2006年04月28日

マット・デイモンについて

数えてはいないけどマット・デイモン出演作品も半分ほど観たでしょうか?この時点でいいだす話ではないと思うけど話したくなったので少し。

いつもの如く最初の作品から順を追って観てる訳ではなく思いつくまま、手に入ったものからと言う感じなのですが、まあ、今まで観たものがマット・デイモンの主要作品になるのではないかと思われます(違ってたらまた訂正しますが)そこで思うのは多分全作品を観たとしても結局マット・デイモンの代表作と言うのは「グッド・ウィル・ハンティング」なのだな、ということ。

この場合の代表作と言うのは作品の出来が一番いい、と言う意味ではなくて多くの人の心に残り、映画の歴史上でも残っていくであろうと(私が勝手に)思う作品ということです。

「グッドウィル」は素人同然のマット&ベン・アフレックが執筆しただけあってかなり甘いものなのですが、それゆえに、またその危うさや一人よがりな印象ですら青春そのものを表現していると思えてくるさわやかさがあるのですね。その魅力はやはり他の映画にはないものでしょう。勿論ガス・ヴァン・サント監督があえて自分の色を抑えてしかも巧みに作ってくれたからだと思うのですが。

というわけで私が思う(現時点での)マット・デイモン代表作はやはり「グッド・ウィル・ハンティング」なのですが、自分が好きな作品というとまた変わってきます。
私がマットを好きになったきっかけになった「ブラザーズ・グリム」そして「ジェリー」が好きなのですよ。
なんでこう「ジェリー」が好きなのか、と考えたら、これはなんとなくウォン・カーウァイ監督の「楽園の瑕」と重なるような気がするのですね。こういう厭世観と彷徨う感じというのがたまらなく好きなのです。
しかしアメリカ映画でマット・デイモンのようなアイドル的(なイメージがある)俳優がこういう映画を撮ってるとは思いもしませんでした。
「楽園の瑕」もアイドルだらけですけどね。ウォン・カーウァイなんで。で、こちらもやはりガス・ヴァン・サントだからこそですね。マット・デイモンの知的な部分とちょっと変わった映画に出たがる好みが判ります。

しかし(私は大好きなのですが)マット出演作品って一風変わっているだけあって大作というのがないのですね。B級(嫌な言葉だ)と言うのではなくて小粒な作品(中粒くらいとか)が多いのですよ。そのせいもあって代表作というって感じにならなくなってしまうんですけどね。
例えばレオナルド・ディカプリオなんかとは全然やっているものが違うし。マニアックな俳優であった(今はすっかりメジャーになってしまった)ジョニー・デップでも「シザー・ハンズ」「スリーピー・ホロウ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」 なんかもマットの映画と比べると主流派だし(これも私の思い込みかもしんないですがね)

が、それなのに割と有名な俳優の一人である不思議なポジションの方です。これからがつんと来る様な映画に出るのかも知れないし、出ないのかもしれない。
とにかく私にはとても魅力ある位置にいる役者なのでこのままの路線で尚且つ本人が納得いく映画に出演していってくれるなら何も言う事はありませんね。




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「オーシャンズ11」スティーブン・ソダーバーグ

オーシャンズ11a.jpg

何ともオールドスタイルでゆったり楽しめる映画ですね、と思っていたらこれは「オーシャンと11人の仲間」という昔の映画のリメイクなのですね。
ジョージ・クルーニーを筆頭に11人の男があらゆる技を駆使してラスヴェガス最大のカジノの金庫破りをするという痛快なストーリーでした。

どうしたって、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットという味わいの違う色男二人がよき相棒といったかんじでつるんで悪い事をやっているのが素敵です。凄く懐かしい感じがしましたねー。極上質な娯楽映画を見せてもらいました。
最先端の犯罪計画と言うような映画を観るといつもワケわかんなくて頭が痛くなるんですが、これくらいだったらのんびり観れてうれしいですね。

さて、最高の関心事であるマット・デイモン。
なんというエロティックな(笑)これ観てエロティックと思うのは間違ってるか?でもかなりヤバいです、これ。
まずメガネっ子のマット。「リプリー」を思い出させるようなダサさなんですが、これがもうツボでね。弱いなあ、メガネのマット。彼はインタビューで理想の男性はブラッド・ピットなんて言っているでしょう。どうもメガネかけるとそっちに行きやすいんじゃないかと。いやまじで。
そしてクルーニーとエレベーター抗の中で黒い服に着替えてるのをみてまたノックダウン。まるでロビン少年ではないか(バットマンの)悩殺ですね。

コメンタリーがついててブラピとマットが映画について語ってますので明日はそれを観ましょう。

監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ、ケイシー・アフレック 2001年/アメリカ
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2006年04月27日

またまた「ブラザーズ・グリム」兄弟萌え映画として最高なのだよ

最初「ブラグリ」の記事を書いた時、他のブログを覗くとかなり否定的な意見ばかり見つけてしまい「それは違うよ、そうじゃなくてさー」と大いに不満を持った私ですが、ここに来て見直してみると結構「この映画は兄弟萌え映画だ」という意見が多く書かれているのを知り、すっかりうれしくなってしまったのである。(探し方次第か?)

