2006年05月17日

鬱憤溜まってマットを観る

鬱憤が溜まってしまったので映画のマットが出てくるとこだけ抜粋して観た。

まずは「恋の方程式 あなたのハートにクリック2 」
マットの出番は主人公と彼女が日本料理店で上手くいきかけているとこに邪魔をしに入ってくる場面のみ。だがこのマットが実に可愛いんだよね。
2002年の作品なのでマットは30歳を越えてるはずなのに何とも言えず可愛い。しかも初めから目うるうるでいかに彼女が自分に辛くあたったかを愚痴愚痴。彼女からはあしらわれ戻ってきたフィルからはほっぺを叩かれた上に「誇りを持て!」などと言われて胸にすがり付いて泣き出した。どうにも情けない姿をさらす為に登場なんだけど(しかしこの役も若手俳優が何とかありつく役柄って感じなのによくやるよな)コレは欲しいですよね。ここだけのために買うか?

「ドグマ」
ずーっと観てきてやはりベン・アフレックとマットの絡みがたっぷり観れるのはコレですね。その点は「グッドウィルハンティング」以上に楽しめる一作です。
しかもやはりマットが可愛い(笑)ベンが背が高いおかげでマットがめちゃくちゃに可愛く見えるのであります。ちょっと若すぎて嫌なんだけど(肌がぺかぺかしすぎてやだ)そこを我慢したら最高ですね(年下のベンのほうが大人っぽくて素敵に見えるんですね〜)きっとこのときのマットはかなり可愛らしく見えるように演技していると思うんですが。ベンを見る目が甘えてるんだもの。
そして銃をぶっ放して殺戮を繰り返すという他では見られないマットの小悪魔(天使だが)ぶりがベリーナイス。
少し頭が悪い感じなのもキュートです。


posted by フェイユイ at 22:23| Comment(6) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

欲望という名の電車に乗って「極楽」で降りたの

昨日はゆっくり時間が取れそうだったので(結局大していつもとかわらなかったのだが)「エレファント」を観たのだが「私はやはり欲望の赴くままにしか映画を観れないのだな」と判明。今までもそうだったが頭の中が「コレ」となっている時は「コレ」のことしか考えられな人間なのだ。
マット・デイモンの「ジェリー」に感動したからと言ってそれは彼が出ていたからであってその関連性がある映画にまた同じように感動するとは限らない。「エレファント」に感心しなかったわけではないが、のめりこむように観たわけではないので「ああ。私ってやはりそういうモノなのだわ」と確認したのだった。

今までもキム・ギドクにはまった時はそれだけ、金庸ドラマの時もそれだけしか考えられない。
偏りのないニュートラルな状態で観る時でなければなかなか入り込んでいけないものなのだろうか。とは言え、いつの時点でかで何かに入り込むのだから何かを見なければ入り込む事もないわけで。

しかも間を置いて少しずつ観ていくなんてことができない。とり憑かれたら最後いやとり憑いたら最後、餓鬼の如く貪り尽くさなければ気がすまないのだから我ながら恐怖である。(かつてはレスリー・チャンを同じように貪ったっけ、ああ)

マット・デイモンのレンタルできるDVDはもう少しで終わってしまうし、欲しいと思ったものは買ってしまったし、これからどうなるのかどうするのか自分のことながらわからないが、また恐怖じみた欲望が湧き出てくるのであろうか、ああ。
ラベル:周辺記事
posted by フェイユイ at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

サインしてくれるランキング

今朝、「めざましテレビ」でアメリカ俳優で快くサインをしてくれる人、てなランキングで1位がジョニー・デップ、2位がジョージ・クルーニー、3位がマット・デイモン、となっていました。それだけなんだけどね(笑)
まじめそうなマットが3位と言うのは別に疑問ではないしな。本当は物凄く意地悪でサインなんかしない、というのだったらおかしかったですが。
クルーニーはジョークを言いながらサインしてくれるそうでこれも見たとおりの素敵なイメージですね。ジョニー・デップはサインなんかしそうにない、というか逃げ出しそう、か奇妙なサインをしてくれそうですが。

ジョニー・デップとクルーニー、と5位のトム・クルーズには番組のコメントがあったのに3位のマットには何のコメントもなかった(ような)あたりまえの結果だからしょうがないですか。
posted by フェイユイ at 08:50| Comment(4) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「恋の方程式 あなたのハートにクリック2 」

恋の方程ョ.jpg

また不思議な映画だね。毎日楽しませていただいております。

マット・デイモン&ベン・アフレック総指揮、マット・デイモン製作ですね。
主人公は二人ではなくルーク・ウィルソン演じるスタンリー。これがイライラするほど女にオクテ。そんなスタンリーがダイアナに恋をしたのを知ってベン=マイケルは賢明に応援するが、その実彼らの初デートを賭けの対象にしていたのであった。
スタンリーが運転する車がぶつかってしまった不思議な男フィルが二人の初デートをかき回していく。

なんだか変わったテイストの映画で奇妙な後味。私はなかなか面白かったのですが。
ベン・アフレックは髭が素敵で長身でかっこいいんですが友人を賭けの対象にして見張っているというおかしな役ですね。
マット・デイモンはスタンリーが恋する美女の元カレ。ここでもマットは恋人にふられてます。なんだかもー女運のない人ですね。ベンの方はしっかりバイクの上でことをいたしていると言うのに。
しかしマットは振られた彼女を追いかけてきてグチを言い、不思議男フィルにもたれかかって泣き出すというなんとも可愛らしい役でして、これも一見の価値ありです。私はどうもしょうもない役のマットが好きですね。天才の時より。
観はじめた時間が遅かったので今日はこれまで。
posted by フェイユイ at 00:07| Comment(0) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

