靖挨拶するも無視されます。

七公「早く勝負しよう」と黄薬師にけしかけます。「いや七公は今欧陽と戦ったばかりだから、ゆっくり休んでからにしては」ここで黄蓉「父が七公が不利にならない方法があるわ。ふたりがそれぞれ郭靖と戦うのよ」「これは驚いた」と七公「父親の味方かと思ってたら郭靖を天下一にするつもりだったのか」

黄薬師よかろうと笛を吹きます。郭靖は対抗して龍拳をくり出します。美しくも激しい戦いのなか、欧陽が紛れ込んできて、皆倒れてしまいます。欧陽はすでにおかしくなっていて、はしゃいで皆に自分が天下一であると認めさせます。そして郭靖を実の子・克であると思い込みキスしちゃいます。「克よ。父が天下一だ」もう隠すことも忘れてしまったのでしょうか。黄蓉「あんたより強い人がいるわ。それは欧陽鋒よ」「なんだと。そんなに強いのか。私は誰だ?」もう全く変になってしまったのでした。

黄蓉がご飯を作って、七公の持っていくと壁に「我去也」と書いてあった。自由な洪七公はどこかへ行ってしまったのだ。

黄薬師は郭靖に「お前は母もいないのだから、江南七怪の大兄を呼んで桃花島で結婚式を挙げたらよかろう」喜んでいると、鷲が飛んできて手紙を落としていった。コジンからの手紙だった「蒙古は襄陽を攻めようとしています。あなたのお母さんがなくなったのは私のせい。私はもう西の国へ行って帰ってきません。どうか幸せになってください」黄薬師は郭靖に襄陽を守って来い、黄蓉と待っている、と言うと黄蓉がむっとするので「ふたりで行って来い」

郭靖は「大ハーンに俺たち親子が逃げ出す計画を知らせたのはコジンなんだろう」と言う。ふたりが馬で進んでいると赤ん坊の泣き声が。側には若い女性が倒れていた。それはあの念慈さんだった。「この子は楊康のようにならないよう育てるわ」

襄楊で蒙古軍のパオを覗いたらそれはトゥルイであった。そこへ大ハーンの使いがやってくる。「馬から落ちて具合が悪くなった。早く戻って来い。郭靖の罪も許すから戻ってきてくれ」郭靖我慢できずテントを裂きトゥルイと会う。「俺も戻る」「どうしてここに」「お前を殺しに来たのだ」二人抱き合って泣く(ここは感動的だ)。「まるで子供ね」と言う黄蓉だった。

大ハーンは郭靖を歓迎。「私は義兄弟・ジャムハを殺したが、お前たちはいつまでも仲良くな」3人草原に向かう。大ハーン、鷲を見つけて矢を射ようとします。だが矢は当たりません。「初めて獲物を逃した。もう終わりだな」そして「ここはかつてない大国となった。わしに並ぶものがいるか」郭靖「いません。ただ多くの人々がそのために泣きました」「なんだと」と怒る。「大ハーンに恩はありますが。母を失った悲しみは・・・」そして「本当の英雄とは民の幸せを願うものです」

1227年チンギス・ハーン死去。

夕日の中、郭靖と黄蓉が馬を進める。
「大ハーンは最後なんといったの?」「14歳の時、馬を8頭盗まれ、5日間追いかけた。その時ジャムハに出会った。彼は、世の男の苦しみは共通だ。一緒になら倒せる」「でも噂だと臨終の時にうわごとを言っていたそうよ。“英雄、英雄”とね」
タグ:金庸
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2005年03月22日

第41話・「母」

さてネタバレです。

郭靖の母は「20年前、私は牛家村でお前を身ごもった。その時丘道士に刀と名前をいただいた。郭家には郭靖。楊家には楊康。その意味は?」「靖康の恥を忘れるな」「その通りよ。でも楊康はそれを忘れ道を誤った。お前は誤まらないで」そう言って母は郭靖を縛った綱をその刀で切り、自害した。動かなくなった母を抱き上げ郭靖は大ハーンの下を飛び出した「郭靖を捕まえろ」すかさずトゥルイは「生け捕りにしろ」と叫ぶ。郭靖は母を抱いたまま大勢の兵士を蹴散らす。「殺すな」と命令されたため兵士は郭靖を傷つけられない。馬に乗って走り倒れ、また母を抱き上げたまま逃げる郭靖。
郭靖を追い込んだのはあのジェべ師匠と大勢の兵士だった。「せめて母を埋葬させてください」遺体を埋め立ち上がる郭靖に「お前を捕まえはしない。早く行け」とジェべ師匠。「俺を逃がせば処刑される」と言う郭靖にジェべ師匠は「ここにいる兵士はお前の部下だ。お前たちの中に郭靖を捕まえるものはいるか」「私たちは将軍を見送りに来たのです」と言う兵士たち。郭靖が慕われていたのがわかるシーンですね。そこへトゥルイ・アンダも駆けつける。「郭靖に手を出すな」そして郭靖の馬と金塊を渡し、別れを告げるのだった。「俺たちは兄弟だ。また会えるだろう」友達っていいものです。
だが、最愛の母を亡くした郭靖はひどく落ち込み酒場でも「蒙古人だ」と言って殴りかかるものたちのされるがままに。自分を守ろうともしない郭靖を救ったのは丘道士だった。「俺は随分と修行を積んだのに母親さえ守れなかった。もう戦いたくない」すっかり気力を失っている郭靖だった。丘道士は「黄薬師は俗悪を嫌っているがそれだけに身勝手だ。欧陽鋒は言うまでもないだろう。それに比べ洪七公は貧しい人を助ける立派な人だ。郭靖。一緒に華山に行かないか?」そこへまた周伯通がチウを追いかけてやってくる。懲りない人たちだ。
郭靖と丘道士は山道を歩みながら話を続ける。丘道士の話に郭靖は「そうか。大ハーンも他の王たちもみな天下を賭けて碁を打ってるようなものなのだな」

