2006年08月26日

「力道山」ソン・ヘソン

力道山.jpg

何と言っても圧倒されるのは韓国映画でここまで当時の日本を再現できたということなんだろう。
「その当時」と言うのを自分が生で体験したわけではないがまったく違和感を感じず観る事ができたということが凄い。
しかもソル・ギョングは30キロ以上の増量をして力道山の半生の変化を演じ分けながら全編日本語を話すのだからその努力と技術には驚くしかない。

ところでこの映画のキャッチフレーズは「日本人が一番力道山のことを知らない」ということだが確かに力道山の名前と顔は知っていてもどんな人なのかは全く最近までしらなかったのだ。
しかも私が知ってる写真は美空ひばりと仲良く笑いながら写っているとても可愛らしい笑顔の力道山だったりしてソル・ギョングが演じたような苦しみを持つ人だとは夢にも思わなかった。戦後の日本人に夢と希望を与えた最強のアイドルというイメージであった。

力道山が最初は相撲をしていたことは知っていた。だが朝鮮人であるためにこのようにいじめられ昇格もできなかったと言うようなことは知らなかった。映画での演出かとも思ったが、実際時がたった現在の相撲界でもモンゴル力士の報道など思い出すと当時の日本ならこれが嘘ということはないなと思ってしまう。結局力道山は相撲界に見切りをつけプロレスの道を歩み出すのも当然なのだろう(一体なぜ相撲からプロレスに?と思ったことはあったが、こういうことだったのだ)
ところで映画中にプロレスシーンが繰り広げられるのだが、これも当時の人間でないとわからない事ではあるが、想像するに随分派手な立ち回りをしているようだ。なんというか、自分が最もプロレスを見ていた頃の技が次々と繰り出される。(スタン・ハンセンのような)ラリアートやらブレーン・バスターなどはまだこの時代ないと思われるのでしてこれは時代考証うんぬんというよりまあ画面を華やかにするためのサービスと思おう。場外乱闘などはどうだったのであろうか。
無論、力道山の必殺技空手チョップは炸裂する。これでデカイアメリカ人をばったばったとなぎ倒すのを戦後日本人はこの映画で描かれているように涙を流して喜んだのだなあと感慨深げに観る。その英雄が散々差別した朝鮮人なのだというのはその当時の人々はどのくらい知っていたのか、いないのかそれも知らない。

くもりなき英雄と思っていた力道山が実際は酷く短気な面もあって様々な問題を起こしていたと言うのも驚きだった。それは映画で知るようにこのような差別の中では当たり前のような気もするが写真でみたあの笑顔の主がこのような苦悩を持っていたとは思わなかった。

だがそんな力道山も心の通う日本人はいたというのが救いである。特に力道山が会長と呼んで信頼している菅野武雄との交流は次第に鬼気迫るものへと変貌していく。菅野を演じた藤竜也と言う人を今まであまりいいと思ったことがなかったがこの役はよかったのではないだろうか。

監督のソン・ヘソンは「ラブレター〜パイランより〜」も作った方ですね。こちらは原作が日本のもの、ということで日本に興味が深い方なのだろうか。なんとなく男と女の関係が通じる所があるような気もする。

また、日本が舞台となり朝鮮人のヒーローということで思い出すのが「風のファイター」の大山倍達である。無理に比較する事はないのだが、あえて少し比べてみる。
これは勿論映画の中でのことである。
記憶の中でだが、日本語は倍達のヤン・ドングンが上手かったような。映画の出来具合は思い出してみてもどちらも大変よくできているようで甲乙つけ難いが好み的には「風のファイター」の方が好きである。やはり映画の倍達は魅力的であった。
以上は好みである。とはいえ力道山の苦悩する姿は壮絶だった。

ということを「力道山」で言うのはなんなんだがこちらが後だったんでしょうがない。

ここでも(というのはこの前「クロマティ高校」を観たから言っているのだが)橋本真也が東浪という力道山に続く相撲界からのプロレスラーという役で登場していた。

監督:ソン・ヘソン 出演:ソル・ギョング、藤竜也、中谷美紀、萩原聖人、橋本真也、山本太郎
2004年韓国
ラベル:格闘技 歴史
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2006年08月01日