一体、テリー・ギリアム監督がもともとそういう方だったのか、何か意図があって今回そういう類の映画を作ったのか、私には判らないのだが、「ブラザーズ・グリム」はタイトルどおり「グリム兄弟」の愛の物語なのだからこれで完璧なのである!!(しつこく繰り返す)

久し振りに自分の記事のマット=ウィル兄貴を見てにたあと笑うどうしようもない私だが、やっぱりマット=ウィルはいいね。弟ヒース=ジェイコブも可愛らしい事このうえない。

そこらへんに興味がない人にはダメな映画なのかもしれないが(信じがたい)そこに反応してしまったのでもう冷静には観れないのですよ。

まあまた独り言です。(しかし記事数減ってないんじゃ)
posted by フェイユイ at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

「プライベート・ライアン」スティーブン・スピルバーグ

プライベート・ライアン.jpg

非常に巧みに作られている映画でした。スピルバーグの作る映画はいつも(私が見た分では)どうなるのか判るという特徴を持つのですが、これもまた実にスピルバーグらしい作品となっていました。

第二次世界大戦。導入部でアメリカ軍はノルマンディーへ上陸しいきなりドイツ軍に迎撃される。凄まじいという言葉だけでは言い尽くせない残虐な殺戮シーンがかなり長時間に渡って映し出される。
この場面は非常に重要だ。なぜならこの後に主人公ミラー大尉たちはドイツ兵を滅多殺しにしなければいけないからだ。
その大義名分として、ドイツ軍の攻撃によりアメリカの若き兵士達の内臓が飛び出し、手足が吹き飛び、虫けらのように次々と殺される場面が必要だった。
観る者は顔の見えないドイツ軍の冷酷さに憎悪を抱くだろう。その憎悪はユダヤ系であるスピルバーグの怒り、そしてユダヤ人の為の憎悪である。

リーダーとして登場するのはユダヤ人ではないトム・ハンクスだ。ここでスピルバーグはドイツ軍を攻めに行ったのはユダヤ系ではない、という予防線を張っているし、助けられる兵士もライアンと言う名のアイリッシュであるとしている。
が、ライアン二等兵救出のために選ばれた兵士の一人に素晴らしい銃の腕利きがいて彼は憎むべきドイツ兵を一人ひとり撃ち殺していく。そして優秀で人柄の温かいミラー大尉の指揮によりドイツ兵らは面白いように殺されていく。しかし当然なのだ。導入部であんなにアメリカ兵たちを虐殺したのだからね。その復讐劇は身がすくむ。

結局この映画によってスピルバーグはユダヤ代表となってドイツ人に復習をしたのだろう。その手腕は誠に優れており、人々に戦争の恐ろしさを伝えることになったのだ。暖かい風貌のトム・ハンクスを使う事によりその効果は高まった。

戦争がシリアスに真正面から描かれる時、人々はどうしても貶してはいけない気持ちになる。
だが、映画は所詮映画であって虐殺シーンが描かれる時にそれがある者には興味深いあるいは刺激的な見ものとなってしまう。どんなにリアルに表現と言っても映画は作り物なのだと言うことを忘れてしまいそうになる。
スピルバーグの優れた技術は観客を巧妙に引き込み、納得させてしまう恐ろしさがある。それはミラー大尉の手の震えという演出にも表現されていて如何なる時も悠々と構える大尉が心では震えているのだということなのだ。実に上手いではないか。様々な場面、セリフ、登場人物が明確で惹きつける。その上手さに拒絶反応してしまう。

かつて「スローターハウス5」という小説そして映画がありました。
「スローターハウス5」は実際にアメリカ兵としてドレスデンへ行ったドイツ系アメリカ人・カート・ヴォネガットによって書かれた物語であり、SFという形式を借りながらその悲しみを表していた。ドイツ系としてもドイツを攻めなければいけない人もいたのだ。美しい町が一瞬にして廃墟と化してしまった光景を彼は見た。もし先祖がアメリカに渡らなかったら?多分ドイツ兵としてユダヤ人を虐殺して感動を覚えた事でしょう、と彼は書いています。まあ、そういうことです。
が、彼はアメリカ人として存在し、米英連合軍の高性能爆弾投下によって13万5千人のヘンゼルとグレーテルが人形クッキーみたいに焼かれて死んでいるのを見たのでした。
彼は言います「死んでしまえばほんとにおしまい」そういうことです。

私の目的はまあ、あくまでもマット・デイモンを観たかったわけで、じゃあなぜ彼がこの映画に出たのか、私には判りませんが、まだ仕事のなかった若い時、スピルバーグから声をかけられ断る人はいないでしょうね、としか言えません。

で、この中のマット・デイモンは優秀なスピルバーグがタイトルロールに選んだだけあって救出すべき若々しい兵士を実に魅力的に演じていました。
反論していた兵士もこの若者なら救出する甲斐はあったと納得しているシーンもありました。
少し緊張しているような感じもしましたが、なにせカメラがトム・ハンクスの表情を取るためにマット・デイモンの後頭部越しに映すのですから、大変です。声しか入ってない部分もありましたし。

最後には星条旗を映し出し、とどめにまで大義名分を課すスピルバーグの徹底振りがうかがえました。

監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス、マット・デイモン 1998年アメリカ


posted by フェイユイ at 22:51| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続・「マット・デイモン物語〜ゴールデン・ボーイの素顔」を読んで。比較なし。

で昨日の続きで本の内容について。

「マット・デイモン物語〜ゴールデン・ボーイの素顔」で印象的だったのは共同脚本を書いてるマットとベン・アフレックが(若い頃)しょっちゅう57時間かけて大陸を横断するという話。ケルアックの「路上」のようです。彼らはアメリカ大陸横断中に物語やセリフを考えるのだそうですが、運転するのはいつもベンで書きとめるのはマット。って57時間運転し続けるのは物凄いことだと思うんですが。しかもそれをタイプするのはベンの仕事ということで。マットはタイプが苦手らしい(笑)それは殆どベンをこき使ってるわけじゃないですか。文句を言わないベンは偉いですね。