そこにまた例のチンピラたちが襲ってきて丘道士と戦う。その様子を郭靖はただ悶々と考えながら見ているだけだ。

その時欧陽鋒が「頭が痛い」と叫びながら走ってきた。郭靖が後をつけると、欧陽が黄蓉と言い争っている声が。郭靖、やっと黄蓉と会うことができた。すねて見せた黄蓉だったが、「死んでよ」と言った黄蓉の言葉に飛び降りようとした郭靖に驚き、つい許してしまう。二人はもう絶対に離れないと誓う。
また、周とチウが争ってやってくるがそこへイングーが入り込んでくる。そして一灯大師も。イングーはついに周伯通に会えて、二人の間に子供がいたこと。それをチウが傷つけてしまったこと、そして段皇帝・一灯大師が自分の武芸のために助けてくれなかったことを告げる。そしてチウを殺して子供の仇をうって、と言う。が、周伯通は人殺しはしたくないと逃げてしまう。
残ったチウは「自分だけが悪人か」とふてくされ、礼をする振りをして七公に打ってかかる、それを大師自分の胸をたてにして防ぎ、「もう一度やり直せ」という。チウは毒づき崖から落ちてしまう。大師は後を追って崖から飛び降り「もう一度やり直すのだ」と言って助ける。ついにチウは大師にひれ伏して弟子にしてくださいと頼む。大師引き受けてチウを連れ去ろうとする。洪七公「なぜ黄薬師にあっていかない?」と問うのだった。
タグ:金庸
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2005年03月20日

第40話・大ハーン

いよいよほんとの最後のDVDとなりましたw今度はホント。だと思いますw気を引き締めてまいりましょうか。

ネタバレ。

最後にふさわしい豪快な展開です。頭を足蹴にされた洪烈。大ハーンは「敵とはいえ見所はある奴だ。立つことを許す」と言い渡す。「まさかこんな結末を予想したか」「予想したさ」と洪烈「テムジンを生かしておけば災いの元だと父にもいった。ジャムハにも言っておいた」「降伏しろ。死に方を選べ」「首をはねろ。愛する妻に死なれて以来生へのこだわりはない」「釈放しろ」と大ハーン。「生死まで命令されたくはない。自分で死ぬ」と剣を取り、自らの命を絶つ。
「お願いしたいことが」「何でもかなえてやろう」と大ハーン。ここで郭靖、コジンとの婚約の破棄を願い出るはずだった。が、この時、郭靖の耳に町の騒ぎが聞こえた。蒙古軍によって殺される民衆の叫び声が。(歴史的にも蒙古軍に人口の4分の3が殺されたとある)郭靖はつい「兵士たちに殺戮を止めろと命じてください」と言ってしまう。むっとした大ハーンだったが、何でもかなえると言った手前、その願いを聞き届ける。

勝利を聞き、喜んでコジンは「すぐに結婚を」と郭靖に言い寄る。それを聞いた黄蓉は姿を消す。郭靖慌てて黄蓉を探す。が、姿はすでにない。郭靖はコジンを残し黄蓉を追いかける。

ある場所で、欧陽峰は倒れている人間とその手にある九陰真経を見つける「黄蓉?」近づこうとするとそこは砂地獄だった。たちまち吸い込まれていく西毒。そこへ馬で走ってきた郭靖。西毒を助けると途端に点穴を突かれ、動けなくなる。欧陽、郭靖を乗せたまま馬を走らせる。

その頃、チウは砂をついて修行中。突然、周伯通がやってきた。あっという間にぼこぼこにされるチウ。わけわかりません。

欧陽は郭靖を馬に乗せあるぼろ小屋へ入る。「お前を殺しはせん」そして食事の用意。なかなかの腕前らしい。へー。「食ったら九陰真経を教えろ」

チウと周伯通は追いかけっこ。「なぜわしをいたぶるのか」とチウ。「わしから逃げて見せろ」と周伯通。

またまたご飯の用意をしてる西毒さん。まめなひとだったのね。郭靖も少しずつ技を教えます。「なかなかうまくいかんな」と言うところにチウが周伯通の攻めから飛び込んできます。「周兄貴!」郭靖は周に欧陽の相手を頼んで、期蓉を探しにでていきます。さすがの西毒も周伯通が相手では難しいらしい。謎の人物だなあ、周伯通って。

黄蓉が見つからぬまま郭靖は疲れ果て母のいる蒙古に戻ります。「私はいいから黄蓉さんを探してあげたら」と言う母に「もう駄目だ。ずっとここで暮らすよ」と泣く郭靖でした。
大ハーンからお呼びがかかり金を攻める策を練る。大ハーンの案をさらに上回る郭靖の奇策に大ハーンも感心する。郭靖は「金を征伐したらただの遊牧民に戻してください」と大ハーンに頼む。
家に戻ると母は郭靖に「大ハーンからたくさんの贈り物があるの。何か大ハーンには考えがあるのよ」郭靖は大ハーンからもらった「金を倒した時に開けろ」と言われた袋を開けてみる。中にはなんと「金を滅ぼしたら次は宋を倒すのだ。そこの王となれ。逆らえば首をはねる」と書いた紙が。ふたりはもともと宋の人間なのだ。大ハーンの恐ろしさに気づき二人は脱走を考える。だが郭靖が馬を連れてくる間に母は大ハ−ンに連れ去られていた。
命令を破って袋を開けたことも大ハーンに知られ大ハーンは怒りで「郭靖を殺せ」と命じる。そこへ大ハーンの息子であるトゥルイが駆け込んでくる「どうか郭靖アンダの命だけは助けてください。郭靖、ずっと蒙古にいるのだ。宋を倒してくれ」と互いに頼む。決心を変えない郭靖に大ハーンは郭靖の母を連れてこさせ「命令を聞かなければ母親を殺す」と言う。母は「私に説得させてください」と郭靖に近寄るのだった。