ソン・ガンホ、テレビで見たけど

今朝の「めざましTV」でソン・ガンホの姿を見てうれしくなってしまった。映画だとふざけたりしてるのが多いのでそんなイメージだけど普通の時はなんだか素敵だなあ。
勿論「グエムル」の宣伝での来日ですね。うーん、韓国では物凄いことになっているようだし、日本でも大当たり!するのだろうか?
ラベル:怪物
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2006年07月28日

「王の男」に血迷う

あれから見返してはいないのだが「王の男」思い出すたびに何とも言えず好きだという気持ちに襲われる。
なんだろう。とても小さな話なのだ。何か物凄いことをしたわけでもない。王の男といっても政治を動かすような事をしでかしたわけでもないのだ。

ゲイの物語、というものがあってそれを好む種族がいる。私もしっかりその中に入っているのだが、結構組み合わせの好き嫌いが激しかったりする(多分その種族はそれぞれ好みの組み合わせと言うのがあるのだろう)

「王の男」は前にも書いたが設定的にはチェン・カイコーの「覇王別姫」を彷彿とさせる。
だけどふたりの関係は「覇王別姫」のようではない(細かく言えば幼少期には非常に似ている)
「覇王別姫」は大好きな作品でレスリーの美しさは比類ないものと思っているが恋する相手の男が幼年期はとても好意を持っていたのに長じてからは女に行ってしまったのでとても悲しかったものだ。
また(あえて比較するのは気がひけるが有名なので)「ブロークバックマウンテン」ではその素晴らしい物語は別にして互いが妻子を持っていてその人たちを不幸にしてしまわざるを得ないので(それはまた物語性があるとはいえ)私としては少し悲しいものを感じてしまう。

私は設定が地味であるほど好きなようでその意味でも今までは「ブエノスアイレス」の二人がとても好きだった。
「王の男」での二人もあてもなくさまよい明日をもしれない、というのは似ている。でもあの不安定な関係の二人ではなくて「王の男」での二人は映像的には何もしていないのだが(って変ないいかただけど)一度も裏切る事がないほど互いを思い愛し合っている。それが心をたまらないほどかきむしるのだよね。

幼い時から一緒と言う事もあって二人の関係は兄弟のようでも友達のようでも恋人のようでもある。また仕事の上でも最高の相棒となっている。
私はどうしてもチャンセンのコンギルへの愛情が切なくて好きで好きでどうしようもない。

また繰り返し見てしまうだろうと思う。
コンギルが王に哀れを感じてもチャンセンを思うようには全く思わないのがまたよい。とにかく王様はかわいそうな存在なのだな。


ラベル:同性愛 旅芸人
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2006年07月25日

「王の男」コンギルとチャンセンそして王

王の男u.jpg王の男x.jpg王の男w.jpg


「王の男」

今日はまた思い切りネタバレなので注意しといてください。

昨日の興奮も覚めやらぬまま、という感じなのだがちょっとだけ落ち着いて考えてみたらよくこの作品が大鐘賞を取りまくったものだなあ、と改めて感心。
莫大な制作費をかけて作り上げたものも多くあるだろうに(最近あまり知らなくてすみません)この「王の男」ははっきり言って小粒で地味めであるし、そのテーマからしても観客を限ってしまいそうだ。低い制作費で作られたという事実が映像にも表れていて手作りっぽい印象がある。
そういう映画が大鐘賞総なめ(に近く)韓国での観客動員数1200万人という驚くべき成績を上げたのは何故なのだろう。

正直、私には答えが出せないでいる。

やはりコンギルを演じたイ・ジュンギは綺麗さが原因の一つであることは確かだろう。
写真だけ見た時は「動いたらどうか判らんからなー」という危惧もあったが実際の動く映像での彼の方が本当に可愛らしくて魅力的なのだ。
無論韓国男性らしく、その美しい皮膚を持つ繊細で女性的な顔立ちと逆に背は高くて逞しい体つきをしているのがわかる。私は逞しい綺麗さが好きなのでもう完璧なのである。おまけににこっと笑う笑顔をみたらホント男でも思わず「かわいい!」と思ってしまいそうである。