「ユーロトリップ」

ユーロトリップ.jpg

今日も忙しかったので疲れはピーク。だが、到着したマット・デイモン映画が目の前にあっては観ないわけにもいかない。
で、観たのが「ユー♂トリップ」
アメリカ青年スコットがドイツ人のマイクとメール交換をしていると友達に「そいつはお前を襲おうと思ってるんだぜ」と言われ次のメールに「会いたい」とあったもんだからぶちぎれて「これきりだ!」
実は「マイク」は「ミカ」というドイツの女性名だと弟から教えられて激しく後悔。いくらメールを送ろうとしてもブロックされてしまう。頼りないスコットが「ベルリンへミカに会いに行くんだ」と決意した。
仲間の男女の双子と悪友と共にヨーロッパを巡る珍道中。果たしてスコットはマイクもといミカのハートを射止められるだろうか?
てな話。
アメリカ人が思うヨーロッパの典型的イメージと言うものが次々と露呈される。ていうか危険を感じるほどの差別的見解でもあり関係者は怒るだろうなあ、と思いつつ鑑賞。
よくある話なんだがドイツでのヒットラーをおちょくったギャグには冷や汗をかきました。私はこの手合いは苦手です。
が、他の奴。最初にたどり着いたロンドン(ベルリンに行くのだが、旅費を安く上げるために配達人となった(?)ためにまずロンドンへ到着する)
そこで出会ったマンチェスターUのサポーター連。マンUサポが怒るぜ。しかし笑った。フーリガンはまあこーゆーイメージですわな。サポのリーダーを演じたヴィニー・ジョーンズは元プレミアリーグのサッカー選手なのだそうだ。物凄い迫力でこの方を見れただけでもよかった。私としてはこういうサッカーサポを巡る旅の映画なんかを観たいものです。
後はヨーロッパを彷彿とさせるヌーディストビーチとかオランダの飾り窓の女とかバチカンの法王とカソリックをおちょくったものとか(カソリックから怒られる)はおかしかったです。

とか言ってるとどこにマット・デイモンが出てたのか?って感じですが、彼はなーんと冒頭と言っていいくらいの最初のエピソード。学生達のさよならパーティ(かな?)に出演したパンクロックバンドのボーカリスト役。
頭をボーズにして刺青、真っ赤なマニキュア(いつもながら爪が短い)顔中のピアスでパンキッシュに歌いまくるのでした。
これがなかなかでしてまさかこうゆう役だとは思いもよらなかったので驚くやらうれしいやら。結構さまになってましたね。目を見開いてこめかみを突きつけているポーズが素敵。この歌の場面だけのMVが欲しい!パンクロックというとブルーハーツというベタな私なのですが、やはり好きなものは好き。パンクな感じは大好きなのです。

というわけで大喜びしていたのですが、この映画は2004年製作。なぜマットがこの映画のチョイ役パンクバンド?物凄くパンクしたかったんでしょうか??不思議です。
posted by フェイユイ at 23:53| Comment(1) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

忙しい時は思い出す、そしてベン&マット

ここ何日か忙しくて映画をきちんと見れず寂しい。忙しい時はハンバーガーショップで働くボブ=マットを思い出してがんばるけなげなフェイユイなのでした。

疲れて何も思いつかない。今度はエディソン・チャンの「同じ月を見ている」とマット・デイモンの「ユーロトリップ」を見る予定。あと「恋の方程式 あなたのハートにクリック2 」とガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」ですね。
それから遅まきながらようやく李連杰の「スピリット」も。やっと観る事に。だって完全版待ってても出なくて痺れ切らしたんだモノ。

ところでスター・トレックにベン・アフレックが主演すると言う話は本当でしょうか?マット・デイモンも共演してくれい。カーク船長とスポックの若かりし頃の話ということで外見的にはスポック=ベン、カーク=マットですよね?しかし内面的には逆のような気も。ん、いやこれでいいのか?
楽しい。

マット・デイモンは「インファナル・アフェア」に出演するんですよね。ジャック・ニコルソンのボス、レオナルド・ディカプリオ=ヤン(トニー・レオン)マット・デイモン=ラウ(アンディ・ラウ)か。レオとマットって紛らわしくないのかな(どーせレオ様のほうがハンサムだと言うんでしょうが←被害妄想過多)ニコルソンもなんか似てないか(笑)でも勿論楽しみです!

インファナル・アフェア マット.jpg
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2006年05月12日

移動する車、光、風

「グッド・ウィル・ハンティング」を少し観ていた。
前に「甘い」なんて書いたけどこうやって観ていると酷く痛い物語だ。ひりひりしてくる。人に心をさらけ出すのは辛い。さらけ出してしまうと恥ずかしさにいてもたってもいられなくなる。

ここでこうやって書いているのも裸になることと同じ。でもなかなか本当の裸にはなれないね。

自分の思いをしっかり書いている(と思われる)人に出会うと凄く感心してしまう。

何度も同じことを書いてしまうがガス・ヴァン・サントの映画の移動シーンが凄く好きだ。ウィルが車に乗っているところ、電車で移動している所、光線の加減、風、美しい。

マットがダンキンドーナツが好きと言うのはホントかな、と思ってたらベンが迎えに来た時持っているコーヒー(?)にはダンキンドーナツって書いてあるね。
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2006年05月10日

「リプリー」特典

「リプリー」DVDの特典を観ていました。
リプリーの時はかなりかっこ悪いマット・デイモンですが、コメントをしているマットの美青年なこと!別人のようです。映画の中よりコメント言ってる方がハンサムってのも変な話ですが。顔がまだ細くて綺麗ですね。
しかし監督はジュード・ロウには「なにしろハンサムで彼になれるもんならなりたい」と言ってたけどマットには「才能ある役者」とは言ってもハンサムとは言ってくれなかったね。敵がジュード・ロウじゃしょうがないか。本当に輝く太陽のようなそして闇を思わせる美貌の持ち主ですから。

フィリップ・シーモア・ホフマン演じるフレディはトムの心を捻じ曲げていく重要な役どころですが、コメント言ってるホフマン氏もちっともイメージ変わらないんですね。「彼は誠実で友達思いなのだ」そうです。なるほど、彼の側から見たらそうなんですよね。リプリーに思い切り入り込んで観てしまうから最強の敵でしかないんですが。
意地の悪い感じが強烈な印象でした。「カポーティ」の彼も楽しみです。

1950年後半のイタリアを再現する為の工夫。
真面目なリプリーを表現する為の冒頭でのクラシック音楽、そして自由奔放なディッキーの為のジャズ。
音楽と共にトムが次第にディッキーに心惹かれていく様子が映し出されていく。

どんなに上手い役者と言っても年齢に応じた役というものがある。マットがこの年齢の時にリプリーを演れたと言うのは本当に幸せなことだ。
それは誰だってそうだけどこういうタイプの物語が好きなので余計にそう思ってしまうんだろうな。
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2006年05月09日