サマルカンド  
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2005年03月19日

第39話・サマルカンド城・後半

いやー、昨日は忙しくてとうとう穴を開けてしまいました、無念。今日も忙しかったんですが意地で書いております。

ネタバレ。

崖の上には果たして!郭靖の思い人・黄蓉、その人が立っていました。にっこりと微笑んで。いつもあなたを見ていたという黄蓉になぜでてきてくれなかったとぶーたれる郭靖。「私が無事ならコジンと結婚するんでしょ。そんなのいやだから隠れてたの」
黄蓉話しながら、欧陽峰の影に気づく。そこで突然「明日ここで九陰真経の訳文を教えるわ」と言い出す。
崖を降りてから郭靖に欧陽峰を見たと教える。そして次の日。
わざと欧陽に聞こえるよう話すふたり。やがて、大ハーンの召集の笛の音がしたと言って、ふたり下へ降り、崖につるしていたはしごを燃やす。欧陽が気づいたときにははしごは焼け落ちていた。悔しがる欧陽峰。
「今度は逃がさないで」と言う黄蓉に「いや。3度逃がすと約束したんだ」「じゃ、約束を守りながら捕まえるのよ」とまた智恵を働かす。

今度は本物の大ハーンの招集の笛の音が。大ハーンの孫が戦死したのだった。額に刺さった矢には完顔洪烈の名が刻まれていた。改めて復讐を誓う郭靖たちであった。

戦いから疲れて帰って来る郭靖をテントで迎える黄蓉。めちゃかわいいです。少女のようなかわいらしさなんだよね。かまってくれない郭靖に甘えるのもかわいいです。ふたりの強い愛情を感じるいい場面です。

そして別の日なーンとあの欧陽峰が布を使って空を飛んでいくではありませんか。まー。悔しがる郭靖に「今日こ城を落とせるわ」と力強い黄蓉の言葉でした。
郭靖は部下たちに戦いの陣形と天幕を取り外すことを指示する。
その天幕を使ってハングライダーかパラシュートのように空からサマルカンド城を攻撃するのです。かっこいいけど、あんな小さなパラシュートで飛べるかなー?超能力がないと無理のような。
かくしてサマルカンド城は陥落。倒れた敵を見ていた黄蓉はある男に目を留めた。すぐ郭靖を呼ぶ。それは最大の仇・完顔洪烈だった。飛び掛ろうとする郭靖を抑え、「大ハーンに渡して婚約破棄をお願いして」と言う黄蓉。やっと理解した郭靖は大ハーンのもとへ洪烈を急がせる。洪烈は郭靖に「私はお前の義弟の育ての親だ。せめてひとおもいに殺せ。テムジンの元へ連れて行くな」と願う。郭靖は「お前のせいで郭家と楊家はめちゃめちゃになったのだ。宋を脅し、蒙古を挑発したのだ」と怒る。洪烈大笑いし、「笑わせるな。全て強いものが征服するのだ。かつては宋が金を踏みつけていたのだ。今度はテムジンが宋を踏みつけるのだ。テムジンにあわせろ。・・・眠ってるぞ。テムジンでも眠るのか」なおも笑う洪烈を兵士らが取り押さえる。目を開けたテムジン・大ハーンは完顔洪烈を見て、その頭を踏みつけたのだった。
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2005年03月17日

第39話・サマルカンド城・前半

ネタバレです。

大ハーン率いるモンゴル軍とムハンマドとの戦いが始まった。郭靖は兵書で一所懸命お勉強中。そこへ突然、欧陽峰が入り込んできて「黄蓉をよこせ」と言い出す。黄蓉がすでに欧陽から逃げ出したと聞いて喜ぶ郭靖であった(欧陽峰に飲み物まで出してんの。お人よしたあこの人のことだよ)だが傲慢な欧陽の言い方にさしもの郭靖もかちんときて、「お前はもうすでに年を取ってる。俺はまだ若い。今にお前は俺に捕らえられる」そして「黄蓉に危害を加えなければ俺はお前を3度まで逃がす」と約束する(だからお人よし)

伝令が来て「サマルカンド城を包囲せよ」沸き立つ兵士たち。

「また来る」と言った欧陽の言葉が気になる。物乞いの長老が落とし穴に欧陽を落とす準備をする。欧陽は罠にかかるが「3度許す」といったためせっかく捕まえた欧陽を逃がすことに。
次の日も長老たちは落とし穴を。「裏の裏をかくという。果たして欧陽は引っかかり水をかけられ氷づけに。だが「約束だ」とまたもや郭靖は欧陽を逃がす。

なぜ長老たちにこんなにいい作戦が浮かぶのか、訝しがる郭靖。「黄蓉の居場所を教えなければ首をはねる」と言う郭靖に長老たち「氷の崖の頂上に着蓉がいる」小刀2本で氷の崖をよじ登っていく郭靖。果たしてそこには?
続く。また明日ね。
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2005年03月15日

第38話・蒙古に戻る

ネタバレ注意!