「リプリー」が作品になるかならないかまでのマット・デイモンの伝記(?)なので若々しく希望と賛辞に満ちている。
この後、年齢を重ねるにつれ、若者の顔であったマットの評価が微妙なものになってくるようだ。
「ボーン・スプレマシー」は結構評価よかったみたいだけど。
私にいたっては「ブラザーズ・グリム」で好きになったようなファンであるからして、マットが年を取っていくことに何の問題もない。
童顔が災いしているマット・デイモンですが、私的には今からが楽しみだったりするのだ。
posted by フェイユイ at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

「マット・デイモン物語〜ゴールデン・ボーイの素顔」を読んでジェイと比較する。

これはカテゴリを「周杰倫」にすべきか「マット・デイモン」すべきか迷うのだけど、「マット・デイモン物語〜ゴールデン・ボーイの素顔」と言う本を読んでの考察なので一応こちらにしました。

またまた私だけの独り言です。気の向く方だけどうぞ。

「ブラザーズ・グリム」を観てマット・デイモンが好きになり、昔観てた「グッド・ウィル・ハンティング」を再度見て「マット・デイモンって周杰倫に似ている?!顔がってことじゃなくて表情とか」と衝撃を受けてしまった私は坂道を転げ落ちるように、って比喩はおかしいのか、滝つぼに落ちていくようにマット・デイモンの映画に引き込まれていきました。
次第にマット自体が好きになり、今ではジェイを重ねなくても観ることができます。というか似てるのはやはり年齢が同じ頃のようで今はあんまり似てませんからね。
で、「マット・デイモン物語」を読んだんですが、これがまた共通点があるのですね。と言っても他の人が見る分には「よくあること」としか受け取れないとは思うのですが、私的には納得しているわけです。

マット・デイモンは1970年生まれ。「グッド・ウィル・ハンティング」が1997年、彼が27歳の時の作品ですね。
ジェイ・ジョウは1979年生まれ。今が27歳です。驚きでしょ(笑)
身長は二人とも175cmこれは両方とも若干サバも読んでるかもしれませんが二人とも読んでたら一緒ですね。体重は随分違うような気がしますが。
そして二人とも両親が離婚。離婚された時の年齢はかなり違いますが、そのせいか二人ともお母さんの方にかなり影響を受けています。マットは演劇、ジェイは音楽・ピアノの勉強を小さい時からしていて、どちらも突然アクター&ミュージシャンになったわけではないと言う所も。
そしてお母さんの意見をよく聞いているところも同じ。どちらのお母さんも息子思いで息子が誤まった道に行かないよう見張っているようですよ。
どちらも大変努力をして好きな道を進んでいるのも確かですが同じように若くして認められていますね。色々な賞を取っています。
ただかなり謙虚なマットに比べるとジェイの自分大好きさ加減は違いますねー。「絶対売れなきゃヤダ」って人ですから。マットは「いい仕事ができればいい」って感じで。ま、面子が何より大切な中国人なので致し方ないでしょう。(マットも心底はわかりませんけどね)
後、バスケットボールが好きなとこと体の大きな親友がいるのが共通点かな。一緒の仕事をしてるとこも。

何より演技と音楽で天才的そしてさらに努力型であるというのが最大の共通項なのでした!
posted by フェイユイ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

「ボーン・スプレマシー」ポール・グリーン・グラス

スプレマシー.bmpスプレマシーf.jpg

「ボーン・アイデンティティー」の続編、そしてシリーズ化しそうな気配です。
マット・デイモンがこれまでにない最高にクールで強い男を演じています。
かっこいいです。

前作でボーンの恋人となったマリー、殺されてしまいました(-_-;)
またもやマット・デイモンの相手役が消えてしまったということで。うーん、やはり邪魔だったのでしょうか?気の毒としか申し上げられません。
前作はハードとは言え、彼女付きだったために少しでも甘い空気があったというのに彼女は消され、普通なら後釜となるべき女性が出てきてよさそうなものなのに女っ気なしです。ひたすら孤独な男の憂愁を背負っておりますです。
とことん女運がない男としか言いようがないですね、マット・デイモン。まさか監督に頼んで消してもらってるんじゃないですよね?
しかしそのせいなのかナンなのか、前作よりかなりハードタッチになったアクション見ごたえありました。マット・デイモンもよりボーンらしくなったというのか、シリーズ化しそうな充実した風格になってきましたね。

私の好みの話なのですが、「集団から追われ暗い過去を背負って孤独に生きていく男」というのに物凄く弱いのです(笑)例えばメル・ギブソンのマッド・マックス、胡軍の蕭峯、手塚治虫のブラックジャック、白土三平のカムイなどですね。特にボーンは人間兵器のスパイという設定からカムイと重ねてしまうものですが、カムイは本当にかっこいいからですね(笑)まああそこまでは行かないけど(カムイは女装してもいいほど美貌でしかも忍者として最高の技術を持っている男ですので)抜け忍で命を狙われる身であり誰も頼る者がいない。天涯孤独、という所は非常に似通っていますね。どちらも観ていて胸が痛くなるような悲壮感がたまりません。

確かに前作ではマット・デイモンの外見では少しその暗さが出ないかな、と思っていたのですが、今回はその危惧はなくなるほど真にせまって感じました。
(ところで他の人の批評を見てるとやたらと「顔が悪い」とか「顔は置いとくとして」とか(笑)同じ事だ。でも上手かった、ということらしいんですが、そんなにマット・デイモンって顔悪いですか?ごしごし(目をこする)いや、ちょっと鼻が上向いてて口が曲がってて少し出っ歯ぽいけどしかもどうしても背が低くてずんぐり見えるけどそんなに悪い事はないと思うんですがね(褒めたのか?)光線の具合とかですごくハンサムに見える時があるしな。エー、目がブルーできれいです。垂れ目だし。小さいゴリラには見えるけど)
とにかく痘痕も笑窪。今、恋してるので凄く素敵に見えてしょうがないんですよね、ゴリラ系にも弱いし。