「ふたりにクギづけ」コメンタリー

クギづけc.jpgクギづけg.jpgクギづけf.jpgクギづけe.jpgクギづけd.jpgクギづけb.jpg

ボビー&ピーター監督によるコメンタリーつき。全部書き出すわけにもいかないがとても興味深い。
出だし、なんと!ウォルト&ボブが寝ているベッドの下に人間の顔が映っている!監督たちも後で気づいたらしい。怖い。

ボブたちのハンバーガーショップでウェイターを罵る客の前に出てきたボブ&ウォルト。マットの横に映っているのは彼のママらしい。他にも友達がいっぱい出てる映画らしい。どおりでアットホームな感じに仕上がってます。
もっと後でマットのパパも出てくる。それが警察で犯人を並べて被害者に顔を見せるシーンなのだ。親子で悪人役っていうのもおかしい。

しっかし、兄貴は役者志望で芝居をする、弟は内気で人前に出ると死にそうになる。という話になってどうするのかと思った。まさか兄貴が衣装を着てカポーティを演じ、弟は汗をだらだら流しながら横で耐えているとは、凄い考え方です。

ここでもマットは監督たちにとてもいい人・ナイスガイと言われていますね。ホントに根っから真面目人間なんだなあ。以前ファンでもなかった時にテレビで観た時も脚本を読んでいた。

この映画にはメリル・ストリープとシェールが出てくる。
二人は二人そのままの役だ。メリルは美しくいい役だが、シェールはB級テレビドラマに出演依頼されてカンカンになると言う役だ。おかしい。しかも見学に訪れたファン達に「なーんだシェールか」なんて言われてしまう。

この映画を観ていたら右のわき腹が痛くなってきた。ということは兄貴になったつもりで観てるね。

そしてハリウッドでウォルトはシェールの気まぐれでなんとテレビの準主役の座を手に入れる。シェールの相手役だ。
またしてもくっついた弟の存在は?ここでもテレビのフレームに入らないようにボブをカットするのだ(しゃれじゃないよ)でもどうしても少し映ってしまうので彼らの故郷の仲間達は「ボブも映った。元気よさそうね」などと大はしゃぎ。他の人たちは疑問符だらけでしょ。

監督たちの話だとマットはダンキンドーナツが好きなんだそうな。スターバックはダメでダンキンドーナツなんですと。

結合双生児のウォルト&ボブがお手玉みたいなのを使ってリフティングをして見せるシーンがある。あんまり上手いんできっとCGだと思ってたら練習したらしい。凄いね。

彼らが分離手術を受けて車椅子から立ち上がるシーン。今まで30年以上寄り添って生きてきた二人。一人で立って歩き出すと二人とも片方によろけて倒れてしまう。ずっとそちらの方に身体を寄せてきていたのだ。
ここから彼らがどんなにお互いを支えあい頼って生きてきたかが描かれる。感動的な話だ。
最後は二人が故郷の仲間に冗談半分で約束した「来年はミュージカルをやるよ」という言葉を実現させる。
グレッグは驚くほど歌がうまい。最後まで仲のいい兄弟であり続けたウォルト&ボブ。笑いながら泣いてしまう凄くいい映画でした。
posted by フェイユイ at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マット・デイモンのファンであるために

マット・デイモンを観ることがそして彼のファンになることがこんな針のむしろに座るが如き忍耐を強いられようとは思いもよらぬことだった。

「ブラザーズ・グリム」を観てマット・デイモンの演じるウィル兄貴に参ってしまった私は次々と彼の作品を見続けることになった。それほど彼の作品を観るのは楽しく心惹かれることなのだ。
だが、回数を経るにつれ、私は大きな疑問にぶち当たらざるを得なくなった。と言うのは、それぞれの作品を見た後どうしても「こんな面白いの、みんなはどう思っているのかな?」と無邪気にネット上の感想ブログなんかを覗いてみたりするのだが、なんとも結構批判されております。しかも!その最大の理由がマット・デイモンの顔かたちによる場合が多いのだった!!

アジア映画に浸っていた私は最近のアメリカ映画の状況を知らず、マット・デイモンのイメージといえば「若くして有名になった金髪碧眼の白人俳優。アイドルみたいなもんだろう」と思ってました。私的にはとても可愛らしい顔をしていると思ったので。これがそもそも間違いだったようで。私は今までに感じたことのない過酷な批判を浴びることになった(私がではないが)レスリー・チャンや周杰倫の迷でいる時の幸せなことよ。マット・デイモンを好きになるのは敢然たる勇気を持ってせねば生半可な心持では耐えられるものではないのである。

まず、マット・デイモンはジミー大西画伯にそっくりであるためどうも許されない存在のようです。
私はジミー画伯の顔も好きなのでここにすでに問題が。
だけどねえ、別にそれはどうでもいいでしょ。否定はしない。うまいとこついたね。
その上で可愛いと思うんだけどね、若い頃より今の方がいっそう素敵!ウィル兄貴の時も好きだが、昨日観てまた好きになってしまったあーゆー内気で情けない男役がまたよいですね。
「ブラグリ」で弟役をやらされそうになった理由がわかった。あの弟は可愛いもん。
マットはセクシーな男ではないと思うが、エロティックではあるのだよね。これも私だけが感じてんのかもしらんが(そこが駄目なのかもしれないが)

そしてなぜか槍玉に挙げられるのが「リプリー」の時の水泳パンツ。とある映画評論にもワーストドレッサーにあげられていたが、それは役作りじゃないか。ま、衝撃だよな、あのパンツ。
その本と言うのはラブシーン(というかエッチシーン)の特集だったんだが、あー確かにマットはラブシーンが少ない・・・。いつも彼女に逃げられるかいなくなるか、だもんな。
いつも男とくっついてるし・・・。
なんか意気消沈しちまったが、マット・デイモンのファンになることは修行僧に近いのだ。
まだまだ修行の道は続く。
posted by フェイユイ at 18:59| Comment(9) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ふたりにクギづけ」ボビー&ピーター・ファレリー

クギづけa.jpgクギづけ.jpg

前言撤回します。マット・デイモン出演作で一番素晴らしいのはこれです!!