もう一つは純愛。韓国映画としては定番と言っていいテーマだが、反面、韓国映画ではタブー(?)というべき同性愛の純愛がモチーフになっているところが却って人々の興味をひきつけたのであろうか?
許されざる関係であるだけにより悲しく切ない愛情を感じるのだ。この物語のなかで主人公二人がずっと互いを思いやっているのが感動的だった。
その悲しさを際立たせるのが二人の置かれた身分制度。貴族である両班や良民(自由民)の下に置かれる賤民である彼らは人間として扱われる存在ではないのだ。劇中では王のために彼ら芸人を獲物にして狩をする場面がある。一応矢じりを潰しているとはいえ、人間相手にできることではないだろう。狩られる彼らの方は取り立てて文句を言うわけでもなくひたすら逃げる事に必死になっている。
勿論コンギルが王のお召しを断れるわけがない。コンギルを愛しながらもチャンセンが強く反対できないのは彼のことを思えばこそだし、コンギルもチャンセンのことを思って王の元へ行くのだ。

そして燕山君の時代背景も興味深い。15世紀末から16世紀初頭ということであの有名な「チャングム」とも時代が重なっているのでドラマを見ていたらかなり馴染み深い感じがするだろう。
燕山君は暴君として名をはせているようだが、母親を毒殺されたという悲しい幼少の記憶がありそれを語る王には同情を禁じえない。「母上に会わせて」という願いすら聞き届けられなかった王の寂しい心。
涙を抑えきれなかった場面の一つは王の悲しみの場面だった。

つまりは最高の位に就く王と最低の存在である主人公たちが両方とも自由ではない世界の中で生きているということなのだ。
この後、王は臣下たちの反乱によって死を迎える。結局王を心から愛した人はいなかったのではないか。その毒殺された母親を除いては。

相反する何も持たない主人公たちはそのお互いしか愛する人はいないのだ。他には何もない。

コンギルに惹かれ寵愛する燕山君どこかで見た!と思ったら「アウトライブ」で大好きになったたナムグン家の息子・ジュングァン(チョン・ジニョン)ではないか!あの時も「お気に入りの美女の絵」にそっくりの主人公(男!)を「美しい。俺の理想の女に似ている」と言って友達関係を結ぶといういい趣味をしてたっけ。怪しい(笑)素敵だ(笑)
ラベル:同性愛 旅芸人
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第43回大鐘賞映画祭授賞式での「王の男」を顧みる

「王の男」に痺れぼうっとなりながら改めて第43回大鐘賞映画祭授賞式のようすなど見てみる。

15部門候補、10部門受賞という怖ろしい数である。
これでもイ・ジュンギの人気の程が伺える(後ろのイ・ヨンエは綺麗だなー)

私は何と言ってもカム・ウソンのチャンセンに惚れてしまったのであるがカム・ウソンって普段はこうなのだ。うはー、映画のワイルドさと違ってインテリジェンスな男前だ(ってメガネに騙されてる単純な私?)

全員集合写真で見えているのは助演男優賞のユ・ヘジン

しかしイ・ジュンギはやっぱきれいだなということで。
ラベル:同性愛 旅芸人
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「王の男」

王の男y.jpg王の男z.jpg

観終わったばかりで目が痛いです。まさかこんなに泣いてしまうとは思いもしませんでした。

散々韓国での凄い興行記録を聞き、大鐘賞映画祭では10部門受賞 などということで期待も高かったのですが、こんなに切ない物語だったとは。韓国映画が涙を絞るのに長けていると判りつつも涙なしには見れませんでした。

時は朝鮮王朝、暴君で名高い燕山君の時代(1500年頃)。旅芸人というのはそれだけで卑しい身分なのだろう。特別詳しい説明はないのだが、少しずつ語られる言葉で主人公芸人チャンセンと女と見まがう美貌のコンギルは幼い時から互いを頼りにし芸を磨いて生きてきた。
事件を起こして二人は田舎から王のいる都会へと逃げ延びる。そこでチャンセンとコンギルは知り合った芸人と手を組んで命知らずにも王を嘲笑する芸を披露し捕らえられてしまった。

王というのはかくも力のない存在なのか。いや王とはいえやはり人の心を捉えるのは難しい事なのだろう。
居並ぶ貴族達の中で王の力はあまりにも頼りなく虚勢を張らずにはいられないことなのか。
王が自ら行った影絵で愛する母に会えない悲しみを訴えた時、思わず涙がこぼれた。狂気と言ってもいいような気まぐれな王なのだが結局この王には何もすがるものがないのだ。

同性愛的要素がある、ということでも話題になっている映画だが、他のもろもろの映画のように露骨にそういう場面があるわけではない。言葉すらない。
それでもチャンセンのコンギルへの愛はその何も語らない演技からにじみ出てくるようなものでそれが却って切なく心を打った。
幼い時から寄り添い生きてきた二人にもすがるものはなかった。卑しい身分である二人には互いの存在しかなかったのだ。
二人は身分は卑しいが抱きあうことのできる互いがいる。王は何も持たないのだ。