監督:ポール・グリーングラス 原作:ロバート・ラドラム

出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ、カール・アーバン、ジョアン・アレン
2004年アメリカ
posted by フェイユイ at 23:23| Comment(4) | TrackBack(3) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「すべての美しい馬 」ビリー・ボブ・ソーントン

美しい馬.bmp

マット・デイモン、なぜこのような変わった映画ばかりに出てるのか?おかげで私はここんとこ至福の時を過ごしておりまする。

私がそういう目で見ているからなんですが、とにかくエロティックな映画なのでした。まあ、そういう感想持つ人はあんまりいないかもしんないんですが。

(例によって)マット演じるジョン・グレディは馬に関しては天才的な知識を持っている青年なのですが、祖父の死によって牧場を手放すことになる。そして親友・レイシー(なんとヘンリー・トーマス!E.T.以来久しぶりに見ました)と共にメキシコへ向かい真のカウボーイとして生きる決意をする。

レイシーとのやり取りも牧場主との会話も二人が捕まってしまう警察の言葉も勘ぐって聞いているとナンだか思わせぶりなのであります(書き出すとあまりにも恥ずかしいのでやめます)
で、一応そういう懸念を抱かせぬために美女・アレハンドラ(ペネロペ・クルス)が投入されます。しかし彼女はジョンはゲイではありませんよー、ちゃんと女性と恋愛しますよーというはぐらかしのために存在するので「あなたと結婚するわけにはいかないわ」というセリフを残して去っていきます。ジョンはレイシーの馬と自分の馬も取り戻して親友の元へ帰ります。という熱い友情の物語なのでありました。

「E.T.」の時は華奢な美少年だったヘンリー・トーマスがすっかり無骨な感じの男になって親友役を好演してますね。マットを引き立てる容貌でよかったんじゃないでしょうか。
二人の行き先に不安の影を落とす役のブレヴィンス(ルーカス・ブラック)も上手いですね。ところでレイシーがブレヴィンスをからかって「ブリヴィット」とわざと間違って呼ぶのですが「その意味を知ってるか?」答えは袋の中の糞」汚くて申し訳ないが昔、カート・ヴォネガットの小説にこの言葉が出てきてしつこく覚えていたので(あまりにも下品で忘れる事ができなかった)確か「意味はその音から解るだろう」と書いてあったと思う(ますます嫌になるが)なんだかちょっとうれしかった。下品な言葉も覚えておくもんだ。(だからと言って何も得してないが)

そして最初にちょいと登場のサム・シェパード。「ライト・スタッフ」で超素敵でした。

ちょっと「ジェリー」と似通っていると感じる。男二人で大自然の中を進んでいくとことか。考えたらでもマット・デイモンって相手がベン・アフレックだったり、ヒース・レジャーだったり、ケイシー・アフレック、ジュード・ロウ、ウィル・スミスと今回ヘンリー・トーマスっていういつも男二人で何かっていうストーリー(「ボーン・アイデンティティー」は違うが)なんだよね。そして「ボーン」以外は女性関係に恵まれてないしね。「バガー・ヴァンス」は恵まれてたかな。
まだまだ彼の出演作品はあるので結論は出せませんが、そういう方なんだなーと改めて納得。妙に勘ぐってそういう映画に思えるという感じが好きなのでマット・デイモンの映画はまさにヒットです、私には。

とは言え、こういう見方が嫌いな方には申し訳ない。あくまで個人の楽しみで観てるのでお許しください。
同じような嗜好の方、マット・デイモン、最高ですね。

かなり本音が出てしまった。クレイジーです。
posted by フェイユイ at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

「GERRY ジェリー」におけるマット・デイモンの魅力

ジェリーv.jpgジェリーq.jpgジェリーk.jpg

昨日は「GERRY ジェリー」に参ってしまってマットに殆ど触れませんでした。しかし曲がいいなあ。
大体殆ど引きで撮っているので、あまり二人の顔が見えないのだ。全身像それもかなり遠い。やはり肉太な感じがマットでほっそりした方がケイシー・アフレック。マットはこの時髪が短くてまたまた少年のように見える。ケイシーはかなり年下なんだろうけどそれほど年の差は感じない。
とにかくマットを見たくて観るのだったらやや不満になるのかな。とは言え終始映ってはいますが。
最初の焚き火の場面はとてもいい。笑顔が凄く綺麗に見えるし。
途中からシャツを頭に被って目だけ出しているのも青い目が凄く美しくて印象的なのです。

昨日この映画はガス・ヴァン・サントのだからゲイの話だと、と言ったのですが、この二人の若者がゲイなのかどうかはよく判らない。
ケイシー演じる若者が死ぬ前にマットの若者に手を伸ばしマットがまるで抱きしめるかのように彼に覆いかぶさるのだが、実は首を絞めていたのだし。でもなんだか愛し合うシーンのようにも見えるしね。ナンだか匂わせるように撮ったんじゃないかと思ったりはするんですが。

共同脚本でもあるわけですが、この淡々とした映像の中での存在感。子供っぽく見えるとは書きましたが、演技力は並大抵のものではありませんね。

そして私はこの映画を観てレスリー・チャンの「我」のMVを思い出してしまうのでした。なんかそういうのばっかですが。
posted by フェイユイ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