まず何と言ってもマット・デイモンのよさが思う存分表れていますね。彼はシリアスよりこういうコメディが抜群に上手いというのは「ブラザーズ・グリム」や「ドグマ」で表現されていましたが、尚且つひたすら可愛い(ほかのでも可愛いですが)マットが演じる事ができる真面目で純粋な田舎者という役をこれ以上ない魅力をもって演じています。年齢も32歳という設定なのでマットの実年齢だし(共演者のグレッグ・キニアはちょっとサバよみですが文句なし!)

以前多かった天才的青年という役ではなく舞台の上や女の子の前にでるとパニック障害が起きて呼吸困難になるほど内気なボブ役のマット・デイモン(具合が悪くなってしまう所が可愛くてたまんない)見るからに冴えないとこが愛おしい。しかも彼は陽気で行動的な双子の兄ウォルトと腰の部分で繋がっている結合性双生児なのです。
いつも他の男性と強いつながりを持っているという設定が多いマット・デイモンですがここに来てとうとう体が繋がってしまいました。

最初から彼らの体が裸で映し出され彼らが結合しているのだと言う事が認識させられます。彼らはマサチューセッツの小さな田舎町でハンバーガーショップを経営して結構繁盛しているのです。時間制限のある注文ですら二人は絶妙なコンビプレイで片付けてしまいます。無論彼らに差別的な暴言を吐く者もいますが周りの人々は彼らを馬鹿にするような人を黙ってはおかないし、彼らも立ち向かう勇気があるのです。
兄のウォルトは女性に対しても積極的で繋がった弟はカーテンの向こうに置いてメイクラブもしっかりこなしております。その間に弟ボブはパソコンで中国人のメル友であるメイ・フォンにせっせとメールを送っています。
幸せな生活を送っていた二人ですがある日活動的な兄は「もう32歳だ。ハリウッドへ行って俳優になる」と言い出したから大変!内気なボブは死にそうになりますが結局兄に付き添ってハリウッドへ。

兄貴役のグレッグ・キニアがまた上手いのですが終始笑わせられっぱなし。このファレリ兄弟監督は「ジム・キャリーはMr.ダマー」の監督&脚本なんですね。なるほど納得。大好きでした。
ボブはメイ・フォンに自分たちのことを打ち明けてはいないのですが兄貴は打ち明けろよと言いながらも弟の事を思いやってなんとかごまかそうとしてくれるのが優しいのです。
が、とうとうばれてしまい驚きの表情を見せてメイ・フォンは去ってしまいます。こっそりメイの写真を見つめる弟を見て兄はついに分離手術を言い出します。
実は肝臓が弟の方にあり、手術をすれば兄のウォルトが危ないのです。ボブは賛成しません。が、兄の執拗な説得で手術を受ける事になったのです。そこへメイが戻ってきてそのままのあなた達が好きなの、と言うのですが二人は決断したのでした。

分離された二人はバランスを失い歩く事も難しいのです。がここでも二人はひたすら前を向いて進んでいきます。
が一人きりになった時、兄・ウォルトはいつも一緒だった弟を思って泣くのでした(私も泣きました。これが泣けずにおらりょうか!)

深読みすれば支えあって生きている兄弟また友達とかって考えてもいいんですが、ずっと一緒に生きてきて分かれた時にその意味・価値がわかるのでしょう。とにかく切ないし笑えるしおかしいし。兄貴が片身が淋しくて椅子に座っている銅像に寄り添っているのがおかしく泣ける。弟も兄貴がいないんで転んでしまうし。それまで二人は野球でもボクシングでもアメフトでも凄く得意だったのに相棒を失った途端に何もできなくなってしまうんですよ。
(しかしこの二人で一人のピッチャーとか二人で一人のボクサーって愉快!強すぎます)

観た後に心のそこからじわーっとうれしくなってしまう最高に素晴らしい映画でした!!

監督・脚本・製作:ボビー&ピーター・ファレリー 出演:マット・デイモン、グレッグ・ギニア、エヴァ・メンデス、セイモア・カッセル、シェール、ウェン・ヤン・シー、メリル・ストリープ 2003年アメリカ
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2006年05月08日

「ミスティック・ピザ」

MYSTIC_PIZZA.jpg

「この緑色の中身は何?」この一言を聞くために観ました。

と言うのはこのジュリア・ロバーツ主演のこの映画に僅か何カット、このセリフのみのマット・デイモンが出演しているのです。

1988年の映画ですからマットがまだ10代の時ですね。しかし可愛いというかとにかくまだまだ子供だよという感じ。
ジュリア・ロバーツ演じる貧しいポルトガル系のデイジーがお金持ちのハンサム君と恋に落ちそのブルジョアなお屋敷に招待されるシーン。
ジュリアのママは海産物を扱う仕事をしているので(ロブスターの出荷の仕事とか)ロブスターは毎日食べ飽きているのに出されたご馳走はロブスターだった。中から出てきた緑色の物体を見て親戚として同席していたマットが質問をするのだ。「“タマーリ”だよ。一番うまいとこさ」とハンサム君のパパが答えるのにハンサム君が「クソだから、食うなよ」と意地悪をいうので嫌な顔をしてみせる。その後、同席していた叔母さんがデイジーに対して失礼な事を言ってしまうのでハンサム君がやり返し、それに噴出すマット。あの歪んだ笑い方はこの頃からしてますね。そしてハンサム君が癇癪を起こしてテーブルクロスを引っ張るのでご馳走がぐちゃぐちゃになったのを見てうへえと言う顔をする。そして片付けると言った感じで立ち上がっておしまい。
ここに天才の片鱗を感じる!のは難しいですねえ。ホントに知らなければ絶対見逃してしまいそうなほんの短いカットだし。きっと物凄く頑張ったんだと思いますが。
なかなか最初は苦労をしたと本にも書いてありましたが、確かに目立つ雰囲気ではないのでその通りだったんだろうなあ、と思います。
そして4年後に「青春の輝き」次の年は昨日観た「ジェロニモ」9年後に「レインメーカー」と「グッド・ウィル・ハンティング」と言うわけでそんなに役者としてはとんとん拍子に有名になったわけではないのですよね。

映画はジュリア・ロバーツが「プリティ・ウーマン」で有名になる前の作品。この前「オーシャンズ」で彼女を観たばかりなので、この頃は本当に若くてグラマラスで色っぽかったんだなあと驚き。ずーっと美しいイメージのある女優さんですが若さと言うのはホントにパワーがあるものですね。
私はジュリアの兄のエリック・ロバーツが凄くハンサムで素敵と思っていたので彼女を観るとすぐお兄さんを思い出してしまうのですが、似ているけどお兄さんはもっと美しい人でした。と言うのは「暴走機関車」までしか観てないからです(映画はあるようですが観てない)