チャンセンのコンギルへの想いがいつまでも熱く悲しく感じられるのとコンギルもまたチャンセンを想う気持ちも強いのがなんとも言えず泣いてしまいましたね。

幼い時からの互いに芸を鍛えあったというのと男らしい風貌と女性的な存在、そして映画の中で京劇をやるというので「覇王別姫」と重なる事もあるかもしれませんね。
ただ「覇王別姫」では蝶衣からの一方的な思いだったので私的には寂しかったのですがここでは二人が愛しあっていると言う事がまた涙涙でした。

またもう少し書くと思います。

監督:イ・ジュニク 出演:カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン
2005年韓国
ラベル:同性愛 旅芸人
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2006年07月13日

グエムルチーム、日本へ!

漢江.jpg

「グエムル」チームが7月31日から8月3日まで日本でプロモーションを行うようですね!
前評判が物凄く高くて日本でも東宝系列配給250館での公開と華々しいです!
9月2日からの公開と言うのがうーん、夏休みを終えてからなんですね。もう少し待たねばなりませんがこれは楽しみですね!!

私はさらにもう少し待ちますが(^_^;)
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2006年05月25日

「グエムル」=怪物?!ポン・ジュノ

グエムル.jpg

ポン・ジュノ監督の映画『グエムル』が韓国映画史上最高の価格で輸出されることが予想される。

金額だけが全てではありませんが、やはり凄いですね!!やはりカンヌ映画祭の権威の影響あり?!
この前まで「怪物」となっていたタイトル「グエムル」に変わったのでしょうか?ナンだか気になる響きでこれもいいですね。

「王の男」と「タイム」そしてこの「グエムル」いずれも観たい映画!です。
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2006年04月06日

『オールドボーイ』『うつせみ』、米読者が選ぶ「2005ベストフィルム50」に選定

ベストフィルム オールドボーイ3-iron.jpg

『オールドボーイ』『うつせみ』、米読者が選ぶ「2005ベストフィルム50」に選定

米ニューヨーク・リンカーンセンターが発刊する映画情報誌フィルムコメントによる「2005年ベストフィルム50」で『オールドボーイ』は32位、『うつせみ』は45位ですと!うれしいですね!!
なお1位はデビット・クローネンバーグ監督の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』2位がなんと!ウォン・カーウァイ監督の『2046』です。
かなり粋な雑誌のようですね。
4位はアン・リー監督の『ブロークバック・マウンテン』です。アジア勢がんばっております。日本の作品は・・・どうだったのでしょうかねえ?
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2006年03月03日

「王の男」が「ブラザーフッド」抜く!そしてキム・ギドク監督「うつせみ」ついに今週末、日本公開!

『王の男』が『ブラザーフッド』超え達成へ
記事内容は物凄い数字の羅列でワケわかんないけど、(とにかく凄い成績であるらしい)イ・ジュンギの綺麗な顔を見せたかっただけです。(笑)
いやー、楽しみですね。

そしていよいよキム・ギドク監督の「うつせみ(空き家)」が日本でも今週末から公開されるのですね!!なんかどきどきするー。是非皆さんに観て欲しい映画です。
ジェヒとイ・スンヨンの素晴らしい世界を堪能してください。

「力道山」も公開されるということです。
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2006年02月22日

「アウトライブ(飛天舞)」チョン・ジニョン

アウトライブ.jpg

何でかわかんないけど、急に思い出して書いてます。ので、ちょいと勘違いあるかも。

だいぶ前に観ました。はっきり言うとそれほどのめりこみはしなかったんですが、凄く心に残る部分もあって。
と言うのはこれは一人の美しい女性を巡って2人の男が対立している話なのですが、この2人の男はなぜか知らない間に友情を持ってしまうんですね。