「GERRY ジェリー」ガス・ヴァン・サント

ジェリー.jpg

この映画を観て正直どのくらいの人が何かを感じるんだろう。何かを感じた人が凄くて感じなかった人が間違っているわけではない。

ただ私はこれをのめりこむように観てしまった、と言うだけだ。二人の若者が乗ってきた車から下りてひたすら歩き続けるだけの映像。私がそこから何か掴み取ったとは言い切れない。もしかしたら作者の訴えたい事とは違うものを感じているのかもしれない。

一つ言えるのは私は他の人と比べて極端に閉じ込められた生活をしていると言う事。殆ど外を歩く事のない人間にとって果てしなく歩き続けるという設定はそれだけでも意味のあることなのだ。

物語の始まり。
何もない曲がりくねった道を一台の車が走っていく。静かな音楽。酷く物悲しい気持ちになる。どこに行くんだろう。私はここですでに動悸を抑えきれない。どこかに行くというのにうれしいと言うより苦しい気持ちになる。でもどこかへ行けるのだ。広い空と大地を見ながら。青い空には白い雲が流れている。車には人影が二つ映る。一人きりではないようだ。
カメラが前に来て若い男が二人座っているのが見える。表情はない。車は泥を跳ねたらしく窓ガラスが汚れている。夕日(朝日だろうか?)が二人の姿をぼやけさせる。

ガス・ヴァン・サントの作品「グッド・ウィル・ハンティング」でも主人公がウィルが乗り物に乗っていく場面が印象的であった。「マイ・プライベートアイダホ」でも旅行く場面、主人公が道の上で気を失う場面が記憶に残る。私にとって彼の作品は移動しているイメージがある。

二人は突然車をとめて下りる。何故なのかは判らない。二人は「荒野の小道」という看板を通り抜ける。
二人が歩きだした場所はだだっ広い潅木だけが続く土地だ。あまり快適層には見えない。しばらく行くと親子連れに出会う。二人は挨拶して「軽装だな」と馬鹿にする。しかしそう言う二人もそれぞれ1本の飲み物らしきものを持つだけで普通の服を着ているだけだ。

一体二人が何をしに来たのか、何故そこで車を降りたのか、全く説明はされない。二人はどうやら道に迷ったようでハイウェイを探し始めたようなのだが、どうしてそういうことになったのかもわからない。
二人は食料も飲み物も持っていない。何日か歩き続けるのだが、何度か飲み水の事を言いはしてもそれほどその事で困っているようではない。それも不思議だ。
ひたすらに歩き続け何かを捜し求めているのだが、どうしても探しきれない。だが二人は少しだけ言い合っても苛立って罵ったり殴りあったりするわけではない。少しだけ戸惑っているだけだ。
そうしてどこまでも歩き続けるのだ。風景は岩だらけのはげ山が繰り返し続くばかりで変化がない。突然怖くなる。ここは死の国なのではないか。

二人は殆ど同じくらいの背丈である時は並んである時は前と後ろに離れて歩いていく。二人はどちらも「ジェリー」と互いを呼んでいる。そして「ジェリー」と言う言葉は失敗、しくじる、と言う意味で使うらしい。

三日間飲まず食わずで歩き続け倒れこむ。
一人(ケイシー・アフレック)が「もうだめだ」と言い、もう一人(マット・デイモン)に手を差し伸べる。マットはケイシーの首を絞める。
ケイシーは動かなくなった。
マットは立ち上がり再び歩き出す。するとすぐそこにもうハイウェイが見えているではないか。マットはある車に乗せてもらいそこから走り出す。

多分答えはないんだろう。
人それぞれに答えを出せばいいのだと思う。例えばこれは人生の苦しみを表現しているのだと言うように。
私はごく単純に「これはガス・ヴァン・サントが作ったのだから、ゲイの気持ちを表しているのだろう」とだけ思った。
若者二人はとても仲良く見えるし互いを思いやっているようだ。だが(単純で申し訳ないが)仲がよくても二人が歩く道は標がなく潅木だけが続く物寂しい道のりだ。
とは言え、私自身がこの映画に深く共鳴できたのだからそれだけではないのだ。
雲が走っていく空、二人が歩く音、焚き火の場面、何も見逃したくなく観続けた。泣きたくなった。

昨日観た「バガー・ヴァンス」と正反対の映画ですね。

監督:ガス・ヴァン・サント  脚本・編集:ガス・ヴァン・サント、マット・デイモン、ケイシー・アフレック 出演:マット・デイモン、 ケイシー・アフレック 2002年・米

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2006年04月19日

「バガー・ヴァンスの伝説」 とは言え観てよかったのだ!

バガー・ヴァンスc.jpg

ロバート・レッドフォード監督は現代の神話を描きたかったようなのだが、この描き方では夢ではあるかもしれないが神話とはいいにくい。神話と言うのはいいことばかりではないと思えるし。

物語は主人公がまず老人がゴルフをしている所から始まる。そして彼がその少年時代を思い出すことで過去へフィードバックする。そこで彼が出会ったのは、今は落ちぶれてしまった若き天才ゴルファー(マット・デイモン)と突然現れてその青年の人生の導となる男(ウィル・スミス)である。
自分自身のスィングをなくしたと思い悩む青年・ジュナがバガーによって再び自分を取り戻す様を描いていくのだが、少年の目線がいつの間にかジュナの方に移って元・恋人(シャーリーズ・セロン)とのラブストーリーになったりするので観客はどこに集中してよいか判らなくなってくる。
少年の目を通して、と言う設定なら少年に物語を全て語らせないなら分裂してしまう。
そのため観るものはこの映画をかなり分裂した印象で受け取る事になってしまった。
言いたいことは真摯に人生と向き合うただしいことなんだけど作り方に問題があるとなかなか伝わりにくいと思います。