コネチカット州の海のそばの小さな町の小さなピザ店でバイトするデイジー、キット姉妹と友人のジョジョの一時期の日常を描いたお話。恋愛・結婚に関する悩みを一人は人種や育ちという問題、一人は妻子持ちの男性という問題、一人は結婚を目の前に踏み切れないという問題を持っている。3人はけんかしたり励ましあったりしながら前進していくのだが。

殆ど観る事のない内容なのでなかなか興味深く観ました。マット・デイモンの出番が殆ど最後辺りだったのが幸いでした。
もし最初で出てしまってたら「いつ出てくるのかな」とわくわくしながら見通すのは難しかったかもしれません。本当によかった。
posted by フェイユイ at 00:06| Comment(4) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

「ジェロニモ」ウォルター・ヒル

ジェロニモ.jpgジェロニモa.jpg

度重なる白人の襲撃で僅か30人あまりを率いて戦い続けるアパッチ族・ジェロニモ。
アメリカ西部開拓時代。広大なアメリカの大地で自由に生きていたインディアンたちを突然襲い、土地を自分たちのものにして狭い居留地に押し込んでしまった白人達。その土地は非常に痩せており生活するのにも適さない場所が多いと聞く。

主人公がアパッチとの交流が深い騎兵隊中尉と語り手の若い少尉であるとはいえ、物語の中心はアパッチ族とジェロニモであるという作品だ。
観るものは彼らを追い詰める白人達を憎まずにはいられないだろう。
私も観終わったばかりなのでどうしたって怒りを持ってしか書けない。強いものが勝つのが当たり前とは言え、「降参すれば土地を与える。約束は必ず守る。軍隊こそが君たちの友人だ」などと言う言葉で誇り高いアパッチ族を騙して刑務所に入れてしまう騎兵隊。彼らに尊敬の念をもつ中尉と少尉の行動だけが救いになるのだが。歴史的に彼らのような存在があったのだろうか?映画の製作者は白人(だと思う)なのでせめてもの願いなのだろうか。
中尉の命をかけたジェロニモとの接触はやはり胸をうつ。ヒーローはこうであって欲しいと思うかっこよさである。が、彼も最後はその存在を疎んじられて辺境の地に左遷させられてしまう。何の名誉も与えられず。
アパッチ族そしてジェロニモという名を知らない者は日本人でもいないだろう。アメリカ映画では攻撃をかけるとき「ジェロニモー!」と叫んで飛び出して行くシーンがよく見られる。それほど彼は勇敢なインディアンだったのだろう。追い詰められ生きていく為に強奪を繰り返していたのだとしても。ジェロニモを演じるウェス・ステューディはチェロキー族なのだそう。素晴らしく迫力のある顔立ちそして眼差しである。なお彼は新作「ニューワールド」にも出演しています。見て観たいものです!
そしてロバート・デュバル演じるシーバー。20年間アパッチ族を追い続ける男。彼の存在でこの映画が甘くなり過ぎないでいるのだと思う。

ここでマット・デイモンの話をすると突然軽くなって困るが。そういうカテゴリなので。
本作のマット・デイモンはいつもの天才少年ぶりはなくあくまでも清潔感あふれた純朴な士官学校卒業したての若者である。
中尉と共にアパッチ族に敬意を持って接し、軍の裏切りに憤り全てを捨てて出て行ってしまう熱い心を持っている。(本当にこんな白人が一人でもいたのだろうか)
途中で髭をはやしているのだが、うは、髭までジェイと一緒だ。二人とも髭が似あわねえ!!
しかし今回もマット・デイモンによるナレーションで物語が進むのだが、本当によくナレーションをする人である。確かに声が凄くいいと思う。多分発音も綺麗なんだと思う。声優もやってるし、声に魅力がある人なんですね。

音楽をライ・クーダーが担当しています。

監督:ウォルター・ヒル 出演ジェイソン・パトリック、マット・デイモン、ウェス・ステューディ、ロバート・デュバル、ジーン・ハックマン
1993年アメリカ
posted by フェイユイ at 23:37| Comment(7) | TrackBack(3) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

「ラウンダーズ」ジョン・ダール

ラウンダーズ.jpg

法科大学生マイクは一勝負のポーカーで全財産を失ってしまう。同居していた恋人はどんなに忠告しても聞かないマイクにとうとう愛想をつかして出て行った。が、マイクはその夜に相棒ワームと共にポーカーをしに出かけていく。そのワームには多額の借金があった。マイクはどうしようもなくだらしないこの友人のためにポーカーで金を稼ぎ返そうとする。

大学生でありながら天才的な(!)ポーカーの才能を持つ若者をマット・デイモンがいつものパターンながら魅力的に演じております(笑)そしてその彼の足を引っ張るワーム(虫ですか?気持ち悪)をエドワード・ノートンが最低に魅力的に演じています。
やはり賭け事師といえばイメージ的にはノートン演じるワームそのものですよね。金にだらしなく、借りた金を返そうと言う気がまるでなく、友人の名前で金を借り、その友人が賭け事から足を洗ったというのに引き込んでいざ危なくなればトンずらしてしまう。
マイクはそんなワームを見捨てるに見捨てきれず世話を焼いてしまう。ワームはマイクが必死で助けようとしてるにも関わらず余計な事をしてますます状況を悪くする。

ポーカーがいいことなのか悪い事なのか、観ている者の気持ちでこの映画は随分印象が違ってくるんだろう。
ポーカー=賭け事=悪なら最後にモグリ賭博場のKGB(あだ名)に大勝ちしてしまうこの最後は甘すぎる事になってしまうだろう。賭け事はあくまで暗くて煙草の煙りと悪徳の匂いが漂っているべきであり主人公は容赦なく叩きのめされるべきなのだろう。
が、この作品ではマイクは世界選手権を目指すプレイヤーとして最後旅立っていくわけで。
つまり賭け事は悪、という認識で固まっている私にはその世界選手権と言うのはあくまで口実で結局はスリルを楽しみたいわけでしょ、と思うので。マージャンだってそうだしね。選手権は選手権、遊びは遊び。

とは言え、やはりこの世の中で悪の道ほど楽しいものはないわけで見出したら夢中で観てしまったのですよ。
またどうせマットは似合わないとか言われてるんだろけど勝負事だとアップが多くてブルーアイズが凄く長い間観れるので楽しい事この上なし。
思うけどマット・デイモンは金髪碧眼なのでどうしても日本では軽く見られてしまうのだと思うけど違う?そしてアメリカではやはり金髪碧眼はいい待遇が受けられるような気がするが、チガウ?