息子・康が毒にやられたので、ひざまずいて西毒・欧陽峰に助けを求めるパパ・洪烈。この人は悪人と言われてるけど愛する気持ちは本当なんだろうけどね。やはり出だしが間違うとずーっと駄目っていうことかね。しかしいくら拝まれてもこちらも愛する甥っ子を殺された欧陽峰、康を許す気にはなれないのでした。そして康も血を吐きながらこの段になって「あなたは本当の父じゃない。母を死なせた憎い敵だ。許さない」と言い放つ。敵を父とした裏切り者って設定だが、生まれた時からパパと思って育ったんだから無理はないと思うんだが。パパと思って慕っていた人を急に仇として殺せという方が無理じゃない?考えればかわいそうな人生の人でした。こうして、郭靖の義兄弟でありながら悪役だった人、恋人の念慈から「親の仇を討たないの?」と責め続けられた不幸な人・康はその短い一生を毒によって閉じたのでした。

九陰真経を狙う欧陽峰は黄蓉をさらっていく。大師匠はやっと正気に戻り、黄蓉が弟たちを殺したというのは勘違いだったと嘆く。そこへ馬に乗って郭靖登場。「私たちはふたりとも大バカものだ。早く黄蓉を助けろ」と大師匠は郭靖をどやしつける。ん〜、そんなこといったってあなたがゆったんだしい。郭靖とにかく馬を走らせます。

郭靖、途中で蒙古軍と出会う。「トゥルイ・アンダ!」「郭靖・アンダ!」と言うわけで幼馴染のトゥルイと再会。そのまま蒙古に帰っちゃいました。

トゥルイは大ハーンの前で「金と宋が手を組むと危ない。先にこちらが宋と手を組めば」と提案。
郭靖にひたすら思いを寄せているコジンはやっと結婚できると喜んでいる。困ったのは郭靖。黄蓉への愛もコジンへの義理も欠くわけに行かない。そこで「黄蓉が無事なら戻ってきてコジンと結婚する。黄蓉に何かあったら一生結婚しない」と約束する。

そうこうしていると物乞いたちの長老ら3人が郭靖を尋ねてくる。黄蓉が洪七公から受け継いだ物乞いたちだ。国中に広がっている物乞いたちをしても黄蓉は見つからないという。

そんな折、ホラズム国のムハンマドとの戦いとなる。大ハーンは郭靖を1万の軍の将軍に任命。そして大ハーンは自ら退位して息子に受け継がせたいと言い渡す。人徳熱いオゴタイに決まったが、長男ジュチとチャガタイが争いを始める。
郭靖は本を読みながらの勉強を始めたばかり。物乞い長老たちの言う「九天玄女」のお告げどおりに兵を動かす。作戦がばっちり当たって大ハーンを驚かせる。「敵をやっつけるのはいつでもできるが、お前がいなければ息子を失うところだった」と大喜び。なかなか黄蓉を探すため、コジンと結婚はできないのだ、とは言い出しきれない郭靖だった。
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2005年03月13日

第37話・犯人は誰?

はい、勿論ネタバレっす。

郭靖と康が言い争い。が、念慈の話に動揺を隠せない。そこへ丘道士たちが助けに入る。が、康には欧陽峰がついていた。「敵を父とし、悪人を師とし、義兄弟を裏切るとは」怒る丘道士であった。康は黙って欧陽峰に従っていくのだった。

江南七怪の大兄は苦痛にうめいていた。黄蓉はそんな大兄の手当てをする。兄弟の敵と思っている大兄はそんな黄蓉の振る舞いに耐え切れない。二人は「鉄槍廟」と言う建物にたどり着く。そこは大兄が幼い時、弟たちと遊んだ場所だった。黄蓉は大兄に食べ物と失った鉄槍の代わりのものを渡す。それをなぜながら思い出にひたる大兄。眠った黄蓉に槍を向ける大兄。「殺しなさい」槍を取り落とし、「命の恩人は殺せない。だが、兄弟の仇は取らなければ」と言って泣く。そこに欧陽峰の笑い声が。

完顔洪烈と康も一緒だった。この廟で休むことにしたようだ。「甥を殺したのは郭靖だと思っていたが、全真教らしい。白駝山には後継者がいない。王子は頭もいいし、行動力もある。弟子にしよう」喜び合う洪烈・康親子であった。

一行の中にあの曲三の店のおつむの弱い女の子もいた。なぜ?突然女の子は、「肉団子の幽霊がでた!」と騒ぎ出す。大兄は「肉団子と言うのは三弟のことだ。なぜ、三弟が黄薬師じゃなく、楊康を殺しに来るのだ?彼らを殺したのは黄薬師ではないのか」「今頃わかったの」「ではなぜ四弟は黄薬師が殺したと?」

黄蓉は「誰が私を殺したか父に言って。そして郭靖に真相を話して」と大兄に言い渡し、欧陽峰たちの前に出る。驚く康たちにひるみもせず、黄蓉は真相を解き明かす。この証明、シャーロック・ホームズかのような名推理。見ごたえ充分です。「ついでに甥っ子の欧陽克を誰が殺したのかも教えるわ」おつむの弱い子に脚の悪いお兄ちゃんを殺したのは誰?「あのお兄ちゃん」と言って指差したのは康だった。「脚の悪いお兄ちゃんは女の人を抱いていたわね。それがどういう人か知ってる?」「知ってる。あのおにいちゃんのお嫁さんだよ」

愕然とする欧陽峰。「王子の妻に手を出すなら殺されて当然だ。違うか?」凍りつく康。陳述を続ける黄蓉を康はいきなり打つ。と、あっという間に康の掌に黄蓉の細かい針がびっしりと打ち込まれた。血を吐く康。「息子を助けてください」ひざまずく洪烈に「王たるものが恥ずかしくないのか?立つのだ」言い放つ欧陽峰であった。

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2005年03月12日

第36話・約束の戦い

ネタバレです。

約束の戦いの場所・煙雨楼に人々が集まってきた。全真教の丘道士たち全真七子たちがまずやってくる。
その時、洪烈・康親子は欧陽峰と策略を練っていた。

郭靖の到着を見て、丘道士が声をかける「江南七怪達との再会が楽しみだ」ご馳走や思い出の甕も用意している。郭靖はやっとの思いで大師匠以外の師匠が殺されたことを知らせる。怒りで甕を割る丘道士。