私はこの映画をマット・デイモン目的で観ていて昨日も言ったとおりかなり満足する映像であったのですが、その他の人が見る分にはマットはやはり子供っぽいのではないだろうか、と思われる。なにせ早熟の天才ゴルファーが戦争による精神的打撃を受け、英雄である事を捨て酒びたりの生活を送る、というのだからもう腐れきったような風貌になっていていいのだが、マットだと無精ひげをはやしていてもそこそこに綺麗に見えるし。影を出してもらいたいのだが、難しかったのか、光をさえぎって物理的な影を作って深みを持たせているわけなのですね。これが韓国人俳優チェ・ミンシクであったら光が当たっていてもぐだぐだに見えるんですが、マットではそこまでいけなかったようです。
とは言え、個人的には無精ひげでやつれた風情のマットが愛おしいし、復活して綺麗に身支度してきた様子なんて可愛いったらない。
第一、最初からシャーリーズ・セロンに押し倒されているではないの。やっと美女の登場なのに負けてるよな。
そして自分を掴めなくてもがき苦しむ表情がなんともたまりません。なんだかマット・デイモンってサディスティックな気持ちを起こさせます。

ということで映画的には夢物語を好む人でなければ受付けない気がしますが、マット・デイモン目的で観るなら凄く楽しめると思います。

極私的感想:相変わらずマットにジェイを重ねつつ、観てしまう。アチンを見ながらアフォンを思い出すロンズの如く。
いかんと思いながらやめられない。
こういう役柄というのも非常にジェイらしい感じがするのですよね。ただジェイってあんまりマゾっぽくないのだよね。その辺も見習ってもらいたいです。こんなこと書いたらやばかったかな。

なお、この作品がジャック・レモンの遺作となったということです。
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「バガー・ヴァンスの伝説 」ロバート・レッドフォード

バガー・ヴァンスb.jpgバガー・ヴァンスa.jpg

うー、またこれも不思議映画なのですよ。説明がつかないほど不思議なのだよね。

でもこれはマット・デイモンを見たくて観た映画なのでその意味では凄くよかった!満足の一作ですね。可愛いです。白い歯のこぼれる笑顔も逆境に苦しんでる様子も最高です。追い詰められて自分を失ってる所なんて痛々しくて凄く素敵ですね!!ぐふふふふ。

しかもまたも「天才なのに心に傷を負って自分の意味を捜し求める」という役です。「お前はそれしかやんないのかー!」と突っ込みたくなるくらいマット・デイモン十八番ですが私としてはそれが観たいのでやはりうれしく堪能し満足したのでした。

ゴルフものというと私はちばてつや氏の「あした天気になあれ」ぐらいしか知らないんですが、何となく太陽君とイギリス少年の組み合わせを思い出してしまいますね。

そして何となく「炎のランナー」を思い出させる要素がありましたね。

監督:ロバート・レッドフォード 出演:ウィル・スミス 、マット・デイモン 、シャーリーズ・セロン 、ブルース・マッギル 、ジョエル・グレッチ 、ジャック・レモン
2000年アメリカ
posted by フェイユイ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

「ボーン・アイデンティティー」

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マット・デイモンの映画を観ていてとても少女漫画的な要素があると思う。この表現は人によっては悪口とも受け止められかねないが、私はそんなつもりはない。

最初に観た「グッド・ウィル」でもそうだが、マット演じる主人公は天才である。そして精神的悩みを抱えている。そこに彼を理解してくれる人が現れる。予定調和の心地よさがある。
この映画でも主人公は物語が始まった時すでに類まれな武術とさまざまな危険に対応できる判断力を備えている。
さらに彼は記憶を失っている。自分の存在が謎のまま何者かから追われる身となる。生命さえ奪われてしまいそうな危機を彼は乗り越えていく。
途中であった女性が彼の理解者となる。彼女は彼が何者かわからないまま共に逃避行を続けることになる。

「ボーン・アイデンティティー」展開はスリリングで手に汗握る。だが、どうしようもないところまで堕ちてしまうような恐怖感はない。彼自身が超人間と言うことで安心して観ていけるのだ。これはエンターテイメントには必要なことだろう。
本当に力のないものが徹底的に叩きのめされる物語なら娯楽にはならない。彼なら大丈夫と言う安心感があるから楽しめるのだ。
この映画では安心の中でスリルを感じ大変面白く見ることができた。

愉快だった場面のひとつに古ぼけたミニ・クーパーを駆使したパリの街中のカーチェイスがある。これはハリウッド的ではない細かいカーチェイスで好きだった。

それとマット・デイモン共演の女優について。たまたま今まで観たものがそうなのか、あまり・・・美人の恋人でないのだよね。
エー、と反論する人もいるのかもしんないけど、魅力的ではあるが、セクシー・ダイナマイトな感じではないし。
マット自身がセクシーガイというのではないので自然仕上がりが地味になるね。そこがいい。

この映画でごく私的に不満を述べるなら、ちょっとシリアスにできすぎてること。私は基本的におかしな映画が好きなのでせめて脇役にでもひょうきん者がいてくれるとうれしいんだが。
マット・デイモンの評価は?ますます興味深くなっていく。本道を行きそうで行かない、というか行けないのか。そしていつも真摯に演技に取り組んでいる様子が大好きなのだよね。

監督:ダグ・リーマン 製作総指揮:フランク・マーシャル
出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ
2002年
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2006年04月08日