多分この映画で一番受けるのはエドワード・ノートン=ワームである。彼は賭け事のためにもう精神がぼろぼろで観ていて腐っているのが判る。
賭け事映画にはなくてはならないキャラクターである。私も見惚れてしまいました。もう悪くなるほど観ている者の心を掴めるからね。
そしてジョン・マルコビッチ=KGBもなかなかよかった。
教授さん、お金貸さないがいいですよ。

しかしこの後またワームはマイクのところに現れて苦しめるんだろうな、と思います。

監督:ジョン・ダール 出演マット・デイモン、エドワード・ノートン、ジョン・マルコヴィッチ
1998年
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2006年05月02日

「オーシャンズ12」

オーシャンズ12b.jpg

今日は少しだけ感想。後はまた明日。

とても面白いかった。前作が古風な感じならこちらはやや現代風。しかも小細工が多くて楽しいのだ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが加わって女性がふたりになったんだけどなぜかキャサリンとジュリアで他の男達全部を上回る迫力があるような。美女の威力は凄いね。

マット・デイモンはまだまだ半人前なのにボスになりたがる若造という役柄なのでした。がんばるなあ。

何と言っても愉快なのはジュリア演じるテスが「ジュリア・ロバーツ」に化けるという飛び切り遊んだ場面。しかもそこにジュリア・ロバーツの友人としてブルース・ウィリスが突然登場。それをマット・デイモンたちが必死でばれないように誤魔化すというおかしさ。

前回もそうでしたが本作も「他の仕事じゃ生きてる気がしない。泥棒こそが天職!」という男達とそれに巻き込まれる二人の女の最高に洒落たピカレスク・ロマンでした!!
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2006年05月01日

「レインメーカー」再考

レインメーカー.jpg

昨日さんざん罵った「レインメーカー」気になるところがあった。彼女を見捨てて逃げ出し後から法的に救えばいいと思ったところ。そここそがルーディが「自分がダメになってしまう」と思ったところなのではないか。
この映画は抜群の弁護術を駆使して戦う華やかな法廷モノではなくそのみっともない部分を描きたかったのではないか。ただその表現がわかりにくかっただけで。
もう一度観てみよう、と思う。さてどう考えが変わるか?


観ました。
昨日、疑問に感じていたのは主人公がこの映画の中で何を得たのかということだった。何を訴えたいのか、答えは何かと。
この中に明確な解答が掴みにくい為に観るものは放り出されてしまう。
が、結局すぐに答えられることなどないのだろう。

主人公ルーディは正義のために闘った弁護士に憧れその道を目指す。父親の反対を押し切って。
が、彼は忽ち矛盾の中に放り込まれる。コネのない彼にあてがわれたのは脱税疑惑のある悪徳弁護士ブルーザーの事務所。相棒となったデックは優秀で行動力もあって頼もしいのに司法試験に通っていない。試験を通ったばかりの自分はあれよと言う間に弁護士となってしまう。入ったばかりのブルーザーの事務所を見限ってデックと新しい事務所を持つ。その金はブルーザーが稼いだ金だ。依頼人との間には距離を置いた方がいいといわれてもルーディは深入りしてしまう。ブルーザーから「依頼を取ってこい」と言われて出会った女性と恋に落ちてしまう。彼女は夫から酷い暴力を受けていた為にルーディは離婚訴訟を勧める。が、ルーディは法律によってではなく暴力によって彼女の夫をしに至らしめてしまう。しかも自分は逃げ出し彼女を犠牲者にしてしまう。
白血病になった少年とその母親のために保険金を払わない保険会社を訴えるのだが、裁判を待たずして少年は死んでしまう。
司法試験を通っていない有能な相棒デックの働きと悪徳弁護士ブルーザーの知識のおかげでルーディはなんとか裁判を勝ち取る。だが、保険会社が破産した為に結局金は一文も入っては来なかった。
結局ルーディは何もしていないのに等しいのだ。
彼は傷ついたケリーを連れて旅に出ると言う。だが、彼女との愛が真実なのか、それは判らない。なぜなら彼女は異常な状態にあったのだしルーディがそれを助け出したと言う関係だから。二人がどうなって行くのかはこれからの事だ。

いくつかの物語を書くことで混乱してしまっている、と昨日は書いたが、今日はそう思っていない。
能力はあるのに何もできない倦怠感。そうだった。それこそがコッポラの魅力だと昔あれほど愛していたのにすっかり忘れてしまっていた。
昨日書いたことを消してしまいはしないけどここに気づかなかった事が悔しいし恥ずかしい。(できることなら昨日の文を読んだ人は今日のも読んでもらえるといいのだが)

マット・デイモンはそんなコッポラの思い描いた若い弁護士を実に丁寧に細心を払って演じきっている。彼がやっているのはただお利口さんの熱血真面目弁護士と言うだけではないんだ。
裁判の場面も華やかな丁々発止のやりとりの面白さ、奇抜さ、知的なゲームを狙ったものでもないんだ。
彼はどうしてもやりきれない苦悩を抱えているのだった。そこに昨日は気づいていなかった。
どうにも恥ずかしい事なんだけど一日かかってそう思いました。「レインメーカー」のマットを指示していて方、お許しください。
やっと判ったんですよ。

監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演者:マット・デイモン、ミッキー・ローク、ダニー・デビート、ジョン・ボイト、ロイ・シャイダー
1997年アメリカ
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2006年04月30日