ジナ(シン・ヒョンジュン)とソルリ(キム・ヒソン)は子供の頃から互いに思いを寄せているのですが、ソルリはナムグン・ジュングァン(チョン・ジニョン)と強制的に結婚させられてしまう。勿論ソルリの心はジナにあるわけでナムグンはソルリを愛しているのですがどうしても報われない。
そういう関係なのですが、ジナとナムグンは同じ女性を愛してると知らず親友になってしまう。しかもナムグンはずっと心のアイドルとしている美女の絵を持っていてその絵が(ソルリではなくて)ジナにそっくりなのだ。
実は確かその絵のモデルがジナのお母さんだったとかじゃないかと思うんだが、ナムグンはジナを見て「理想の女性にそっくりだ」と思って好きになってしまうんですよ。
これはちょっと萌えましたね、私。同性愛的と言われている「清風明月」よりこっちがツボでしたの。
ただし!敵役であるナムグンの顔は結構好みで素敵だったのに、肝腎の主人公ジナがダメでして。残念でした。これで好みの男性だったら、この「アウトライブ」大絶賛だったのに!
ヒロイン・ソルリは美女だったんですけどねー。
理想の美女にそっくりの男がこの人って・・・ナムグンの美意識が謎。

というわけでもう少しで萌え萌えになるはずだったのに惜しいことでした。残念〜。

監督・脚本:キム・ヨンジュン 出演:シン・ヒョンジュン、キム・ヒソン、チョン・ジニョン、チャン・ドンジク 2000年製作
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2006年02月13日

「親切なクムジャさん」英ガーディアン紙が

クムジャ.jpg

どーりで最近英語圏からの閲覧が多いと思ったんだよね(笑)

「親切なクムジャさん」=「オリエント急行殺人事件」説。

もしよかったら私の「親切なクムジャさん」記事も読んで下され。押し売りみたいで申し訳ないが。

極東の一ブログでも「似てるよー」と叫んでみたんだけどね。ガーディアン紙が相手じゃな。
ちょっと張り合ってみました(笑)

何だか今日は紹介記事ばかりですがー。
posted by フェイユイ at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「王の男」続報と以前の記事

つか、あんまり綺麗なんで(笑)→ここ気になる気になるー(こればっか)

イ・ジュンギの横顔

以前の記事も引っ張ってきました(笑)綺麗〜かわい〜

これも可愛いです

美人

なんか気合抜けてます?お疲れ?監督にっこり

どんどんさかのぼると

これとかね

カム・ウソン

最初あたりはまあこんな記事

でも凄いかも

小規模映画がんばれ

カム・ウソン インタビュー

「王の男」の主人公たち

「王の男」エピソード

結構ありましたね。まだあるのかも知んないけど(笑)段々ゴージャスになって行ってますね〜。
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2006年02月11日

王の男

イ・ジュンギ.jpg

うーん、気になる映画ですね。

「王の男」

観てみたいものです。

気になる美貌の青年イ・ジュンギの昔の記事

ちょい前はかわいいですねー。女の子みたいです。

そしてこちらも

こういう記事も
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2006年02月02日

「親切なクムジャさん」パク・チャヌク

クムジャ.jpg

中身を全て話すのはいつもの事ですが、他の物語の話までしているので「これは読んだらやばい」という感じになったら目を泳がせてください。

とても面白く引き込まれて観てしまいました。映画の中でも「凄い美人」という設定ででてくるイ・ヨンエの美しい横顔には見とれてしまいます。正面から見たらふくよかな顔なのに横から見ると鋭角的な不思議な美貌ですね。

ところで特に韓国映画を観ていると色々な物を連想させられてしまう事が多いのですが、これは「パクリ」とか言う悪口ではなくいつもどの映画も物凄く念入りに力を入れて作られているなあ、という感動です。面白くするためにはあらゆる智恵と技術を総動員させていると感じさせてくれます。従って映画は大変複雑な印象を与えます。観るものがどれくらいそれを受け止め切れるかは人それぞれでしょうが。

まあ、いつものように些細な事を列挙していくのですが。
イ・ヨンエ演じるクムジャさんのマスク顔を見た時、すぐ思い出したのがあの大韓航空機爆破事件の金賢姫だったりするのですが。
マスクをつけた顔というのは別に珍しいわけではないものの恐ろしい事件を起こした女性が大変な美人だったという事で記憶に残っていました。
そしてクムジャさんの復讐劇。これはもうすぐにアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を思い出させます。復讐の原因が幼児の誘拐殺害である、ということも含めて。この「オリエント急行殺人事件」はあの有名なリンドバーグ大佐の愛児誘拐殺人事件がモデルになっているわけですが。原作でも映画でも観ましたが、あちらは12人からぐっさりぐさりやられてましたね。
これも嫌になったわけじゃなく大好きなクリスティが使われてたのでちょいとうれしくなっただけです。そうそうオリジナルな話を作るのは大変ですから、面白く作ってくださればよいかなと。