そこへ黄薬師がゆったりと登場。たちまち飛びかかる郭靖。見る間に黄薬師と全真七子との戦いがはじめる。大師匠も加わり、戦いは激しい。この様子を屋根の上から洪七公が眺めていた。郭靖に声をかける「見ていろ」

だがどうやっても全真七子は黄薬師を倒せない。子供だましの技を繰り返すばかりだ。かなりかっこ悪いです。そこへ郭靖が飛んでくる。黄薬師驚き「なぜはむかう?」皆でかかるが黄薬師の強さは、半端じゃない。黄蓉も戦いに加わる。パパ・黄薬師に「郭靖が信じてくれないの」「かわいい娘を泣かせたな」いきなり黄薬師にびんたを食らう郭靖。ははは。

戦いは決着がつかずとうとう夜になる(いい加減にしろよー)よせばいいのに欧陽峰までやってきて「助太刀する」と言う。(やめれ)ついに高みの見物・洪七公が降りてきて「もうよせ。戦いの日は明日だ」と言う。みな、納得してやめたが(すぐやめたのはさすがに疲れたからだよね)すぐ明日になったw再び皆元気に戦いだす(よーやる)

七子と欧陽峰が戦い始める。黄蓉は郭靖に「父の敵を目の前に怖気づいたの?」見ると煙雨楼の側の川に浮かぶ船に洪烈の姿が。飛びかかる郭靖だが、チウ・チエンレンによって止められる。周伯通も到着し、そろい踏みとなる。戦いは果てしない。そこに康が計画通りに号令をかけ、毒ガス・毒蛇を放ち、兵たちに矢を射らせる。散り散りに逃げ出すみんな。「目の見えない私には逃げ道がわかる」と大師匠。が、大師匠も脚を傷つけられ倒れる。それを黄蓉が助ける。大師匠は嫌がるが黄蓉にツボをさされてされるがままの大師匠である。しかし大師匠、何か隠し事があるようです。それは一体なんなのでしょうか?
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第35話・別れ

ネタバレです。

この回は大きな転機となる回です。かなり衝撃的です。

別れを不安がりながらも「今は一緒だから幸せ」と言う黄蓉。船の外ではチウと悪党どもが計略を練っている。二人の乗る船に槍を投げ込んでくる。飛んで逃げる二人。激しい戦いとなる。悪党たちの船にあのイングーが捕らわれていた。

チウの笑い声を聞いてイングーは思い出した。わが子をひどい目にあわせたのはこのチウだったのだ。逃げるチウを追っていくイングー。

途方にくれる二人。突然、郭靖は「コジンとは結婚しない。ずっとお前と一緒にいる」と誓う。黄蓉は喜び、「二人で桃花島に住みましょう」

山道を進むうち、周伯通がならずどもに取り囲まれているのを見つける。また、江南七怪の大師匠を見つけ飛び出して、二人はならず者をやっつける。今回、格闘シーンが多い。が、実は周伯通は霊智上人と先に動いたら負け、と言う賭けをしていたのだった。
周伯通はやっと会えたのに黄蓉が「鴛鴦の誓いをした人が近くにいるわよ」と耳打ちすると、なぜか走っていってしまう。いつもながら変な人である。まーかわいいっちゃかわいいが。


江南七怪の大師匠と洪七公も一緒だった。喜ぶ郭靖だったが、大師匠はなぜか郭靖に「黄薬師と娘の首をとれ」と命じたのだった。できないと言う郭靖を振りほどいて去っていってしまった。

「お前の師匠も黄薬師も偏屈だからな」と七公(わーい、久しぶり。七公ファンです私)「わしが解決してやる」といって嘉興へ行く。

郭靖と黄蓉は桃花島へ行き、しばし幸せにひたっている。が、郭靖がなぜだか三師匠の馬が死んでいるのを見つけて物語りは大きく変わっていく。馬には血がついておりその血のあとが点々と続いて黄蓉のママの墓の中に入っていく。中に入ると六・二・七・三師匠が死んでいたのだった。その傷跡を見て郭靖は「これは九陰白骨爪。梅超風が死んでこれを使えるのは黄薬師だけだ」と黄蓉に激しく言い放つ。

郭靖、細い刀で墓を掘るので手が血だらけになる。そして師匠を埋めながら、昔を思い出す。黄蓉は食事を作って郭靖に食べさせようとするが「桃花島のものは一切食べない」そのときうめき声がする。見ると四師匠が血を吐きながら苦しんでいた。そして地面に字を書こうとする。途中で力尽きるが「これは黄薬師の黄だ」郭靖は黄蓉をにらみつけるのだった。

初めて郭靖が黄蓉に敵意を見せる場面だ。黄蓉がほんとにかわいそうです。島を出ようとするが道に迷う郭靖を「案内してあげるわ」と言う黄蓉。「父上じゃないわ」すがる黄蓉をはねつける郭靖。一人で島を出て行くのだった。

場面は決闘場である「煙雨楼」を映して、今日はここまで。



 
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2005年03月10日

第34話・一灯とイングー

うわ、いつの間にかアクセスカウンター1万を超えてました。皆様に感謝〜。これからもよろしく。

では参ります。ネタバレです。

周伯通は劉貴妃と切磋琢磨してる間に越えてはいけない一線を越えてしまった。劉貴妃は段皇帝(一灯)の奥さんだからね。黄蓉相変わらず、「越えてはいけない一線って?」頭のいい子なのになんでこう。
困った一灯大師、「夫婦でやるべきことを夫婦でないものがしてしまうことだ」なるほど。王重陽が周伯通を縛り上げて段皇帝の前へ。周は「いけないことと知らなかった」と言って劉貴妃からもらった夫婦の契りの鴛鴦の絵のついた布を捨てて立ち去る。
劉貴妃とはなんとあの白髪のイングーが劉貴妃だったのだ。劉貴妃はやがて周の子供を生む。だがある日何者かが赤ん坊を襲い傷を負わせる。傷を治せるのは内功を持った段皇帝(一灯)だけだ。劉貴妃は自らの命と引き換えに赤ん坊の助命を頼む。一旦引き受けた段皇帝だったがその腹掛けがあの鴛鴦の絵の布であることに腹を立て治療をやめる。あんなバカ親父に嫉妬するのもどうかと思うが。
劉貴妃は落胆し赤ん坊を殺し、一灯に復讐を誓う。彼女の髪はそのとき真っ白に。