「レインメーカー」フランシス・フォード・コッポラ

レインメーカーa.jpg

私の世代でコッポラ監督作品といえば飛びついて観たくなるものなのですが、実はこの作品が作られた事も知りませんでした。

コッポラと言えば「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー・シリーズ」そして「アウトサイダーズ」と私達を惹き込んでしまった監督でした。
が、この「レインメーカー」では特にコッポラが作ったのだ、というイメージと言うものはわきませんでした。あえて言えばミッキー・ローク、ダニー・デビート、ジョン・ボイト、ロイ・シャイダーと言うそうそうたるメンバーが脇を固められたのはコッポラの名前があったからこそでしょうか?上げたり下げたりしてしまいますが、だからと言ってつまらなかったわけではなく最初からかなりのめりこんで観てしまったことは確かです。
ただ、何となく疑問に思う所もいくつかあって、映画自体が主人公ルーディ(マット・デイモン)の如く混乱の内に走って行ってしまった感じさえします。

一番の疑問は「これは結局何を訴えたかったのかな?」ということなのです。これが一番大切なわけでここに疑問を感じてしまうとどうしようもないんですが。

マット・デイモン演じる卒業したての弁護士ルーディは裕福ではない家庭出身だがかつての公民権運動で活躍した正義感溢れる弁護士に憧れその道を目指す。
が、コネのない彼を雇ってくれたのは脱税疑惑のある弁護士(ミッキー・ローク)が経営する事務所でありました。
ここでルーディは同情すべき人々のために骨惜しみせず弁護人の仕事を引き受けます。深入りしすぎるほど情愛をもって。
そして新人の彼が心強い相棒(ダニー・デビート)の助けに支えられて何とか大きな裁判を勝ち取るのですが。
その後、彼は「レインメーカーである敵方の弁護士(ジョン・ボイト)のようにはなりたくない」と言って弁護士を辞めてしまうのです。
「レインメーカー」と言うのは雨を降らすが如くに金が舞い込んでくるような力のある弁護士をいうのですがそうなる為には不正を働かざるを得ない、と言うのです。そして正義に燃えた自分もいつかは敵方のような汚い弁護士になるのだ、と決めてしまうのです。
現実にはそうなのかもしれないのですが、大きな感動を覚えた観客はいきなりお別れを言われて戸惑います。例えそうなのだとしてもそういう心を持った弁護士さんがいて欲しいと一般人は思うはずなのですが。

そしてもう一つはルーディ自身の人格。
これも最も重要なのですがね(笑)導入部で彼が酒乱の父親に暴力を振るわれたと言う説明が彼の口を通じてあります。そして事故で死んだ、と言うのですが悲しみもない口調で話されるとまだ彼を知らない導入部なのですから冷たい心の持ち主なのかと思わされてしまいます、がその後は彼がいかにもいい人であると表現されていくので分裂してしまいます。
そして夫に暴力を受け続け絶え間ない傷を負う若い女性(クレア・デーンズ)をルーディは弁護士と言う立場も忘れ親身になって見守るのですが。
映画なので若い女性が出てきたら恋仲になってしまうのはしょうがない、と言ってしまったらどうしようもないのですが。この状態で恋に落ちると言うのはわきまえがなさ過ぎますし、(殴られた女性に会うたびに恋に落ちてたら身が持たないですよ)譲ってそれはいいとしてもその彼女と夫の待つ家に二人だけで戻り(何故もっと人を連れて行かない?)しかも自らその夫を死ぬほどぶん殴り、彼女が「出て行って。あなたは知らない事にして」と言われのこのこ出て行って外で後悔してるのなんてマッチョなアメリカ男性として信じられないほどの腰抜けぶりで情けない(これは彼女じゃなくルーディが殺したと言っていいと思うのですが)正義感溢れる男性というなら彼女がなんと言おうと結果的に悪くなろうとそこに残ってしまうものではないでしょうか。後で法で守ればいいやなんていうのはどうにも理解しがたいです。後で守るくらいなら初めから夫に出会えば暴力沙汰になるのは目に見えているのですから、法律のみで彼女を守ってあげればよかったと思うのですよ。若いから気づかなかった、と言うのが言い訳ですね。
しかも理由はどうあれ二人で夫を殺したのに最後はニコニコしてるのってのも人間性がなさ過ぎますね。
これはルーディの一人称で彼のモノローグで話が進むのがまずいですね。最初の父親の件も彼が語っているのではなく客観的に父親が死んだとすればよかったし、彼女の家に戻るのも一緒ではなく、彼女がわがままで勝手に戻って殴り合いになって殺した、とすればルーディは悪くならないのに、と思いました。

ということはルーディが若き新人弁護士として働いている部分はすこぶる面白いのですが、それ以外の人物を描く部分がつまらない、というか穴がありすぎです。
その辺に目をつぶればなかなかに面白い作品でした。(しかしラストでがっかりさせたらまずいよね)

日本でももうじき陪審員制度が始まるのですが、こういうのを見るとまた大変そうだな、と思われます。

マット・デイモン。新人弁護士を懸命に演じております。非常に魅力溢れていますね。が、果たしてこの脚本に満足していたのだろうか、疑問。

ダニー・デビート。この人がいなかったらこの映画、つまんないかも。頼りない若き相棒弁護士を助けるために獅子奮迅の働きです。彼が主人公弁護士でもよかったのに(笑)かわいらしくて真剣で胸をうちますねー。素晴らしい演技でした!

ミッキー・ローク。素敵!!脱税悪徳弁護士をまさにはまりと言った感じで演じてます。色っぽさは健在ですね。最高。

ジョン・ボイト。貫禄。今は娘さんが大活躍ですが、青春映画と言えば彼の「カーボーイ」姿だったのですがね。今は悪徳弁護士ですか。マットをいじめる場面はよかったです。

ロイ・シャイダー。彼も出ているとは。凄いものですね。この役で登場とは。コッポラの名前のおかげでしょうか。

過去に父親から暴力を受けた経験のあるルーディと夫から暴力を受け続けている女性との苦しみがシンクロして話が進めばよかったのでしょうがそこに保険会社の問題が別問題として持ち上がってきてしかもそちらの方が重要になってしまっている。暴力問題はそれだけでも深刻なもので片手間にやれる話ではないはずです。
「グッドウィルハンティング」ではその事だけが物語の核になっていたのにこちらの方がメチャメチャになっています。
やはり物語と言うのは一つのテーマを掘り下げていかなければいかにコッポラと言えど破綻してしまうと言う事ですね。
法廷モノというスタイルをとりながら父親から受けた心の傷を夫から暴力を受ける女性と共に癒していく、という風に絞って欲しかったですね。でもそしたら「グッドウィル」と同じ話になってしまいますね(笑)