そして楽しいのが。出演者陣。悪党役のチェ・ミンシクを始め、ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ユ・ジテ、と美味しい役者さんが盛りだくさん。これはうれしい。

映像が美しく、ブラックユーモアたっぷりで大変楽しめた映画でした。さらに今、日本でも頻繁に起きている幼児虐待(誘拐殺人)がモチーフですから余計にリアルに感じられるのではないでしょうか。ちょうど今ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読み返していたんですが、カラマーゾフ家の次男・イワンが僧侶である弟・アリョーシャに「世の中にはいたいけな幼児を死に至らしめるほど虐待する親や大人がいる。お前はこれをどうする?」「銃殺です!」と言うシーンがあります。慈悲深い僧侶であるアリョーシャは叫んだ後、はっとするのですが、イワンはにやりと笑って「そのとおりだ」と答えます。心の救済ができるかどうかは別として、幼児を虐待するような輩をこのような目にあわせてやりたいとは思いますね。

映画はまだまだ語り足りないほど工夫に満ちてます。もう少し書くかもしれません。

監督:パク・チャヌク 出演イ・ヨンエ、チェ・ミンシク、ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ユ・ジテ、オ・ダルス、キム・シフ 2005年製作
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2006年01月06日

「MUSAー武士ー」 チョン・ウソン

MUSA.jpgmusa2.jpg

かっこいい映画です。
韓国映画を観始めて、私が2番目に好きになった映画です(順番の話です)その後の順番はもうわかんないですが。1番目が「ユリョン」で2番目が「武士」チョン・ウソンが絡んでるわけですが、この「武士」で一番かっこいいのは勿論アン・ソンギ。もうかっこいいを絵に描いた如くです。渋い。

とにかく戦闘と殺戮の場面が続く映画なのですが、それが抜群にキレていて見ごたえがある。
特に、チェ将軍(チュ・ジンモ)始め多くの男は刀を持っているのですが、チョン・ウソンの槍、そしてアン・ソンギの弓矢という武器が心臓掴んじゃいます。

チョン・ウソンは正統派の2枚目なのですが、体が大きいので槍を振り回すのに余裕があって魅せてくれます。チョン・ウソンを私が始めてみたのは「ユリョン」じゃなくてレスリー・チャンの「上海グランド」の抗日運動家の役ででした。そのあまりの美貌の為、ほんの端役なのに忘れられず覚えていました。「レスリーとアンディよりハンサムなのが脇役に」(ごめん、レスリー)
そのチョン・ウソンがここではご主人様に忠実に仕える奴隷ヨソルを演じています。これがまたよく似合う。美形であるほど汚い格好をしていると引き立つものです。そして武侠映画にかかせないほつれ髪。令狐冲のほつれ髪と争うようなステキな乱れ方であります。風呂にも入らず他の者はくっついてるのに一人だけさらさらしてます。服の破れ具合、汚れ具合も最高です。
ご主人様に忠実な奴隷と言う設定もなんだか萌えなんですが。
そして困ってしまうのが、敵の蒙古軍のランブルファ将軍(ユー・ロングァン)がヨソルを好きになってしまうこと。うーむ。確かに蒙古の将軍なんて勇者が好きそうだけど、お姫様そっちのけでヨソルを手に入れたがっているとしか思えないしな。ヨソルをゲルの中に捕らえた時、ヨソルが上半身はだけてるんで言い寄ってんのかと思いましたよな。しかし将軍だけ蒙古人らしい丸顔じゃなくて彫が深いんで時々勘違いしてしまう。後ろの人のような丸い顔の方のほうが蒙古人らしくてよかったんですけど(いいですけど)ハンサムだなあとは思うんですけどね。ヨソルを襲ってる時はハンサムなのでうれしかったですけど。

そしてアン・ソンギ。惚れる。ついて行きたい。かっこばかりでリーダーシップにかけるチェ将軍の影の指導者。 
隊正の武器は弓矢。そして百発百中かと言うような腕前である。これが決まっている。闇の中で矢を放つ時、火を飛ばせて弓を引く。遠く走って行くものにも命中する。が、暖かい心を持っていて奴隷のヨソルにも親切にする。いざと言う時頼りになるこれ以上ない男なのだ。こういう役者こういうキャラクターがいると映画が俄然重みを増す。