一灯大師は弟子にイングー(劉貴妃)を丁重に案内しろと言い渡す。そして郭靖たちにはイングーと周伯通の仲を取り持ってくれるよう頼む。
だが弟子たちはイングーと戦いだす。が、イングーさん強いです。どんどん一灯に近づき、御簾越しにイングーが刺した!と思ったのは郭靖だった(しかも刺されてなかった)一灯は「殺しなさい」とイングーにいうが、イングー刀を刺せず、川の中で泣く。


その頃、念慈は尼寺に1ヶ月滞在し、まだ出家を願い出ていた。だが、すでに念慈は康の赤ちゃんを身ごもっていたのだ。喜ぶ康は「英雄に育てる」と言う。「あなたのように地位だけを求め祖先を忘れるような人間にはしたくない」と言って念慈はいうのだった。

郭靖と黄蓉のもとにそらから血のついた布が落ちてくる。父親からの便りと察した黄蓉は郭靖とともに山を下り、桃花島へ帰る事に。

イングーの部屋に毒ガスのようなものが。それはあのチウのしわざだった。狙ったのは郭靖と黄蓉だったのだが。

郭靖と黄蓉船で行こうとしているとき、念慈を見つける。一人去っていく念慈(しかしほんときれいな人です。透き通ってます)「二人が予約した船は、鉄掌党の一味だから気をつけて」と言って。

二人その船に乗ります。郭靖「なぜ役人は上官剣南を追わなかったのか?」
黄蓉「鉄掌党の中指峰が険しすぎて追えなかった。もしくは鉄掌党の守りが厳重で攻め切れなかったか。曲霊風はすごい手柄を立てたものね。もともと岳飛の遺書は宮廷の翠寒堂の滝の裏にあった。上官剣南は遺書を盗み、後で絵も同じところに隠したのね。曲霊風は島を追放された後も父が好きな高価な書画を集めていた。それで宮廷へ」
郭靖「そうか。その中に遺書もあって牛家村に持ち帰り隠し部屋に置いたんだ。いつかき薬師殿に渡そうと思って。だが役人に殺された。完顔洪烈が宮廷に忍び込んだ時、遺書も手がかりの絵もなかったわけか」
黄蓉「もうすぐ8月15日、あなたは蒙古に帰るのね」
郭靖「まだやることがたくさんある」
黄蓉「でも終わったら帰るのね」

気丈な黄蓉も郭靖のこととなるとか弱い少女です。かわいいなあ。しかし波乱の絶えぬ念慈+康に対し、いつもラブラブの黄蓉+郭靖ですな。

posted by フェイユイ at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

周迅インタビュウ

ジョウシュン.jpg

ところで、ジョウ・シュンは郭靖役のリー・ヤーポンと恋人だったのですが、わかれた後うつ病になっていたそうです。皆が失恋のためだろうと思っていたら、原因は「射[周鳥]英雄伝」で自分の考えと周りの考えが合わなかったためらしい。なんだかかわいそうですね。でもその苦しみを今の恋人李大斉が開放してくれたそうな。よかった、よかった。
タグ:周迅
posted by フェイユイ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再開!第33話。ですっ。

英雄伝9.jpg

ああ、ついにこの日が来ました。皆様、お待たせしました。DISCASさん、ありがとう。
あんまりうれしくて、いつもは飛ばしてたオープニングテーマもしっかり見ました。イヤー、いい感じですw力強い歌ですね。心躍るオープニングです!

はい、ではもうネタバレですので。

最後を見たのは1月だったのでかなり忘れとりますwエー、チウによって傷つけられた黄蓉があの白髪の数学老女イングーから段皇帝に会えといわれて郭靖とともに旅をして、山に登り、畑を耕す男を見つけた(この男は牛がいるのに自分で鋤を引いてる変わった奴なのでした)ところまででした。郭靖が「畑をたがやしてるのか」と問うと「いや、心を耕してる」などと答えます。郭靖が皇帝の居場所を問うと「水の入った竹筒を取ってくれ」といいます。取ってやるとそれが岩を止めていたため、郭靖の上に落ちてくるではありませんか。郭靖慌てて石を受け止めます。あわやというところを黄蓉の気転で助かります。次は論語をそらんじてる男がいます。こちらは対句を読めと迫ります。ここも黄蓉の智恵で解決。
やっと二人は僧の姿をした段皇帝に会うことができます。段皇帝は「私はもう俗世を捨てたもの。一灯というものだ」と名乗ります。そして、倒れかけた黄蓉を直してあげます。だがそのために突然一灯大師は激しく消耗してしまいます。すぐに黄薬師からもらった九花玉露丸を渡すふたり。がそれを飲んで一灯大師は具合が悪くなります。なんとそれは二人が気づかぬ間に白髪のイングーが毒とすりかえていたのでした。イングーを知っていた大師は何か訳ありらしく「これも運命だ」といいます。

その頃、康と念慈は仲むつまじくしていました。そこへ父王の使いのものが。念慈は康を案じていかないでくれと頼みます。「金のことは忘れたといったでしょう」だが康は「会うだけだから」と父王に会いに行きます。が会えば情がわき、結局康は父王・完顔洪烈と抱き合います。
洪烈は康に「今こそ父と子で天下を取ろう」といいます。渋る康。そこへ念慈が洪烈に刀を向けて飛び込んできます。それを押さえる康。「父上と行くよ」悲嘆にくれ、念慈は走り去ります。そして尼寺へ。尼僧に出家を願います。後を追ってきた康。だが、念慈は会おうとしません。「ここから離れないぞ」という康。ハー、しかし、それなら戦争もできないだろうしさ、いい加減あちこち行かんで心決めればー?天下と女とどっちが大事?