監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演者:マット・デイモン、ミッキー・ローク、ダニー・デビート、ジョン・ボイト、ロイ・シャイダー
1997年アメリカ

この文を読んでくださった方、是非こちらの方も読んでいただきたいのです。
なぜならここに書いたものは私としては勘違いして書いたものでして、よく考えて書いたものが次の記事だからです。大変ご迷惑かけますが。
「レインメーカー」再考

間違って書いたものですが、消さずに残しておくつもりです。が、勘違いしてます(笑)
posted by フェイユイ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「オーシャンズ11」コメンタリー後半

オーシャンズ11.jpg

後半に限ったわけではないけど、映画の説明をマット・デイモンが率先してやっているのが判る(声しか聞こえてないけど多分彼でしょう)
実に褒めるのがうまいね。監督を含め、他の役者さんたちの演技をほめまくりです。
だもんだからマット自身の演技についてのコメントはやや少なかったような。

コメンタリーでもマットとクルーニーが黒服で忍び込むシーンは「バットマン」だと言ってました。クルーニー=バットマンとマット=ロビンはぴったりです。

しっかしジョージ・クルーニーはいい顔してますね。本当に男らしくて素敵です。
最後のシーンはブラッドが車の運転をして後部座席でジョージとジュリあ・ロバーツが甘いキスを交わすんですが、ブラッドとジョージはジュリアが運転で後ろにブラッドとジョージが二人座るんだと言い張ったそうです。なるほどそちらの方がおかしくてよかったのに残念でした。

「オーシャンズ11」はラスベガス・カジノで盗みを働く話ですが主人公が本当に盗みたかったのは離れていった恋人の心なのですからしょうがないですね。
posted by フェイユイ at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

「青春の輝き」ロバート・マンデル

青春の輝き.jpg

私はあまり見た事のないアメリカ映画でお金持ち少年達が勉学に励む姿。1955年、ニュー・イングランドの大学予備高校の名門校に最終学年で転入してきたデイビッド(ブレンダン・フレーザー)はからきし弱いフットボールチームの救世主として引き抜かれたのだった。
が、デイビッドには同級生には秘密にしなければいけない秘密があった。それは彼がユダヤ人であるという事実だった。

正直言ってアメリカ映画でユダヤ人がこんなに差別を受ける存在であるとは知りませんでした。
1955年と言う年代がそうなのか、今でもそうなのか?
何と言っても日本から見ている限りではユダヤ人というと音楽や映画や小説の作り手として有名な人がたくさんいる人種であって且つ経済的にもアメリカを牛耳っているという意識があったからです。
ハーバート大学にはユダヤ人が多いのだというセリフが出てくるわけで大学には存在しているわけでしょう。この学校では今まで存在しなかったのに、ということなのでしょうか。

デイビッドは真直ぐに物事を見ていく好青年として描かれているので(フットボール、ダンス、ジョークが得意で女の子にもストレートに好意を打ち明けるし、人種がばれるまでは友人の間でも非常に人気があった)よけいに人種差別をする人々を腹立たしく感じます。
ラストでも何かが解決したわけではなくこれからデイビッドがより戦い続けなければならないことが示されているのです。

という人種差別に対する怒りを持ちながらも映画として楽しめる部分もあったりするわけで、不謹慎で申し訳ないが。
楽しんじゃいけないけどフランス語が上手く話せなくて陰険な教師にいじめられる少年がなかなか好きでした。
歴史の授業で教師が生徒を次々と当てながら答えを言わせるとこが萩尾望都の描く教室のようで愉快でした。
こういった感じの全寮制学校と言うのを昔はよく小説や映画や漫画で見たものです。懐かしく感じましたね。

この映画の中のマット・デイモンは主人公デイビッドにスポーツやガールフレンドの事で酷く劣等感を抱かされたためにユダヤ人であるということで差別し窮地に追い込むという悪辣な役です。
「リプリー」の時の貧しいがゆえに追い詰められていく悲壮感と違って由緒正しい子息であるがために苦しみ間違った道を進んでしまう若者の役をうまく演じていますね。
こういう卑屈な役ができるというのも彼の持ち味なのでますます嫌われそうですが、また挑戦して欲しいものです。
周りが背の高い人が多かったのかいつも以上に小柄に見えます。若いせいもあるけどこういうきちんと髪を分けているのが大変にキュートに見えますし、笑顔もかわいいのなんのって。
シャワー室ではお尻も見えますのでうれしいですね(なんなんだ)
クレジットが主人公の次に出てきたので準主役なワケですね。ここでは主人公と友情を持った者は存在せず、マット・デイモン演じるディロンとの軋轢が核となっていたわけですね。彼に同情する同級生もいたわけですが、結局デイビッドは孤独なままなのです。

ベン・アフレックも頑張って共演してました。ここではお金持ちのお坊ちゃまでございますね。少しおかしかったです。

監督:ロバート・マンデル 出演:ブレンダン・フレイザー、マット・デイモン、クリス・オドネル、ランダル・バティンコフ、アンドリュー・ロワリー 1992年アメリカ
posted by フェイユイ at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

「オーシャンズ11」コメンタリー・前半

本作を観ながらブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシアがのコメントを聞く。
マット・デイモンは声がとても素敵なのだ。結構よく話している、と言うより話さなきゃ、という責任感が強いのかも知れないが。
が、ここで気づいたのはマットの手の指がアップになるシーンがあるのだが、指が無骨で爪を極端に短く切っているの。永沢節さんの本を読んでて「西洋人は爪が汚い人が多い」てなことが書いてあっったのだけど、本当に、この点だけはジェイ・ジョウの方が断然美しい指をしていますね。あの人はピアニストだから当たり前なのかもしれないけど。
まあそこは置いとくとしてマットの低くて素敵な声に聞き惚れつつ観ていく。ブラピが言ってると思うんだけど「マットのポーカーは教科書通りだが鋭い。俺は度胸派、好不調の差が激しい。ジョージは酷い」と言う事らしい。ほほう。

本作の出演者が心底この作品に打ち込んでしかも楽しく撮影されたかが語られる。
それにしてもジョージ・クルーニーはかっこいいね。ブラッド・ピットも立ち居振る舞いから二枚目だと感じますね。
posted by フェイユイ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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