若きチェ将軍(チュ・ジンモ)将軍とは名ばかりで実際は隊正に人気をさらわれている。途中でさすがに若造の将軍も皆がついていってるのは隊正のチン・リプだと気づき荒れたりするがそれが却って惨め倍増。
明の姫君・プヨン姫(チャン・ツィイー)にも想いを寄せているのが見え見えだが、うまく口に出せず、姫が奴隷のヨソルに好意を抱いてるのを見てまた嫉妬。なかなか複雑な若造の心である。が、最後は戦って死ぬのが夢だったと男なところを見せる。でもヨソルとチェ将軍が共に死んだ時、姫が抱きしめたのはヨソルだった。将軍にはアン・ソンギが来たよ。残念でした。

プヨン姫(チャン・ツィイー)名前が可愛い。気の強い姫様の役をチャン・ツィイーが魅力的に演じてました。童顔なのでまるでアニメみたいだもの。惜しむらくは最後まで可愛いお姫様でしかなかったわけですが、男の映画だからこういう運命ですな。でもキュートでした。

そして忘れられないのが、ビエ将、かっこいいのだ。将軍に従いつつも反論もする。最後にヨソルに「すまない」とあやまるのがよかった。
目が印象的なこわもてです。

他にも最初は弱虫で帰ることばかりを願っていたダンセン(ハン・ヨンモク )が故郷に残した妻子を思い出させる妊婦の出産に必要な産湯を沸かす為、敵の陣地の井戸水を奪い、命がけで戦うところなどもよかった。

ところで、敵の目を欺く為、偽の姫を乗せた馬車をヨソルが走らせるところを見て「これは“マッドマックス2”だわ」と思いました。この疾走感、争い具合がマッドマックスを思い起こさせます。めちゃ好きなのですよ。私はマッドマックス迷なのです。してみるとヨソルを好きになるのも当たり前。後、砦の中で敵を迎え撃つ感じ、砦の前に捕虜が捕まってるとこなんかも似てますね。ヨソルの汚れ具合もマックス似。しゃべらないとこもね。

そういう色んな理由でこの映画が好きなのですが、キム・ソンス監督の他の作品は、と言うと「英語完全征服」なのですね。何だか、関係ないみたいですが、主役のチョン・ウソンとチャン・ヒョクは同じ顔だ。こういう顔が好きなんですね。2枚目好きなのだなあ。

追記:こういうのを観るといつも私は残酷さが云々をいうのですが、この映画に関しては私の恐怖心には触れなかったのです。韓国映画の武侠もの「清風明月」ではかなり参ったのですが、「武士」はよかったですね。結局は作品が好きかどうかだけということなのでしょう。静かな「清風明月」よりマッドマックスな「武士」の方が私には合っていた、ということでしょうか。女性の描き方もこちらの方が好きでした(てか、チャン・ツイィーだから)。

製作:チャ・スンジェ 監督:キム・ソンス 音楽:鷺巣詩郎 撮影:キム・ヒョング 編集:キム・ヒョン 美術:フォ・ティンシャオ 照明:イ・ガンサン

出演 ヨソル:チョン・ウソン チェ・ジョン将軍:チュ・ジンモ チン・リプ:アン・ソンギ プヨン姫:チャン・ツィイー ランブルファ将軍:ユー・ロングァン カナム:パク・チョンハク パク・チュミョン:パク・ヨンウ 僧チサン:イ・ドゥイル トチュン:ユ・ヘジン ハイル:チョン・スクヨン ダンセン:ハン・ヨンモク  2001年製作
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2006年01月02日

三人三色「インフルエンザ・夜迷宮・鏡心」

三人三色4.jpg

韓・中・日の三人の監督による3つのデジタルショートフィルムということなのでカテゴリに迷いましたが、一応、韓国のポン・ジュノ監督作品が目的だったので韓国に入れてみました(複数入れられるといいのですけどねー)

イントロで流れるアニメーション。ちょっと中に入るのをためらわれる気色悪さです。嫌ですねー(褒めてます)

三人三色2.jpg

『インフルエンザ』監督:ポン・ジュノ 出演:ユン・チェムン、コ・スヒ
「殺人の追憶」「ほえる犬は噛まない」でそのおもしろさに唸らされたポン・ジュノ監督。ここでも韓国映画お得意の暴力による恐怖がひたひたと迫ってきます。が、ポン・ジュノ監督は節度ある(?)暴力描写をする方なので過剰に怖気づかなくてよいので助かります。と言ってもその暴力が決して生ぬるいわけではなく、静かな描写なだけによりその恐怖は現実的に感じられることでしょう。