一方、大師の勧めで休んでいた郭靖と黄蓉のところへ大師の弟子たちが怒って入ってきます。「恩を仇で返すのか」というのです。黄蓉を救うのに「一陽指と先天功を使って奇経八脈の穴道を通じさせた。そのために激しく消耗し、回復に5年かかるというのに毒を飲ませ、また敵が攻めてきたのも二人のせいだ」驚いた二人はすぐに大師に会う。
大師は黄蓉に自分が何者か聞く「あなたは雲南大理国の皇帝です」大師はそれもこの僧姿も仮の姿だという。そして物語り始める「このことは華山論剣と九陰真経に関係がある。あの年全真教の王重陽が経典を手に入れ大理国を訪れた。そして拙僧に先天功を伝授した。そのとき周伯通は退屈して遊んでいた。私の技を后たちが学びなかでも劉貴妃は特に優れていた。ある日それを見た武芸好きの周伯通が練習相手になりすぐに劉貴妃をねじ伏せた。そして聞いたのだ「降伏するか?」と」
日エー、こんなとこで終わってます。どうなりますかー?
posted by フェイユイ at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月26日

射[周鳥]英雄伝はすごいぞ!

ジョウ・シュン.jpg

これはうれしいことなんだけど、以前にも書いたんですが、ここんとこずっと「射[周鳥]英雄伝」のお客様がとても多い(私のブログとしては)
これはどういうことなのでせう。ゲーム関係とか?ゲームしないんでさっぱりわかんないんですが。スカパーでやってるから何かその辺が関係ありなのかな?
いったいどうしてなのか、すごく気になるが勘の鈍い私にはさっぱりわかんない(書いてたその当時にはどーせ誰も読んでやしないわシクシクだったのに)
誰か教えてー。
タグ:金庸
posted by フェイユイ at 09:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月11日

正義の心

まったく昨日はショックでした。が、ここら辺でこの射[周鳥]英雄伝のドラマについて、少し感想を。なにせスートーリーに追われてほとんど感想は書いてなかったし。
ここまででも長い話ですが、とにかく最初からここまで目が離せない面白さです。主人公の郭靖と黄蓉はずっと仲良しあつあつで郭靖の婚約者コジンの件を除いてはまったく安心できる関係なんですが(その分、康と念慈がはらはらですが)
こういう武侠モノを見るとき、必ず言われるのがワイヤーアクションのことなんですが、結局これって好みの問題としかいえませんね。嫌いな人にはなんと弁明しようとどうしても受け入れがたいようで。私はワイヤーアクションがどうしてそんなに気になるのか、よくわからん。もともと別世界のような不思議な話です。人間が飛んだり、急に風を巻き起こしたり。ワイヤーアクションなどは別に気にならない。としか私的には説明できません(もっと気にすべき事柄はいろいろあるのだ)
ま、それは個々の好みということでしょう。この射[周鳥]英雄伝は金庸の中でも特に人気のある作品で、主人公の郭靖は金庸の英雄の中でも一番の人気と聞いていたので(武侠好きといってもこの程度の新参者です)どんなかっこいい男性でしょうと楽しみにしていたらものすごく不器用な単純な男だった。これには最初、驚きました。まさか一番のヒーローがこんな間抜けなんて。でもだがしかし、見ていてわかりました。正義の心と純粋な魂は見ていて心を打ちます。賢くて美しい黄蓉が郭靖に心底恋をしているのもよく解るし、見ていてすがすがしいものです。他の登場人物も大体において単純明快、いい人、悪い奴、そして復讐に燃えていてもあっさり許したり金庸世界の美学は好きなものにはたまらなく楽しい世界です。ただ一人、康はなかなか複雑でいまだどちらにつくのかよく解りません。彼がこのドラマの大きな鍵になってるのは確かです。だモンで、これも好みの問題ですが、できれば康にはも少しかっこいい人にやってほしかったなあ。よく演じてる、とは思うんですが。ごめんなさい、いまいち好きになれないのだ。郭靖はリー・ヤーポンでいいんですけど。
勿論、黄蓉の周迅は文句なくすばらしかった!きれいでかわいくて生意気で。また他の脇の俳優さんたちもすっごくいいんですよー。江南七侠のかたがたなんて大好きだし。なんといっても洪七公ですね。?だったのは、完顔洪烈はすごい悪党のはずなんですが、ハンサムなせいか、なんなのか、あまり憎みきれない演出になってる気がする。彼は彼なりに惜弱と康を愛していて、かわいそうな感じすらしちゃうんですが、他のドラマでは違うキャラなんでしょうか?後、女性は皆美人ぞろいで楽しゅうございました。康の恋人・念慈なんて透き通るようにきれいです。それと梅超風ですね。やはり彼女のようなキャラクターは武侠モノにはぜひ出てほしいです。
そんな風ですっかりはまりこんでしまいました。何とか続きを見たいものです。郭靖と黄蓉にあえるのはいつの日か?            
posted by フェイユイ at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月10日