「ドグマ」ケヴィン・スミス  後半

ドグマb.jpgドグマa.jpg

最後までぴりり、と言うよりぐちゃぐちゃに風刺の効いたカソリック映画でした。

ロキというのは北欧神話だと思っていたんだけどソドムとゴモラにも関係していたのか。とにかく他の映画ではそう思わないんだけどベンの傍にいると小さい男の子みたいなマット・デイモン、可愛らしいです。
地面にうつ伏せに倒れた姿が哀れなほどおかしいのですがそれを見てもこの人はよーやるわ、と感心します。

他の方の批評を見ていると「宗教が違うから判らん」というのが多い。やはり少しは知らないと全編宗教を論じてる映画なのでおかしさがわかりづらいのだろうなと思いました。高河ゆんの「アーシアン」を読んでるだけでも随分違うかもです。
天使の羽根の形がかっこいいですよね。

預言者として登場のジェイ&サイレント・ボブ。なんだコリャってなかんじの二人組み。サイレント・ボブは監督さん自身なのですね。「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」なんていう作品もあるようなのですが。

ところで昨日(2006年4月7日)のニュース「ユダは裏切り者ではなかった」という大発見があったということで、うひゃあ、それなら今までの多くの作品はどうすればいいの、と言う所だが、真相はいかに?

監督:ケヴィン・スミス 出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、リンダ・フォレンティーノ 2000年アメリカ
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2006年04月06日

「ドグマ」ケヴィン・スミス  前半

ドグマ.bmp

最初にやたらと丁寧なお断りがある。確かにカモノハシには罪はない。

自分はキリスト教徒ではないので心ゆくまで楽しめる。敬虔なクリスチャンであったら?想像し難いが弁明にあるようにあくまでもユーモアであると受け止めてみたい。

なにしろキリスト教特にカソリックをこれでもかと叩きのめしているのでそこに属するものにはかなりきついジョークである。こちらは知識としてしか知らないのでよくもここまで揶揄できるものだと感心しきり。大真面目にキリスト教を論じていると言ってもいいくらいなので大笑いとはいかないが終始ニヤリと笑わされている感じ。
大天使メタトロン(アラン・リックマン)なる人物(?)が物語の舵取り役であるのですが、いい味を出しています。そのメタトロンによって変な世界に連れ込まれていくのが中絶医者であるべサニー=リンダ・フィオレンティーノである。最近、全くアメリカ映画を観ない私だが、「どこかで観たような?」うう、懐かしい「ビジョン・クエスト/青春の賭け」のヒロインではないですか。余談ですが私、マシュー・モディンが好きだったのでしてマット・デイモンが出てきた時ナンだか語呂が似てるので(マシュー・モディン≒マット・デイモン)マット・デイモンに対して腹をたててました(今は昔)
あの時も素敵なヒロインでしたがここでも夫に冷たい仕打ちを受け、神を信じられなくなった女性を魅力的に演じています。年齢がわかりませんね。

曰く聖書は人種や女性を差別している、曰くホロコーストを見てみぬふりをした、などキリスト教に対して辛辣な批評が続々と出てきます。無論、キリスト教世界ではこの映画はかなり弾劾を受けてしまったようですね。無理からぬことでしょう、としか言えません。
マット・デイモンとベン・アフレックもよくこのようなきっつい映画に出演したものですね。私なんか命の危険を案じてしまいますが。

そしてこれを観てベン&マットの意味合いがよく判りました。素敵。ここでのマットは表現しようのないくらい可愛いです。確かにこれを観てたらマットを弟役にしたくなるのは理解できます。罪深きものに容赦なく銃口を向け辺りを血の海にしてしまうマット天使の無邪気さ。ベン天使のクールさも最高にいかしてる!背丈のバランス具合が絶妙に色っぽくてよいのでした。

時間のないせいもあって前半だけ観ましたが、明日もまた楽しめると思うとうれしいですね。
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2006年04月02日

マット・デイモン=ジェイ・チョウを確認して

DVD返却する前に「グッド・ウィル・ハンティング」を観て楽しむ。
他の人には見えないであろうマット・デイモン=ジェイ・チョウそっくり説を確認。
やはり似ている(笑)
ベン・アフレックはウィール・リュウにやってもらうし。

ところでこの映画の中でウィルが電車に乗っているシーンが好きだ昼間の日差しの中でまたは夜景を見ながらいすにもたれかかっているウィルが物憂げでよい。
仲間の車の窓から見える風景もいいね。


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2006年03月30日

そしてさらに「cut」を

そしてさらに1998年6月、NO.71「Cut」を手に入れたおたんこなすです。

特集は「Good Will Hunting」マット・デイモン&ベン・アフレックです。笑わば笑え。

まず表紙。二人の顔が逆光で写るモノクロ写真。二人とも映画のイメージとちと違う。でもなんだかいい顔です。
中身は二人がご近所付き合いの幼友達で非常に仲のよい関係である事が語られています。若くして共同執筆でこの映画により脚本賞を取った彼らですが、友達連中からは退屈だといつも言われていると。
映画そのものの彼らの雰囲気に羨ましくもあり、呆れてしまうほどですね。

まさに青春・友情という眩しい二人の表情です。
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「ブラザーズ・グリム DTSプレミアム・エディション」観る!