ソウル市内の監視カメラが撮った映像という演出です。これはちょっと騙されてしまいそうですね。一人の男の堕落ぶりを監視カメラが捉えていくという面白さ。
そういえばなぜか最近日本のニュースで韓国の犯罪・事故のニュースが多いけど、何故でしょうか?監視カメラに映し出されたものというのも多いですよね。エレベーターの中で犯人と二人きりになった若い女性がぼこぼこにされると言うのも見たけど。怖かった。おばさんが銀行強盗をぼこぼこにする、というのも見たけど。

男はいくつかの場面を見られているわけだけど、特に最後のは凄い。ガラス張りの狭いATMコーナーで衆目のなかで行われる犯罪。気づいた通行人が騒いだり、けんかになったりしている様が映し出される。何の感動もなく行われる殺人・強盗。男に文句を言ってる共犯者の女。ガラスには可愛いマークが貼られ、犯人は黙々と何か食べている。監視カメラは何の思い入れもないのでアップになったりスローになったりもしないわけで、淡々と事実を捉えるだけなのだ。それがこの映画の味でした。うまい。

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『夜迷宮』監督:ユー・リクウァイ(余力爲) 出演:ナ・レン、チョウ・チスン
近未来都市プラスティックシティ。大寒波のために地上での生活が不可能になり、人々は無人の地表から50層ほど下にある宿泊所で生活している。
ビールの空き缶を集めて潰してはつなげてペットのように引きずっている“キリン”という男が主人公だ。
幻想的な作品でぼーとした夢をみているようだ。映像もピントが合ってなくて照明も薄暗い。こういう雰囲気、結構好きである。映画のストーリー、と言うことではなくてこの穴の中のぼんやりとこもった空間がよい。

監督のユー・リクウァイ(余力爲)は賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の「世界」などの撮影を手がけ、監督作品としては「天上の恋歌」があります。

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『鏡心』監督:石井聰亙 出演:市川実日子、猪俣ユキ、KEE、町田康
手がけた仕事がうまくいかず旅立った女が出会った世界とは。
これもまた以前見た夢に似ている話だ。今は仕事に疲れ死んだように眠るので全然夢を見ないのだが、学生時分はよくこういう南の島に行く夢を見たりした。やはり楽園と言うイメージなのだろうか。なぜかジョディ・フォスターの「コンタクト」を連想した。これも女性だ。
本当に南の島に行ってみたいものである(そういう感想でいいのか)

製作2004年 全州(チョンジュ)国際映画祭にて上映
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2005年11月03日

ソン・ガンホの新聞記事

11月3日付けの読売新聞に「ソン・ガンホさん免停へ」と言う記事が載っていた。何?と思ったら、飲酒運転で100日の免許停止となるそうだ。10月30日、屋台で知人と酒を飲んだ後自宅に帰る途中で検問に引っかかってしまったらしい。また、人気アイドルグループ「神話」のチョン・ジンさんやホ・ジュンホさん(ホ・ジュノのことらしい)も飲酒運転により免停ということです。

一挙にあげられたのは何やら行政の動きでもあったのでしょうかね。こんなことまで日本の新聞に載るとは韓流ブームもたいしたもんだと思ったり。

しかし勿論飲酒運転はとんでもない事ですが、警察に捕まって神妙な顔をして見せているソン・ガンホの姿を思うとついうっかり笑えてきてしまうのはいけない事でしょうか。
posted by フェイユイ at 22:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

崔洋一監督の韓国映画+wowowドラマ

崔洋一監督が演出する韓国映画、ということもあり非常に興味深いです。日本の漫画が原作と言うのは結構聞くけど、これは韓国の漫画、なのでしょうね。タイトルは仮題となってますが「ダブルキャスティング」どういう話なのかが全く書かれてないのですが、是非観たいものです。

そしてWOWOWでは、11月13日(日)夜8時から、土屋アンナ主演で監督・崔洋一のノンストップアクションドラマと言うのがあるそうな。タイトルは「アルバイト探偵/100万人の標的」椎名桔平共演です。これもおもしろそうです。土屋アンナファン必見!

wowowの「アルバイト探偵」サイト見ようとしたらまだ「準備中」だった(笑)しばし待とう。

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posted by フェイユイ at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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