射[周鳥]英雄伝・ 第32話

ネタバレですよ。よろしく。
黄蓉、郭靖が止めるのも振り切り、康と念慈がいる部屋を覗きにいきます。 
康、念慈に「もう全てを忘れて二人きりでどこかへ行こう」といいます。それを見て安心した黄蓉でした。
興奮気味の黄蓉、ばったりあったチウをからかいます。するとチウは突然、黄蓉を傷つけたのでした。深い傷を負った黄蓉をかばいつつ逃げます。すると逃げ込んだ洞穴の中にまたチウが!なんとチウは双子だったのだ。そして二人が逃げ込んだのは鉄掌党の党首が代々眠る墓だった。そしてチウの弟は二人と兄がいる山に火をつけたのだ。傷に苦しむ黄蓉を抱えて逃げる郭靖。崖の淵までいった時、郭靖は鷲を呼び、二人は空を飛んだのだった。
二人が逃げ込んだ家にはまだ若いのに白髪の女性がいて、一所懸命に数学を勉強していた(?)彼女の出す問題を意図も簡単に解く黄蓉。驚いた女は傷ついた黄蓉を治せる人の居場所を教える代わりに一年間自分に数学を教えてくれと申し出る。ものすごく変わった出来事だが効して二人は助かる道を見つけ、その人を探す旅にでる。そして恐ろしく高い山の上で畑を耕すおとこにであうのだが・・・。

まさか、まさか。こんなことって!皆様、すみません。まったく私の勘違いでドラマはまだ続くのでした(と思います。まさかここで終わるわけないよね???)長い間読んでくださった方、申し訳ありません。DISCASのレンタルがこの8巻で終わってるのでてっきり全8巻だと思い込んでいたのです。で、多分続くと思うんですが、今レンタルされてるのはここまでなので、DISCASさんが次を仕入れてくださるまでは、一休みになります。すごく気になるとこなので私も早く続きがみたい!!DISCASさん、早いとこ頼みますよー。(ってDVD自体がないならしょうがないけどね)金庸ファンの方々、しばし待たれよ!再見!
英雄伝
完顔洪烈と康のママ惜弱です。
posted by フェイユイ at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第31話・物乞いたちの夜

なんだかすごい結末になってきました。といってもまだ話はあちこち飛んでて一体これで収拾がつくのか私には見当がつきません。で、ネタバレ注意です。

郭靖と黄蓉は康と物乞いの一派に連れ去られてきました。康はすっかり物乞いた幇主になりすまそうとしています。物乞いにも汚衣派と浄衣派がいるらしい。すごいカテゴリである。浄衣派の一人(郭靖たちを眠らせた)が康の肩を持って、他の物乞いたちを説き伏せようとしますが、汚衣派の魯有脚が康が19代目になることをなかなk納得しようとしません。そこへチウがやってきて財宝を贈ろうとしますが物乞いには財宝は不必要といって受け取ろうとしません。なるほど、芯が通ってます。そしてチウの勧めで南方へ行くことを康が承知すると「南方に行けば、また金にやられる「宋人ならそんなことは言わないはずだ」と物乞いたちは反対する。そして腹を割れた竹で突いて自害するのだ、康を説得するために。一部始終を見ていた黄蓉と郭靖、縄を解き、打狗棒法で戦う。それに気づいた魯有脚は黄蓉こそ本当の19代目幇主だと喜ぶ。チウは康に「私がかくまいますから早く逃げなさい」
黄蓉と郭靖はチウから鉄掌峰に来いと言われ、そこに岳飛の遺書があることを知り、出かける。
物語の最後の山場が物乞いたちの物語になるとは。物乞いたちは金国に仲間を殺され住む場を失ったものたちなのだ。だから、あえて物乞いをして戦う機会をみているのだった。
英雄伝
大きいのが丘さんと江南七侠の大兄様です。
posted by フェイユイ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月09日

郭靖と二人の女

さてさて不倫話が苦手なんぞと言ってるお子ちゃまな私は武侠の世界へいくとするか、とつぶやいてたら、なんとも郭靖までも不倫関係に陥ってることが判明!つーかずっと前に解ってたことだが、蒙古に残してきた婚約者のコジンが兄のトゥルイとジェべ師匠と共に現れた。
あの西毒が今度はトゥルイたちを捕まえてなぜか殺そうとしていたところを郭靖たちが助けに来たのだ。黄薬師は「大勢で西毒一人を殺すのは卑怯だ」と放してしまう。
さて喜んだのはコジン。一気に落ち込んだのは黄蓉である。とんだ間抜け男なのにもてる郭靖である。一本気な郭靖は「愛してるのは黄蓉一人だが、約束は守らねばならない。コジンと結婚する」と言い放つ。怒り出したのは黄薬師、殺してやるとトゥルイ兄妹に飛び掛るのを黄蓉が助ける。あきれて帰ってしまう父・黄薬師。江南七侠も故郷に帰ることになった。コジンたちはやっと喜んで郭靖に早く蒙古に帰ってきてくれと言い残し、蒙古に帰っていく(そんなに信用してかえっていいのか?皆お人よしばかりだな)
郭靖は康と七公を探すといって黄蓉と共に旅にでる(結局一緒にいるじゃん)しかしすねまくりの黄蓉に郭靖なすすべもなく戸惑う(当たり前だバカ)ある食堂で郭靖たち、食事を取る。黄蓉ふと康の姿を見つけてしまう。康もそれに気づいて隠れる。
汚い格好の物乞いが郭靖たちと食事をするはめになる。が、黄蓉のずけずけした物言いに怒って行ってしまう。今度は別の物乞いが「さっきの物乞いはこのご馳走の中に毒を入れた」と言い出す。信じない二人に「では私の目をみてごらん」眠ってしまう二人。そして物乞いたち一行にどこかへ連れて行かれる。その頃、康はすっかり黄蓉の代わりに物乞いたちの幇主になりすましていた。
英雄伝英雄伝
左が大きいのが周伯通、と小さいのがパパ・黄薬師、右のが洪七公と黄蓉です。
posted by フェイユイ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 射[周鳥]英雄伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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