さーて、それこそ「黒い森・シュバルツバルト」へ入り込むような気持ち。わくわくしながら「ブラザーズ・グリム」スペシャルディスクを見ましたよ。

まずはメイキング。うーん、もうすでにグリムの妖しい世界へ迷い込む。
マット・デイモン、若い頃のマットとは全然違うイメージなのだ。やっぱりこの彼が好きなんだわ、と確認。ヒースもホントに素敵なのだ。

ギリアム監督はなんとなくマットとヒースを選んだそう。彼のイメージではマットが弟ジェイコブでヒースが兄・ウィルだったのだとか。ところがマットから「ウィルをやりたい」と言われ「君はジェイコブだよ」と答えたんだと。で、ヒースに会うと彼は「ジェイコブがやりたい」と言ったらしい。さすがにギリアム監督じゃもうそれでいいや、となったそうな。
よくそんなに上手くことが運んだものですね。

観ていて思うのはやはりテリー・ギリアムはイギリスのモンティ・パイソンの出身なのだと言う事。あのおかしさ面白さが合わない人はこの映画も合わないのかもしれないね。かなりぶっ飛びなんで。
このメイキングを観ていてますます「ブラグリ」の凄さを思い知った。
テリー・ギリアムが天才なのは間違いないし、マットとヒースがこれ以上ない素晴らしい組み合わせだと言う事も。

カヴァルディ役のピーター・ストーメアさんの素顔も見れてあのままの人物ではない事が判って一安心でした。

女王役のモニカ・ベルッチの素顔がまた美女で驚く。とても愛らしい方なのです。

テリー・ギリアム監督来日の際の舞台挨拶もあったのですが、その中でまたマットとヒースがいつもとは違うイメージの役をやっている事に触れています。
マットはいつもは知的で内向的な役なのに今回はむしろベン・アフレックのような演じ方をしている事。ヒースも非常にシリアスなのにロマンチックで奇妙な人物で今までにないヒースが観られます。ということでした。なるほど。

また別の箇所ですが、ギリアム監督はドイツの話で演じているのがアメリカ人とオーストラリア人で話す言葉がイギリス英語なのが面白いと言われております。まったく。

削除されたシーンも入っていて興味深い。

何度見てもグリムたちは可愛くてしょうがないのだ。
posted by フェイユイ at 22:00| Comment(2) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ブラザーズ・グリム DTSプレミアム・エディション」買う

ブラグリ.jpg

「ブラザーズ・グリム DTSプレミアム・エディション」を買ってしまった。馬鹿馬鹿。
まだ特典DVDは観てませんが、また記事にしますねえ。

一緒に入っていた説明書(というのか)を見てにやにやするのはやめよう。
posted by フェイユイ at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

「リプリー」マット・デイモン

ripley.jpgリプリーb.jpgリプリー.jpg

で、今日は「リプリー」です。観るのはなぜか3回目。
これでアラン・ドロンまで観てたら大変だ。一応「太陽がいっぱい」は観てるんだけどね(それも何回か)美男子の代名詞であるアラン・ドロンのリメイクと言う事で最初観た時は「またリメイクか」と思っていたのですが、これがショックでしたね。私的にはドロンよりマット・デイモン=トム・リプリーのほうがいい!と思いましたねー。ドロンもまあいいんですけどね。


なぜ何回も観てるのか、やはり人間の心の闇と言うのか人を騙す事、偽りのさらに偽り、人として最低の事をやり始めてどんどん深みにはまってしまう恐怖感がたまらないからなのですよ。
「太陽がいっぱい」の時は(私が覚えてる限りでは)そういう部分がまだ美しく描かれていたとおもうのですが、マットのリプリーは醜い。見てて耐えられないほど情けないと感じる。そこが好きですね。
主人公としての設定は昨日観た「グッド・ウィル・ハンティング」と似ている。天才的頭脳を持ち(向こうは数学でこっちは詐欺のだが)人に心を開かない貧しい境遇の若者である。
が、あっちはよき人々に出会って明るい未来へと旅立つが、こちらは闇の奥へと堕ちていく。
が物語としては、比較できないほどこちらが面白いですね。(あっちも好きなんだけど甘いから)マットの演技も徹底的にはまっているのが感じられます。

アランとマットは随分違いますが、ディッキー役のモーリス・ロネとジュード・ロウは印象的に同じイメージです。ジュード・ロウの方がよりハンサムで甘い感じでこちらもお坊ちゃまらしくて素敵でした。
グゥイネス・パルトロウ。最初観た時なんか彼女が素敵で見惚れていました。ほっそりした上品な美女で優しく微笑む所と愛するディッキーを殺したのはトムだと気づいて恐怖に慄く場面、怒りをあらわにするところなど実に魅力的な人ですね。彼女の立場に立ってしまうとトムが邪魔でイライラするんですがね。

フレディ、彼もトムを何気に怪しいと感づいていた人物です。単に意地悪なだけかも知れませんが。彼の存在でトムの狂気が早まったのではないでしょうか。重要人物です。

ピーター。もしかしたらトムの闇を消してくれるのでは、と期待を抱かせた人なのですが。

マット・デイモンが持つホモ・セクシュアリティな部分と影の部分がとても上手く表現されていて最初から最後まで観客を不安とスリルで肝を冷やさせる質の高い映画ですね。
結局トムは誰も愛してはいないというのが悲しいことなのでしょうね。

そして気になるジェイとの相似点なのですが(笑)髪をきちっと分けて眼鏡をしてる時はそう似てませんが髪を下ろすとまた私の病気が。
単に前髪の感じが似てるだけか?
いやいいんです。私が勝手に喜んでるだけなんで。


監督: アンソニー・ミンゲラ
出演: マット・デイモン /グウィネス・パルトロウ /ジュード・ロウ /ケイト・ブランシェット /フィリップ・シーモア・ホフマン /ジャック・ダベンポート
1999年・アメリカ

posted by フェイユイ at 00:01| Comment(4) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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